11月9日(木曜)
7日目はすっかり良い天候になりました。 早朝6時から朝風呂に入り相模湾(初島と伊豆大島)を眺めていると、なんとも美しい陽が昇ってきました。
急いで風呂を上がってカメラに収めましたが、少し明るくなってしまいました。
相模湾と言うよりは太平洋から昇る朝日は神戸では体験できません。
今日は歩きで熱海を散策したいと思います。
先ずサンビーチにある熱海の象徴とも言える貫一お宮の像「金色夜叉」、鳩が貫一の頭上から離れません。
サンビーチ公園にはジャカランダの木がたくさん植樹されています。
薄紫の花(6月初旬)が咲いたらさぞかし綺麗だったでしょう。
初代お宮の松。
現在のお宮の松。
熱海サンビーチ。
ムーンテラス。
親水公園スカイデッキ。
錦ヶ浦を背景にヨットマリーナ。
初島行きのフェリー。
渚小公園から起雲閣へ歩きます。
100m歩けば起雲閣、入り口が分からず駐車場の矢印方向へ歩きました。
駐車場は起雲閣の裏手になるようです。
ここが入り口の表門の薬医門です。
石畳みを通り玄関へ。
大正8年に別荘として建てられ、昭和22年には旅館として多くの客が訪れ、日本を代表する文豪達にも愛されました。 和館の一階座敷「麒麟」の間から順路で見学。
現在は熱海市指定有形文化財になっています。
群青色の壁は、「加賀の青漆喰」と呼ばれる石川県加賀地方の伝統的な技法だそうです。
大正ガラスから見える中庭は最後にしましょう。
二階座敷「大鳳」の間も同じような造りで漆喰の壁は色違いでエンジ色でした。
1階に戻り この廊下・・
渡り廊下風にできています。
ここは洋館「玉姫」の間と呼ばれています。
ステンドグラスに・・
色彩が鮮やかなタイル。
隣が洋館「玉渓」の間。
柱や扉は美しい削り出しです。
「根津の大石」を庭師が運んでいる写真。
宿として愛用した著名な文豪達の展示室が3部屋にあり、和室の縁側椅子席からは各部屋ごとに違った風景の池が堪能できます。
これが当時の初代お宮の松の写真。
洋館「金剛」の間。
洋館「金剛」の間に併設されたローマ風浴室。
中庭を囲むように廊下が繋がっていて、旧大浴場の他企画展示室があります。
本館の向かい側から見た展示室和館と池。
ここは洋館の反対側にある和館の「孔雀」の間で将棋の谷川浩司竜王、羽生善治王座による「第五期竜王戦」の会場に使用されました。
中庭から見た本館の和館「麒麟と大鳳」。
洋館「玉姫」「玉溪」。
文豪達が愛用したであろう展示室になっている和館。(池が見渡せて一番好き)。
これが「根津の大石」で、当時10人以上の庭師を使い、2カ月以上かけて運ばれた巨石。
本館と洋館「玉姫」。
和館「孔雀」の間で竜王戦があった 建屋。
表門の薬医門から退館して、東の方へ歩くと初川の阿由美橋のたもとに芸奴見番があります。
熱海芸奴見番です。事前予約なしで訪れましたが、稽古中で見学する事が出来ました。
手厳しい稽古内容でした。
稽古見学は2階から、提灯には芸奴名が書かれています。
15分程見学させて頂きました。
更に東の方へ歩くと、糸川に架かる桜橋。糸川遊歩道沿いは、日本一早咲きのあたみ桜(1月下旬から2月上旬)が満開になるそうです。
糸川から東に歩くと銀座通りがあり、そこを山手に向かって坂道を進むと、市外通話発祥の地の電話ボックスがあります。
電話ボックスの横に、大湯間歇泉(熱海七湯の一つ)があり、偶然にも間歇泉が吹き出しました。
大湯間歇泉から東へ坂道を歩くと、小沢の湯(熱海七湯の一つ)があります。近くに卵が販売されているので、時間がある方は温泉卵が出来ますね。
昨日定休日だったI mbiss熱海(インビスあたみ)のお店が開いていたので、ここで昼食しました。
自転車乗らないので初公開アルコール。
仲見世商店街(平和通り商店街の隣)。を下って行くと・・
紅葉山人の筆塚がありました。尾崎紅葉「金色夜叉」は当時人気の連載小説でした。
少しの間、駅前の足湯で寛ぎ、新幹線で帰りました。
Fine
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