まず1軒目、「10時で終わっちゃうんですけど」。二軒目も同様。「ラストオーダーは9時半までですので」だと。仕方なく、仲店にクロスしている通りをジグザグに歩いてみるがほとんどが店じまい。ほとんどが家族経営。
開いているのはすべてチェーンの居酒屋ばかり。10時過ぎの労働力もきちんと確保する「仕組み」を作っている店ばかりだ。今の社会では、「仕組み」をきっちり作ったところが勝つ。その仕組みを作らなければ負けるより他ないのだろうか?
浅草はこうした家族経営の居酒屋や定食屋旅館があることによって日本情緒をかもしているのに。また祭りも住民がいるから維持されている。それは「観光」というまた別の仕組みがあるので生き続けられているのではないか。およそ3代目になればほぼ定着した、あるいは伝統をついでいるといっていいのかもしれない。
「仕組み」あるいはシステムといっても、かたや「チェーンストア」と方や「観光」と全くコンセプトの違う「仕組み」があるのが面白い。しかし飲むところがない。浅草に来てワタミはないだろう。湯島に移動する。
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