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長崎県 島原半島一周サイクリング 前編

2017年10月15日 | 県外サイクリング

 10月9日(月祝)晴れ 気温29度今日も暑かった。

熊本滞在4日目は、朝8時に出発して熊本港フェリーから島原へ渡り、一度は走ってみたかった島原半島一周(シマイチ)を実行しました。写真多いので2編♪



熊本港フェリーターミナルは埋立地で、県道51号線を走り熊本港大橋を渡れば直ぐの所で、将来的には開発が進むことでしょう。



熊本駅から12km程でターミナル到着です。



時間が来たらターミナル駐車場で待機。



9:25発のオーシャンアロー(総トン数1,674トン 大型バス9台積載可能)がやって来ました。想像していたより大きくって、2010年に廃止となった明石タコフェリー(総トン数1,381トン)より少し大きいです。



島原外港が近付くと眉山(主峰の七面山(標高818.7 m)、天狗山(695 m)・南峰(708 m)の三峰を合わせたのが眉山)が正面に開かります。


下船準備






島原外港からは、一旦不要荷物を預けに宿泊ホテルへ3km逆走します。

すでに11時近くですが、夕刻前には周れると思います。それでは時計周りで一周スタートです。

コースはこれ



水無川の橋からは眉山旧島原鉄道の白い鉄橋です。



道の駅「みずなし本陣ふかえ」には土石流被災家屋保存公園があります。

 

平成新山の頂上は雲に覆われて見えませんが、 1991年(H3)6月3日に水無川流域が火砕流に呑み込まれました。


屋外に8棟の被災家屋を保存展示されています。


3m程の土石流で立派な家屋の1階が完全に埋まっています。


大型テント内には3棟(内1棟移築)が保存されています。


南島原市に入るとやっと島原湾が見えて来ました。奥の長い防波堤は有家町漁港です。



南島原市役所前には力士像があり、南島原市出身の力士でしょうか。


ここは龍石海岸



石階段を登ると鳥居と祠がありました。


断層が見れると期待しましたが、道路側からは草木だらけで余り見えませんでした。


 
龍石海岸沿いには旧島原鉄道の路線跡が続いています。



龍石バス停裏は旧島原鉄道の龍石駅のホームが残っています。



史跡原城の案内標識が見えてきました。



畑の中へ左折。


畑の中なのに坂道がきつくなりました。


空堀も当時のままの様です。



奥の小高い丘が原城の本丸があった場所ですね。



島原・天草一揆の後に幕府が再び一揆の拠点にされないように石垣を破壊され、あらゆる物が土中に埋められました。



池尻口門跡へ歩きで登りました。 原城本丸跡地です。


佐分利九之丞の碑(因幡藩池田候の家臣)、天草四郎時貞勢を討ち取る。


天草四郎時貞の墓碑


島原の乱総大将 天草四郎時貞の石碑。

 
キリシタン殉教者を弔う十字架。


島原湾の向こうは天草。


左向こうには南島原市内。


本丸跡を南西の道路下から見上げる。


本丸先端は島原湾(有明海)から可なりの丘にあることがよく分かります。

 
南西に位置する田町御門

 
一番南に位置する天草丸

 
前に見える小さな岬は古野公園(憩いの広場)、そこでトイレ休憩。

 
南島原市は殆ど海岸線なので絶対時計周りがオススメです。 奥の民家の切れ目が岬の坂道。


次は南有馬町の岬で短い坂道になります。


あれは宮崎鼻ですが海伝いで平坦。


口之津の港愛宕山が見えて来ました。


口之津港のバス停前には巨大な南蛮人(当時の服装)。 1567年に南蛮船(ポルトガル船)が入港し南蛮貿易の中心地として最初に栄えました。


口之津港の向こうに土平崎の赤い南蛮大橋が見えます。


口之津港から西方向に周る様に走って行くと、正面に女島が見えてきます。



女島の先に旧島原鉄道終点の、加津佐駅の駅舎があります。 2008年(H20)4月1日に島原外港駅までの20駅が廃止されました。


この加津佐駅のホームは見覚えがあると思ったら、火野正平こころ旅で紹介された場所です。


女島の砂浜は加津佐海水浴場です。


加津佐海水浴場の右手には岩戸山が見えます。

 

 

加津佐海水浴場の松並木。

 
串崎が見えてきました。


串崎は加津佐道路公園になっています。

 
公園からは加津佐海水浴場の北側にある岩戸山が綺麗に見えます。



崎から走っていくと最初の覆道が現れます。

 


3つ目の覆道を抜けると、権田鼻覆道の海の真ん中に両子岩が見えてきました。


だいぶ近づいてきました。

 
駐車スペースが設けられています。

 


草がいい感じに生えていますね。

 
まだまだ沢山の覆道が続いています。

 
ここは金浜バス停、金浜断層 眼鏡橋と書いてあるのでまたもや小休止します。

金浜眼鏡橋

 


金浜眼鏡橋を渡ってみました。

 
金浜眼鏡橋の端は民家の庭になっていて行き止まりです。

 
金浜から少し先の菜地バス停付近から、左に猿葉山 中央に小浜温泉、右手前に小田崎が見えます。


やっと小浜温泉街が近づきました。

 

後編へ続きます。



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