Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ コンフュージョン / エレクトリック・ライト・オーケストラ:1979年作

2023年10月27日 07時00分00秒 | 1970年代の洋楽
Vocoder
ヴォコーダーとは"ヴォイス voice"と"コーダー coder"を合わせた言葉で、電子楽器やエフェクターの一種。 シンセサイザーの一種に分類されることもある。 本来の意味は通信用の音声圧縮技術で、携帯電話などの多くの機器で使用されている

昨今、ヴォーコーダーなどを使った、まるでロボットみたいな音声の入った曲が珍しくはなくなりましたが、これが音楽の世界で使われ出した時は結構インパクトがありました。 
今日ご紹介するのも、そんな電子音が印象に残る、1979年発表の『Discovery』に収録されているELOの曲です。 


【 Single Data 】
リリース:10月8日(米国)、11月9日 (英国)
チャート:英国8位、Billboard 37位

『アラビアン・ナイト』をモチーフにしたこのアルバムですが、決して、サウンドそのものがそれを匂わすものではなく、寧ろ、ELOのコンサート、あるいはアルバム・ジャケットでお馴染みのUFOを意識した音作りをしております。

ポール・マッカートニーばりのメロディメーカーのジェフ・リンは、その美しいメロディに、コンピューター技術を駆使した音を被せることにより、全体をSFチックあるいはファンタジックな雰囲気にすることに成功・・・
そういった音響技術により出来上がった代表的な曲が、今日ご紹介する「Confusion」です。

ミディアムテンポで美しいメロディを持ったこの曲、途中、"Confusion"という歌詞の後に発せられる、ロボットの声のような擬音が印象的。  これはヴォーコーダーという機械で作られたそうですが、こんな機械、こうゆう機会でないとお目に掛かれないと思いますので貼り付けておきます。

社会や政治の"混乱"は勘弁願いたいものですが、こちらの"混乱 Confusion"は美しさが満ち溢れて気持ちいいですね♪


コンフュージョン / ELO
太陽が輝いている
世界中に光をそそいでいる
でも、君の心には冷たい風がよぎる
混乱 それは酷い恥じ
混乱 君は自分が何を言ってるのかわかっていないんだ
愛を失い、もう立ち直れない君
そんな人はいない、と君は思っているんだ

君は夜毎に出かけているね、ダーリン
そうしていつも走り回っているんだ
君は途方に暮れた目をしてるよ
混乱 僕は何をすべきなんだろう
混乱 それは君次第なんだよ
愛を失い、もう立ち直れない君
そんな人はいない、と君は思っているんだ

暗さとは、君がさまよう道
君はその下に立たずんでいる
でもその上には星輝く空があるんだよ
君は心の中で悲しがっているんだよ
混乱 それは僕を苛立たせる
混乱 それは当然の如くやってくる
愛を失い、もう立ち直れない君
そんな人はいない、と君は思っているんだ

♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬

【 All Japan Pop 20 】1980年2月17日付
01.ギミー・ギミー・ギミー / ABBA
02.ユア・オンリー・ロンリー / J.D.サウザー
03.愛という名の欲望 / クイーン
04.ラジオ・スターの悲劇 / ザ・バグルズ
05.ストーン・ウォール / ザ・ドゥーリーズ
06.ポップ・ミューヂック / M
07.悲しみのオーシャン / ボニー・タイラー

08.コンフュージョン / エレクトリック・ライト・オーケストラ
09.孤独のメッセージ / ポリス
10.恋はこれっきり! / クリフ・リチャード
11.ベイブ / スティクス
12.ヘッド・ゲームス / フォリナー
13.ペパーミント・ジャック / アラベスク
14.ノー・モア・ティアーズ / バーブラ・ストライザンドとドナ・サマー
15.涙のダイアモンド・スマイル / ブームタウン・ラッツ
16.めざせモスクワ / ジンギスカン
17.悲しみのダイアル / レイフ・ギャレット
18.グッド・ガールズ・ドント / ザ・ナック
19.ライズ / ハーブ・アルパート
20.涙に染めて / カーラ・ボノフ



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