新酒のシーズ、日本酒がうまい、鈴木和郎さん逝く

新酒のシーズンだ。限定が多くなった。これも腕や品質を確かめたいという杜氏さんや蔵本の思いが入っている。
日本酒は、アルコール度の高いのが一時期はやったが、今はそうでもない。
日本酒度２－４ぐらいが標準になってきたか。

お酒の事をいろいろ教えてくれた、純米酒運動を牽引してこられた一の蔵の鈴木和郎最高顧問が先週亡くなった。昨日が葬儀。
銀座治作で、台風の夜日本酒談義をしたり、オランダ・スキポール空港で偶然一緒になり、日本までご一緒だったりした。宮城大学の食産業学部設置委員長を御願いしたり、大手町パレスホテルで「一の蔵の会」で痛飲したり、最近は、農業法人を立ち上げるので、誰かいい学生はいないかとのお尋ねがあった。なんと１名定員枠に６４名応募があったといって喜んでおられた。
電話の声は元気だったのだが。
わが国のお酒がおいしくなったのは、鈴木さん達の純米酒運動があることを銘して記憶しておくべきだろう。