Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ ローン・ミー・ア・ダイム / ボズ・スキャッグス&デュアン・オールマン:1969年作

2023年12月18日 07時00分00秒 | 1960年代の洋楽
Muscle Shoals Sound Studio
スワンプ・ロックの聖地とも云えるのがアメリカ南部アラバマ州ジャクソン・ハイウェイ3614にあったマッスル・ショールズ・サウンド・スタジオ合衆国の史跡として登録されてるそうです。
パーシー・スレッジ「男が女を愛する時」ローリング・ストーンズ「ブラウン・シュガー」「ワイルド・ホース」などの名曲もこのスタジオで生まれました。

今日は、後にソロ・ヴォーカリストとして大成功する男と伝説のギタリストがこのスタジオで残した名演の紹介です。

 【 Album Data 】
リリース:1969年
チャート:Billboard 171位

1970年代の半ば過ぎのAORブームの中心にいたのがボズ・スキャッグス、今日ご紹介するのは、その彼がR&B色が濃い音楽を発表し続けていた頃の曲を・・・

運命的な出会い
スティーヴ・ミラー・バンドのファースト・アルバムへの参加により、評価を得たボズ・スキャッグス、1969年、アメリカでのソロ・デビュー・アルバム制作の為に訪れたのが南部アラバマ州にある名門マッスル・ショールズ・サウンド・スタジオでした。 そして、そのスタジオでボズを待っていたのが、後に、ロックの名曲「いとしのレイラ」エリック・クラプトンとギターで渡り合うことになる、その時はまだ無名のスタジオ・ミュージシャンのデュアン・オールマンでした。
今日ご紹介する曲は、ボズとデュアンが最高のコラボを見せたブルース・ナンバーの「Loan Me A Dime」です。

 【 Album Data 】
リリース:
1972年11月
チャート: Billboard 28位

オールマン・ブラザーズ・バンドの曲の他、マッスル・ショールズ・サウンド・スタジオを中心としたデュアンの他のアーティスト(エリック・クラプトン、ボズ・スキャッグス等)との名演を網羅した名盤中の名盤。


この曲は、この二人の其々のキャリアにおいても"Best Play"のひとつといっていいものになりました。


AORの代表選手のように思われているボズ・スキャッグス
恐らく殆どの方のボズのイメージというのは、「We're All Alone」を始めとする“メロウ・サウンドの人”なのではないでしょうか?
ところがどっこい、元々は、こんな泥臭いブルースを演奏する人でした!
この「Loan Me A Dime」は、それまでブルースなんぞ、全く聴かなかった僕を、ブルースに目覚めさせた記念すべき曲となりました。
徐々にスピード・アップして行くこの曲、毎回聴く度に感動します!

ローン・ミー・ア・ダイム / ボズ・スキャッグス
誰か俺に10セント、貸してくれよ
昔の彼女に電話しなきゃいけない
誰か俺に10セント、貸してくれよ
昔の彼女に電話しなきゃいけないんだ
可愛いあの子がいなくなって
俺を憂鬱にさせてる
それが俺を憂鬱にさせてるんだ!

彼女はいい娘だった
でも、その時は気づかなかった
彼女はいい娘だったんだ
でも、その時は気づかなかった
気づかなかったんだ!
誰か俺に10セント、貸してくれよ
頼むよ、手助けが必要なんだ・・・

彼女はいい娘だった
でも、その時は気づかなかった
彼女はいい娘だったんだ
でも、その時は気づかなかった
気づかなかったんだ!
親切な誰かさん、10セント、貸して下さい
僕の悩みを解消するために・・・





2 コメント

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Unknown (ikenaijoni)
2023-12-18 09:09:24
おはようございます🌞

この曲はデュアン・オールマンの『アンソロジー』を買ってから知りました。
このアルバムも思い出のアルバムのひとつです。
エリック・クラプトンは僕らの仲間内でも、「日本の海は山が近くまであり、エリック・プランクトンが豊富だから、良い魚が獲れる」と言ってる、冗談の王道ですから恥ずかしく思う必要はないですよ(^O^)
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Unknown (なおとも)
2023-12-18 08:54:47
おはようございます!
この曲は初めてです。ゆっくり聞かせて頂きます。前の記事にコメントする時に、クラプトンの名前間違えていました。ごめんなさい!なおとも
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