お護摩や御祈祷等で使用している大事な法具なのですが、
だんだんと中の糸が傷んだり、お護摩の火焔熱気で
弱くなってしまいます。
先日、お護摩終りに持った途端、ポロポロと房が外れて
しまいました。
左より (予備品)(外れた房糸)(修理完了品)
房の部分が梵天という、所謂ポンポンさんで、
お護摩の際の火の熱気と、蘇油(油)がついたりして、
ポンポンしていたものが、カッチカチになってしまいます。
そこで今回、ポンポンさんをミカン玉という編み込みの房に変更して
修理していただいて、本日帰ってきました。
仏具屋さん曰く、修理をする人も少なくなってきて、梵天房も作る人が
減ってきているという事。
残していきたい伝統工芸だけに少し残念ですね。
合掌
ゆうしん