今日の一貫

自民党が動き出したが、、「不必要なことをしない政府」とはいかがなものか、、

自民党が、10月政権奪回に向けた「党政権構想会議」(議長谷垣禎一)を設置、11月から議論がスタートしている。
15日にその2次勧告が出た。
その内容が「不必要なことをしない政府」だというのだから、まずもってネーミングに驚いた。
政治は何かをすべきもの、構築すべきもの。
「しない政府」は地方自治体のどこかにはあっても良いかもしれないが、中央政府の理念となるといかがなものか?

どうして「小さな政府」ではだめなのか?
小泉政権ですでに結果は出ている。
しかし概念が明確ではない。
だから「日本型小さな政府」を作ることを目指せばいいのだろう。
いやでも、旧来の自民党を壊したのは小泉政権だ。
大きな政府を復活させようとしたのが、麻生政権。

つまり国民が何を求めてるのか結果は出ているのだが、小泉政権を認めたくないとする人々が自民党にはまだいるのだろう。
小泉政権は小さな政府への一里塚とするのか、あるいは自民党思想の鬼っ子と評価するのか、総括がまだできていないのだろう。

この総括なくしておそらく自民党の再生はないのではないか。

自民党は、新たな基本理念として次の三つを盛り込むことを決めたという。
①資本主義制度を円滑に機能させる、
②民主主義を堅持する、
③社会の安定を確保する
の三つだという。
これはこれとして重要なこと。

21世紀の思想としてこの有り様を巡ってどのような政権運用するか、なのだろう。
おそらく民主党もこの三つを基本理念とすることには違和感がないのかもしれないが、手法が、国家統制的な手法になりつつある。対米関係から親中へシフトシフトし始めている。大きな政府に傾斜しつつある。
経済成長よりも生活重視である。

対立軸は明確なのだと思うが、、自由と民主主義、これをこれまでとは違った小さな政府で実現する、、ではないのか?

自民党に春が来るのはまだ先のようだ、、。


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