ハニカム薔薇ノ神殿

西南戦争の現地記者の歴史漫画を描いてます。歴史、美術史、ゲーム、特撮、同人誌の話他

「死」を描く事の難しさ…

2020年03月31日 | 雑記
"みんなの"志村けんが亡くなってしまった。
結構精神的にダメージきた世代でございます。

100日後に死ぬワニの件で記事書きましたけど

生死を描くのは難しい。
あの作者さんはお友達を亡くされたそうですが
私も高校の時に、いつか漫画家のアシスタントになりたいと言っていた友人を
踏切事故で失いました。

竹宮恵子ファンで竹宮先生のアシスタントという事だったんだけど
その後、運と縁あって私、アニパロコミックス連載中に竹宮恵子先生のプロダクションに行ってお世話になりました。
不思議なものです。

経験が無いとダメとか言うあれ、私は信じない。リアルはスパイスであって、食材じゃないから。
経験を漫画には広告代理店経由の思考だと思う。
世の中エッセイ漫画が全てではないからなあ。
想像力の方が大事な所の方が土地広いのさ、特にコミティア界隈は。


今まで自分は
どちらかというと死を描くのが苦手で。
身近な人を亡くした経験が
数回あるからこそというか、
いちいち考えたり、避けたりしてしまって意気地が無いというか。
自分自身、生死について受け止めきれなさすぎたのかもしれない。
でも生きてる限り死はあり
誰かを知る限り死別はあるんだな。

今まで躊躇ってなかなか描けなかったけど、描いてみてます。
(オリジナルだからできるのもあるかも?)


比較されたら拙劣なものでしかないでしょうが。
同人誌だから責任は自分にあるだけだし。

下書きまで入ってもボツにしてしまった場面があるので、これは新刊出た後にメイキングとしてpixivに上げる予定です。


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