Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ メイビー・トゥモロウ / ジ・アイビーズ (バッドフィンガー):1968年作

2023年06月05日 07時56分03秒 | 1960年代の洋楽

【 Single Data 】
リリース:1968年11月(英国)、1969年1月(米国)
チャート:Billboard 67位、オランダ15位、英国チャートインせず

ビートルズの弟分デビュー❗️
今日ご紹介するのは、“ビートルズの弟分”という称号を得ながら、後に“悲運のバンド”あるいは“悲劇のバンド”といわれる様になるバンドのデビュー曲です。

1964年、ビートルズのアメリカ進出を契機に世界から注目されるようになった英国のミュージック・シーン・・・
このことは、英国の少年たちに大きな夢と希望を与えました!


当時、テレビの修理工をしていた17歳のピート・ハムも夢を描いてバンドを結成、1965年8月、ようやくバンドの形態を整えることが出来ました。

セミプロとしてスタートした“アイビーズ”
その時のメンバーは・・・

ピート・ハム(ギター)
マイケル・ギボンス(ドラムス)
デヴィッド・ジェイキンス(ギター)
ロナルド・グリフス(ベース)


その後、アマチュア時代のビートルズとも交友があり、ロード・マネージャーのマル・エヴァンスとも親しかったビル・コリンズとマネージャー契約をし、次第に活動の場を広げて行きます・・・
しかし、1967年10月、ギターのデヴィッド・ジェイキンスが結婚を機にグループを脱退、後任のギタリストとして、トム・エヴァンスが加入、こうしてオリジナル・メンバーが出揃いました・・・

ピート・ハム(ギター)
マイケル・ギボンス(ドラムス)
トム・エヴァンス(ギター)
ロナルド・グリフス(ベース)


加入時において、既に多くのオリジナル曲を持っていたトムの加入は、アイビーズがプロへの道を切り開くことの大きな原動力となりました。
プロ・デビューの為に作られたデモ・テープは、マネージャーのビル・コリンズのコネでビートルズアップルに持ち込まれ、当時、アップル社の重役になっていたマル・エヴァンスの手元に渡りました。
このテープを聴いたマルは、自分の目でアイビーズを確認した後に、ジョン、ポール、ジョージにそのデモ・テープを聴かせました〜リンゴは無視された(^O^)

そして晴れてアップルとプロ契約し、アイビーズのデビュー曲として1968年11月(英国)にリリースされたのが、今日ご紹介する「メイビー・トゥモロウ」です。

この曲、トム・エヴァンスの書いたバラードで、当時のガール・フレンドの為に作ったもの~後半の“泣きのヴォーカル”が心に響きます。



メイビー・トゥモロウ / ジ・アイビーズ
寂しいサウンドに耳を傾けておくれ
まわりは灰色、悲しみばかり
人々はそれぞれの道を行く
僕や僕の恋のことは構わずに
僕は今日恋に敗れてしまったんだ

*多分明日にはまた恋できるだろう
 彼女の目を見るまではわからないさ
 多分明日にはまた恋できるだろう
 彼女に何度か会わなくちゃわからないさ*

僕は夢に生きている
淋しさの中で太陽の光を探すのさ
何食わぬ顔をして
友達には、人生は楽しいし
しあわせだと言おう

(*くりかえし)

君がどこにいる誰であれ
君の愛の光を
僕の心の窓から
差しかけておくれ
そして僕の気持がわかったとしても
今は僕に考えさせないでおくれ

(*くりかえし)

明日になれば君に愛してくれるかも
明日になればまた恋ができるかも





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