Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ キャリー・オン/ クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング:1970年作

2023年01月17日 09時35分44秒 | 1970年代の洋楽

前日にTeach Your Childrenをご紹介させて頂きましたので、続いて今日もCSN&Yの曲を・・・

Teach Your Childrenはアルバム『デジャ・ヴ』に収録されている事はお話しさせて頂きましたが、今日もそのアルバムの中からCarry Onという曲の紹介です。 アルバムのトップを飾る曲で、お気に入りの曲の一つなんですが、シングルでは何とTeach Your Children」のB面なんですよね! これには驚き桃の木山椒の木でした!

「こっちの曲の方が彼ららしくて良いだろ!」というのが本音です。

前年の19695月に『クロスビー、スティルス&ナッシュ』というアルバムでデビューし、コーラスの美しさを絶賛され大ヒットを記録。 彼らは同年の8月に開催された歴史的野外コンサートのウッドストック・フェスティバルにも参加するなど、ホリーズバーズバッファロー・スプリングフィールドといった人気バンドの中核にいた3人が集まって出来た、いわゆるスーパーバンドと称されるに相応しいスタートを切ることが出来ました。

更なる高みを目指す為、「ロック色をもっと出したい」と思ったスティーヴン・スティルスは、ギタリストを探し始めるも、当てにしていたギタリストから、ことごとく断られ、彼はバッファロー・スプリングフィールド時代のバンド・メンバーだったニール・ヤングに声を掛けました。

当時のヤングは既にソロ活動に入っており、ヤング名義のアルバムとクレイジー・ホース名義のアルバムをそれぞれ1枚づつ出しており、クレイジー・ホース名義のアルバムは全米32位を記録するなど、順調な歩みを始めたばかりでした。

ニール・ヤングが加わった事により、CS&N➡︎CSN&Y(クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング)になったわけですが、実際にはアルバム『デジャ・ヴ』10曲の内の半分、ヤングが単独で書き上げた2(共にリードヴォーカルはヤング自身で残り3人はコーラス)とギターを弾いた3曲だけの参加で、今日ご紹介するCarry Onには、ニール・ヤングは参加しておりません。

 

アルバムのオープニング曲がない!

アルバム制作も終盤に差し掛かった頃、グラハム・ナッシュから「アルバムのオープナーに充てる曲がない」との指摘があり、スティーヴン・スティルスバッファロー・スプリングフィールド時代に未完のまま放置していた曲レッド・ツェッペリン3枚目のアルバムのアコースティック・ナンバーFriendsインスパイアした曲を合体したCarry Onを完成させました。

最初から最後までずっと3声コーラスが続く、いってみれば彼らの魅力を凝縮したような曲です。

Carry On - Crosby, Stills, Nash & Young

 

 

 



2 コメント

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Unknown (sakaki45)
2023-01-20 23:59:35
今年に入って訃報が相次いでいますが、
1月19日にデビットクロスビーが81歳で亡くなられたというニュースが入ってきました。
ご冥福をお祈りします。
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Unknown (ikenaijoni)
2023-01-21 22:45:25
@sakaki45 さんへ
知らなかったです!
クロスビーとスティルスの二人の太り方が異常なので心配してたところでした。
たまたまですが、2、3日中にデヴィット・クロスビーの曲を投稿予定でいました。
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