今年のイベント参加どうしようと思っていた時、飛び込んできたウクライナ侵攻のニュース。
話というかTwitterの不安はどんどん膨らみ、次は日本だみたいな。
何かある度、必ずやってくるのが
「不謹慎」という言葉です。
また何も描いたり言ったりできなくなるのかもしれない。
日本人は明治の表現規制以降、まことに
規制が大好きで、上から報道規制なんかはしなくても自主規制するんです。
お互いに監視しあってしまう。
私は小さい時は両親と接した記憶は数えるほどしかなく、ほとんどは祖父母に預けられていました。
厳しい軍国主義の人たちで、痛いと言っても聞いてはくれない。
今時みたいに、「描いたから見て〜」なんて言っても、褒め言葉なんか来るわけない。
ムダをやったら叱られる、漫画なんかろくでなしの所業。
で、いつしか、「なぜそんなに漫画は弾圧されたのか」なんかも調べるようになりましたが。
戦前の事は祖母からよく聞いていました。戦争はイヤだとは一言も言わなんだです。
ひたすらペシミズムと諦めと
わけのわからない言葉の暴力。
今時なら虐待だのアダルトチルドレンだの。でも戦時中アタマの人らには、暴力否定の方が「何バカ言ってるんだ」だったかもしれない。
でも唯一、自分が全力で呼吸をしてもいい場所として
漫画があったかなと思います。
まあ昔は不良がやるものでしたが。
コミケ合わせ新刊、
シリーズ其の六の巻末に書いた言葉は
修正しないでおきます。
他は何やってもダメっ子な上
生きるの下手くそすぎなんですが
創作するのは辞めないかもしれません、ごめんね。