紅葉の時期

朝夕、めっきりと、寒さを感じる山の上、しかし、其れに伴い
境内の木々は、一歩一歩と駒を進め、紅葉を始め、落葉樹は
誰、知らしめるでも無いのに、自然の摂理を覚り、感じ取り
冬の寒さに耐え忍び、来春に向け、力を蓄え、息吹き目映い
新緑を「人の世も同じ成り」平々凡々の人も、悩み苦しむも
華開く人、若くして華開き、後半の人生を、苦しむ人もあり
有れも是も人生成れども、精進、努力、反省、感謝、奉仕の
心を持って、少しでも悲しみ、苦しみの無き人生行路のため
頑張れ、頑張ろう、一生賢命、共に生きよう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　生駒　龍