【 Single Data 】
リリース:1966年3月4日(英国)、5月7日(米国)
チャート:全英5位
“恋のピンチヒッター”
この邦題には参りました!
何とかならんかったんかいな?(^O^)
確かに“Substitute”の意味は代理人; 代用品だから、ピンチヒッターなら全く見当ハズレでないでしょう!
しかし・・・
ロジャー・ダルトリーはマイクを振り回し、ピート・タウンゼントは腕をクルクル回した挙句にギターをぶち壊す、キース・ムーンは破天荒にドラムを叩きまくり、ジョン・エントウィッスルは“サンダーフィンガー”と呼ばれた指で“忙しないリード・ベース”を黙々と弾きまくる、、、
こんなイカレた連中の曲が「恋のピンチヒッター」と言われてもなあ~😱
ロジャー・ダルトリーはマイクを振り回し、ピート・タウンゼントは腕をクルクル回した挙句にギターをぶち壊す、キース・ムーンは破天荒にドラムを叩きまくり、ジョン・エントウィッスルは“サンダーフィンガー”と呼ばれた指で“忙しないリード・ベース”を黙々と弾きまくる、、、
こんなイカレた連中の曲が「恋のピンチヒッター」と言われてもなあ~😱
ましてや、パンクの代表的なバンドのセックス・ピストルズも、この曲を歌ってるじゃありませんか!
全くバンドのイメージとはかけ離れた邦題としか言いようがない❗️
何とかしてもらいたい邦題ですな!
1966年3月4日、「My Generation」に続くシングルとしてリリースされたのが、今日ご紹介する「Substitute 恋のピンチヒッター」です。
ハイコードとローコードを巧みに使い分けたピートのギターが曲の切れ味を出してますね!
ハイコードとローコードを巧みに使い分けたピートのギターが曲の切れ味を出してますね!
アメリカでは歌詞の一部(俺は白人に見えるけど、親父は黒人)が微妙な為、歌詞の違った別ヴァージョンでリリースされました。
この頃の彼らはアメリカでは全く売れていませんでした。
彼らの本領が発揮されるのは、翌1967年のハーマンズ・ハーミッツの前座で主役の座を奪ったあたりなのかな、、、ライヴ・バンドの彼らならではですね!
恋のピンチヒッター / ザ・フー
俺達、かなり仲のいいのふたりと思うだろ
俺の靴、本革だと思うだろ
だけど、俺は他の男の代用品だとさ
俺、かなり身長あるように見えるのは、
ヒールが高いからなんだよ
単純そうに見える物でもみんな複雑なんだ
俺ががけっこう若く見えるのは、頭が空っぽだからさ!
俺達、かなり仲のいいのふたりと思うだろ
俺の靴、本革だと思うだろ
だけど、俺は他の男の代用品だとさ
俺、かなり身長あるように見えるのは、
ヒールが高いからなんだよ
単純そうに見える物でもみんな複雑なんだ
俺ががけっこう若く見えるのは、頭が空っぽだからさ!
お前の嘘が真実の代わりになる
そのコートが安っぽいビニールだってことは、
もうお見通しさ!
俺はどう見ても白人にしか見えないけど、
親父はクロだぜ
この見た目がいいスーツだってオンボロ袋で作ったものさ
そのコートが安っぽいビニールだってことは、
もうお見通しさ!
俺はどう見ても白人にしか見えないけど、
親父はクロだぜ
この見た目がいいスーツだってオンボロ袋で作ったものさ
俺は自慢できるような生まれじゃない
俺の住んでる町なんか、北が東で東が南なんだぜ
お前は真面目な顔して俺を見詰める
お前のは嘘泣きだろ.
深刻な問題でも、
お前は全く気にも留めないだろうよ
ただ、ほったらかして、
過ぎ去ってくがままにする
俺の住んでる町なんか、北が東で東が南なんだぜ
お前は真面目な顔して俺を見詰める
お前のは嘘泣きだろ.
深刻な問題でも、
お前は全く気にも留めないだろうよ
ただ、ほったらかして、
過ぎ去ってくがままにする
あの野郎の代わりが俺
ジンのつもりのコーラ
お前だってお袋の代わりなんだ
さっさと洗濯やれよ!
ジンのつもりのコーラ
お前だってお袋の代わりなんだ
さっさと洗濯やれよ!
「恋のマジックアイズ」とかもあったりで、
何だかなぁとは思います。
何しろ、初期の表記が「ザ・フゥー」でしたからね。ダサく感じます。
「マイジェネレーション」が「俺たちの世代」っていう邦題にならなくてよかったとは思います。
僕が洋楽を聴き始めた頃に、リアルタイムでヒットしたのが「無法の世界」と「サマー・タイム・ブルース」でした。
当時、TVで「サマー・タイム・ブルース」のライヴ映像を観た事があり、その格好良さに衝撃を受けました。
邦題については、良いもの悪いものが極端だから笑えて来ますよ。