今日の一貫

貸しはがし問題 意外に深刻 相談窓口あり

農業技術通信社のHPが火を噴いている。
北上市の認定農家、伊藤さんの貸しはがし問題を系統的に追っていた、フリージャーナリスト秋山基さんのレポートを全面公開した。
さらに松岡大臣への抗議文も。

本日、農水省のHPをみたが、「貸しはがし」対策の相談窓口ができていた。
農水省は、政策変更はしていないようだ。
この相談窓口、秋山レポートによれば、北陸農政局が最初という。また東北農政局も開設ずみとのこと(見つからないが)。

ところで、集落営農による認定農業者の貸しはがし、あまり表にでてきてないのでたいしたことはないと高をくくっていたが、どうも深刻なようだ。
私の良く知ってる農業者も、3.5haほど手放さざるを得なかったという。相談窓口には案外結構な相談があるのかも知れない。

何故表にでてこないのか、が問題。

みな「集落あるいは農協と喧嘩したくない」と思ってるのだという。
喧嘩になると松岡大臣がいってた様に「感情的対立」で片づけられてしまう。
そうした問題ではないと、みないいたいのだろうが、外部の人間はそうは思わないからやっかい。

東北農政局

コメント一覧

テンペ
不幸な事例
大規模化至上主義の引き起こした悲劇、なんでしょうね。
戦後農政は一貫してその方向できていますし、財界の意向ですらありますし。
(欧米の事例をみると更なる補助金増が不可欠になる…と思うんですが)

他人が「大規模にやってみたい」という意欲を妨げることはできませんし、集落営農は土地代を節約するには絶好の機会と見做しても仕方が無いのでは。
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