Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ エボニー・アイズ / ボブ・ウェルチ:1977年作

2023年05月04日 20時06分21秒 | 1970年代の洋楽

【 Album Data 】
リリース:1977年9月16日
チャート:Billboard 12位
“エレガント”に、そしてより“エレガント”に・・・
こんなキャッチフレーズの元、ヒットしたのが、ベレー帽を被った伊達男の曲でした!

今日ご紹介するのは、1977年にアルバム『噂』の歴史的大ヒットで、世界的に大ブレイクするフリートウッド・マックの、元メンバーだったボブ・ウェルチです。

以前にもお話ししましたが、フリートウッド・マックというバンドは、元々、ガチガチのブリティッシュ・ブルースのバンドで、その後、ポップ系のサウンドに大転換したことが、その後の大ブレイクに結び付いて行くことになります。

このようなバンドのサウンドが方向転換する中、ブルース指向の強いピーター・グリーンが脱退、その後、加入したのが、このボブ・ウェルチでした。
彼の加入で、フリートウッド・マックは、益々、アダルト・コンテンポラリー色が強まっていき、その後に起きる、“大ブレイク”するサウンド形態に近づいて行きます・・・

彼の在籍中、既にフリートウッド・マックは、秀作と云ってよいアルバムを何枚もリリースしており、全米ツアーも行うなど、アメリカへの足がかりも付けておりました。

しかし、ウェルチは・・・
このように、これからという時期に脱退!

フロントマンの突然の脱退に困ったミック・フリートウッドジョン・マクヴィーの二人でしたが、男女デュオのリンジー・バッキンガムスティーヴィー・ニックスの作品を耳にしたことが、このバンドの成功への扉を開くことに・・・

この男女二人の加入は、"1+1=2"ではなく、それ以上に作用したんでしょうね!

それだけに、脱退直後の1975年の『Fleetwood Mac』の大ヒット、1977年の『噂 Rumours』の歴史的メガヒットは、ボブ・ウェルチにとって、随分、悔しかったでしょうね!

このボブ・ウェルチという人、この「Evony Eyes」がヒットした時は、元フリートウッド・マックのメンバーという紹介をされておりました。


【 Single Data 】
リリース:1978年1月
チャート:Billboard 14位

さて、今日ご紹介する「Evony Eyes」は、1977年にリリースされた、ボブ・ウェルチのソロ第一弾アルバム『French Kiss』に収録されている曲、アルバムは200万枚を超えるミリオンセラーを記録しました。
この曲を初めて聴いたとき、成る程、彼がフリートウッド・マックに加入していたということに「違和感がないなあ」と思ったりもしました♪

しかし、バックに流れるストリングスは、当時の流行りのディスコチックなメローな響き・・・上手く“今風”にまとめ上げたという印象ですね!

それにしても、あらためて詞を読んでみると、「“エレガントに、そしてエロチックに・・・”というキャッチフレーズの方がいいのでは?」とつい思ってしまうのは僕だけ?(*^^*)

エボニー・アイズ / ボブ・ウェルチ
なあ、みんな、角にいるあの女見たことあるだろ?
僕はあの娘の鎖を解いてやりたいんだ
ベイビー、君とヤラシイことが出来たら
今日にでも君の人生を変えてやれるんだけど・・・

君の目に、僕は夢心地
君の目は、僕を盲目にさせる
君の目に、つい思ってしまう
今夜、君を抱けたらなあって

君の目に、僕は夢心地
君の目は、僕を盲目にさせる
君の目に、つい思ってしまう
今夜、君を抱けたらなあって

あの娘は百人の女と同じだった
でも彼女の目を見た時に感じたんだ
あの娘は心密かに炎を燃やしている
もし近寄ったら火傷する

だからゆっくり動かなくてはいけなかった
ちょうど木々の合間を行きかう夜の猫みたいに
なぜって彼女が教えてくれるのを待っていたから
どう愛されたいのかを教えてくれるのを

君の目に、僕は夢心地
君の目は、僕を盲目にさせる
君の目に、つい思ってしまう
今夜、君を抱けたらなあって

君の目に、僕は夢心地
君の目は、僕を盲目にさせる
君の目に、つい思ってしまう
今夜、君を抱けたらなあって
漆黒の目
漆黒の目
漆黒の目
漆黒の目

君の目に、僕は夢心地
君の目は、僕を盲目にさせる
君の目に、つい思ってしまう
今夜、君を抱けたらなあって

♩  ♬  ♩ ♫  ♩  ♬  ♩ ♫  ♩  ♬  ♩ ♫  ♩  ♬  ♩ ♫  ♩  ♬  ♩

【 文化放送 オール・ジャパン・ポップ20 】1978年4月16日付
01.悲しき願い / サンタ・エスメラルダ
02.デイドリーム / パット・マッグリンとスコッティーズ
03.テイク・ア・チャンス / ABBA
04.夢の旅人 / ポール・マッカートニー&ウイングス

05.エボニー・アイズ / ボブ・ウエルチ
06.ステイン・アライヴ / ビージーズ
07.ふたりのパラダイス / ロゼッタ・ストーン
08..2・4・6・8モーターウェイ / トム・ロビンソン・バンド
09.スリップ・スライディン・アウェイ / ポール・サイモン
10.胸につのる想い / ロッド・スチュワート
11.未知との遭遇のテーマ / ジョン・ウィリアムス
12.狂気の叫び / キッス
13.ベイビー・カム・バック / プレイヤー
14.星空に愛を / カーペンターズ
15.ターン・トゥ・ストーン / エレクトリック・ライト・オーケストラ
16.愛はきらめきの中に / ビー・ジーズ
17.素顔のままで / ビリー・ジョエル
18.今夜は帰さない / チープ・トリック
19.太陽の中の恋 / ベイ・シティ・ローラーズ
20.ただ愛のために / アレッシー





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