「登録調査員等講習会委託事業」の廃止とのこと。
(仕分け事業対象は以下)
農林統計は、職員による調査をアウトソーシングしている。民間の調査員を募り行ってる調査だが、その調査員への講習会を農林統計協会に委託しているというもの。
この委託事業を廃止するというものだ。
平成22年度予算額
事業費64,401 千円
総 計64,401 千円
(論点は以下)
実際に調査に従事する調査員に対しては、農林水産省から調査の目的、内容、調査の進
め方や注意点などについて、講習会とは別に説明が行われている。一方、登録調査員講
習会の受講率は、平成20 年度は17.4%、21 年度は33.9%となっている。このような状況の
中で、そもそも講習の効果、必要性についてどう考えるのか。
(結論は以下)
農林統計の人員は随分削減され、大切な機能であり本当は外部委託したくな
い部分かもしれないが、スキルを担保しつつ、今後どうするのかということについ
ては、一度国で引き取っていただき、当該事業という形では廃止の方向性で本
年度中に検討し、地方農政局を上手く活用することが出来ないか結果を出して
いただければと考える。
至極まっとうな仕分けだったといえよう。
ただ、これ仕分けでやってなんぼのものか?
こうしたことは行政評価で随時行う仕組みにすべきだろう。
大山鳴動、ネズミ一匹の図。
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