【 Single Data 】
リリース:1976年8月13日
チャート:Billboard 16位
今日ご紹介する「恋のバン・シャガラン Wham Bam Shang-A-Lang」、邦題の付け方が笑っちゃうくらい適当ですね(^O^)
学生時代の音楽系サークルに入っていた頃の話ですが、アップテンポの洋楽は、英文をそのまま歌おうとしても難しい為、一旦、耳コピしてから、それをカタカナにして英語風に歌うといった、究極の方法を採ってました(#^.^#)
この邦題の付け方も、素人集団が採用した早口英語を歌うカタカナ手法をそのまま取り入れてるようで笑えてしまいます(^O^)
アルバムに中では異色の存在
アルバム全体を通して、“ウェストコーストの爽やかな風”というイメージがありますが、この曲に関しては、どちらかというと夜のクラブでエキゾチックな雰囲気の女性と“シャララ”って感じがします(^O^)
異国情緒満点でムードたっぷりのギターのイントロ、何となくこの曲だけが「音圧が高めなのでは?」とつい錯覚してしまう程のインパクトがありました。
それだけに、この曲がアルバムの中で浮いている様な気がしないでも・・・?
Shang-A-Lang
このフレーズを見て、何が何だか判らず、ネット検索してみると“Bay City Rollers”の曲の中に、このタイトル(邦題:「ベイ・シティ・ローラーズのテーマ」)の曲を発見。 Wikipedia によると、この曲のソングライターのビル・マーティンは、ショーン・キャシディのヒットで有名な「ダ・ドゥ・ロン・ロン」の様に擬音語的な歌詞を取り入れた曲を作ることを思いつきます。
そこで擬音語的なラインと自分の故郷グラスゴーの造船所から聞こえて来る金属を打ち鳴らす金属音の「Clang Clang」をミックスさせた曲を書こうと試みますが、既に「Clang Clang Clang」といったフレーズを使ったヒット曲があったことから、これを断念!
そこで思いついたのが「Shang-A-Lang」というフレーズだったそうです。
因みに「ダ・ドゥ・ロン・ロン」の元歌はクリスタルズという女性コーラスグループの曲で、ソングライターの一人にビートルズの『レット・イット・ビー』をプロデュースしたフィル・スペクターの名前があります。 当初、歌詞が決まっていない部分を単なる間に合わせで、“ドゥ・ランラ・ドゥランラ・ドゥ・.ランラ”と歌ったところ、プロデューサーでもあったスペクターが気に入り、そのままの形で採用する事になったそうです。
擬音語は外人にとって難しい!
歌詞に擬音語的なフレーズが入ると途端に訳が分からなくなり困ったものです。
日本語は外国人にとってマスターするには難しい言語だとよく言われます。 例えば“雨がザーザー降る”の“ザーザー”といった擬音語の種類が多いことも、“日本語を難しくしている要因のひとつ”らしいですね。
僕らにしてみれば、擬音語はその情景(状況)が瞬時に頭に浮かんで来る便利な表現なんですが、外国の人が擬音語に対して困惑してしまうのは何となく理解出来ます。
ということで、欧米人にとっては外人の日本人が、擬音語フレーズが入った曲の歌詞の意味で混乱してしまうのも仕方ないのかも知れませんね(^o^)
恋のバン・シャガラン / シルバー:1976年作
星が輝く夜 よく晴れた日
恋ってそうあるべきだと
いつも思っていたんだ
ところがある日
疑惑の虜になる
君は愛せるだけ愛して
愛を使い果たしてしまったんだ
あぁ ベイビー
長い道のりを歩んで来た僕ら
明日二人がいる場所は 誰が分かるっていうの?
心ではノーといい
だけど頭では認めている
僕らの愛は続いて行くんだろうか
僕らはささっと無理なくハモれる
シャラララってね
僕らは気ままにハモっちゃうよ
シャラララってね
君をちゃんと見て 言いたかったんだ
些細な感情が
どんどん膨らんで行くんだって思う
気をつけて 君の夢に
足を取られないように
用心しなよ ベイビー 見かけ通りじゃないんだ
あぁ ベイビー
君は僕には最高だった
だけど愛の形を変えてしまわないでおくれ
求めているものが ふたり同じだと思っていたよ
だから聞いてくれ ふたりはこういうことなんだ
僕らはささっと無理なくハモれる
シャラララってね
僕らは気ままにハモっちゃうよ
シャラララってね
僕の言ってること わかってくれたね
君が僕のプレイに合わせて
歌っているのが聞こえるよ
言うことは言った 二人とも納得している
さよならを言い合おう
手遅れになってしまわぬうちに
さよなら ベイビー
本当は一緒にいたいんだ
だけど人生の最高の時が
二人の胸に残るだろう
僕らはささっと無理なくハモれる
シャラララってね
僕らは気ままにハモっちゃうよ
シャラララってね
“Shang-A-Lang”は、“Sing-A-Long”(みんなで歌う)という言葉からの派生後で、合唱の様なかしこまった感じではなく、自由に歌うといった意味合いなのではという意見があり、僕もこの説が最もしっくりする様な気がしました。
更に“Wham Bam”が“素早く、ドタバタと、荒っぽく、乱暴に”という意味であることから、“We got a wham bam shang-a-lang”は、、、
“僕たちは素早くハモれる” ➡︎ “僕らはささっと無理なくハモれる”という感じにしてみました。
和訳はCDのものを殆どそのまま転記してますが、この部分は英語表記のままでしたのでこれをどうするかで大きく悩みました。
今回、ブログ記事が停滞してしまったのは、忙しかった事もありますが、この“wham bam shang-a-lang”のフレーズをどう解釈するかというのも大きな要因でした。
おはようございます😃
確かにこのアルバムは心地よく聴けるので、ついついヘビーローテーションしてしまうのは分かります(^O^)
騙されたと思って、Fools Gold も聴いて下さい!
「バン・シャガラン」が「Wham Bam Shang-A-Lang」って、今思うと笑っちゃいますが、当時は特に違和感なく口ずさんでいました。そんな曲がほかにもありましたが、この曲はちょっと特別ですね。
返信、遅くなりまして申し訳けありませんでした。
お洒落な雰囲気な曲ですから、意味も分からず“バンシャガラン”を受け入れてました笑笑
邦題は笑っちゃうくらいいい加減なものがあるから、ブログ的には突っ込みどころがあるって事ですね(^○^)
針を下ろしてみたら“Rain, Oh ,Rain ”好きだった…とか思い出しました。
こんにちは😃
おおフールズ・ゴールドを持ってんましたか!
ラズベリーズとエリック・カルメンはレコードもCDも全部持ってます。
正直、亡くなったのが残念でなりません。