12月14日

ヴィーナスとハッピーはシャンプーをしてもらった。

こういう・・・・
わたしにとっては非常事態に

「ヴィーナスたちのことは引き受けます」といってくれる人がいることに感謝です。

ヴィーナスは病気のこともあるし、

ヴィーナスのことが気になっては
面会も心置きなくできないし、

これから始まるであろう抗がん剤の治療の付き添いなどは
満足いくようにできないに違いないもの。


「ヴィーナスはかなり我慢してますよ」

そうだね、
ヴィーナスは利口だから、、
きっとわたしの気持ちを汲んでくれてる。


「ハッピーはママがいると安心なんだね。」

いないときは爪を3本しか切らせなかったらしい。
今日は全部切らせてくれた。
わたしがいたから？





ハッピーは
来る人にしがみついて（足を使ってほんとうにしがみつく）
離れない。

さびしい思いしてるんだね。

おじいちゃんが良くなっておうちに帰ってきたら
大きな声で笑ってお散歩できるよ！


おじいちゃんの苦しい気持ち
みんなで少しずつ分けて
早く良くなるように祈ろう。








今日は母の誕生日、
赤穂浪士の討ち入りの日に生まれた。
勇ましくその何倍もやさしい。


今日は面会にいけなかった母に

父が
「無理してこなくて大丈夫だから、
お母さんはやさしいからね・・・」

「お母さん、70歳だね。
おめでとうって言っておいて」
だって。




ただ「おめでとう」だけのプレゼント。


「おめでとう」って言ってくれる人がいるって
こんなにありがたいことなんだ。。。

クリスマスコンサート

病院でクリスマスコンサートがあった。


フルートの四重奏や
歌。



心のこもった演奏だった。

クリスマスキャロルではわたしは鈴で参加、
父は演奏者の方にお花を渡す役をおおせつかった。



音楽って心にしみるね。

忘れてた

今年も年末年始は
1000坪のドッグランつきのペンションに連泊する予定だった。

最近はなかなか予約が取れないので
予約開始日の0時を回ったところで
すぐに予約した。

初めてのスイートが取れた！

・・・・・・・・・
結局、キャンセル。。。
仕方がない、とか、
残念、とかという気持ちがない。

忘れていた大切なことを思い出した感じ。


ここのところ、
年末年始はいつも那須で過ごした。
面倒で複雑な日常から
ほんの少し脱出したかった。
まったく勝手な話。

ほんとうに大切なことを忘れていたのかもしれない。

人の命に限りがあること。
一緒に笑って顔を合わせられる時間は限られていること。

後悔ばかり。




今日は病院で

花の話を聞いてきた。

山ゆり、カルカヤが

「かわいい」と言う。

ほんとうのこと

時間が足りない。
パワーが足りない。
勇気が足りない。

どうしていいかわからない時に
手を差し出してくれる人たちに感謝。

人は支えられて生きているのだとつくづく。

自分が支えてあげられなかった人に心からおわび。


辛い経験の中で知ったことは、、、
多分、


ほんとうに大切なもの。
ほんとうに大切なこと。
ほんとうに大切な人。

本当のこと。

苦しいときは真剣だものね、
多分これが本当のこと。