しかし、産直活動に対してはほぼ一致しているといって良い。
それだったらいっそのこと農業参入すればいいのにと思っていたが、そこはそこ、、運動体だけにそれぞれのロジックがある。
そんな中ひろしま生協が農業へ参入するという。
農家への同情もある。特にクラシックな思想を持つ生協運動家は、根底に同情からつきあっていることが、ままある。
こうした感情は実際現場にいないとあまり感じないものだが、私が農業塾の塾長をしている角田市も、生協との産直活動では有名、、むしろ先駆けといっていいところ。
そこはそこ、お互い、良識や理性でつきあってはいるものの、確かに何か感情的な感覚で乗り越えられない者があった。
福井のおけら牧場 山崎洋子さんも早稲田大学卒業後新規就農した人。
やはり消費者とのつきあいは苦手だったらしい。
目線が違うというのだ。
ここは、何か対等の関係を作る必要があるというのが、私の考えだった。
市場で対等な意識を持つことが大事と考えていた。
それともう一つ、国民全てが農業を本当に好きになって参画することことだ。
この二つがあってこそ、農業の自立、農家の尊厳の確立の前提ができる。
生協が農業へ参入するのは大いに歓迎すべきことだろう。
以下引用
生協で初の農業参入
6月6日8時18分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
生協ひろしま(広島県廿日市市=はつかいちし)が2010年度に農業生産法人を設立することが5日、分かった。自ら野菜を栽培し店舗などで販売することで、より安全な食品を消費者に提供するのが狙いだ。同生協によると生協の参入は初めてという。
生協ひろしまは、広島市や福山市などに10店舗を展開するほか、個別宅配事業なども行っている。計画ではJAグループと連携し、後継者不足などで耕作が放棄された広島県北部の土地を活用。職員2人を公募で選び、レタスなど葉物野菜を中心に栽培する。
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