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松の王様・ダイオウショウ (大王松)

2023年07月18日 | 花・風景・紅葉
緑化センター季節の花めぐりで、過去に見かけたことがなかった、ダイオウショウの松ぼっくりを見ることができました。今年はかなりの数の球果をつけています。ダイオウショウは、北アメリカ東南部を原産とするマツ科の常緑針葉樹。マツの仲間では世界一長い葉を持つことから「大王」と称されています。樹高も高く松の王様と呼ぶにふさわしい大木です。ダイオウショウの松ぼっくり(球果)は、長さ200~300mmだというから半端ではない大きさです。ネットで販売しているぐらいですから、この松ぼっくりはリースなどへの利用価値が高いようです。
ダイオウショウ
かなり高い位置に松ぼっくりがついているので、
その大きさを測ることはできなかったのですが、
下から見ても、かなりの大きさであることがわかります。



クロマツやアカマツは針状の葉が二本一組で生じる「二葉松」だが、
ダイオウショウやリギダマツは葉が三本一組の「三葉松」です。



落ちていた松葉を測ったものです。


リギダマツ
北アメリカ原産のマツの仲間。和名は種小名である「rigida」からきており、rigidaは「硬い」という意味である。葉が3本1組になっており、この特徴から、ミツバマツとも呼ばれる。松脂を多く含むため防腐性が高く、アメリカでは枕木などに利用された。(植物図鑑から)

リギダマツは落ちたものが木の根元に置かれていました。


松ぼっくり (松の種類は不明)
今年できたもの


昨年できたもの


スイショウ (水松)
中国南部(福建省、広東省、江西省)を原産とするスギ科の落葉針葉樹。ラクウショウと同じように水辺を好み、マツに似た葉を持つことからスイショウと名付けられた。中国では縁起の良い木とされ、田畑に好んで植栽される。(庭木図鑑から)


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