歴史の町 加西へサイクリング

３日の文化の日は加西へサイクリングしてきました。

きっかけは播磨中央自転車道が全線開通したイベントが１日あったからです。

それならと走ったことがない播磨中央自転車道を走ってみようと考えました。


考えたのも朝の８時、快晴でしたが風が強そうでＭＴＢの輪行で決行しました。

９時過ぎの山陽電車は直通特急に乗り込みました。


高砂駅までおおよそ１時間弱で到着。


高砂駅から直ぐに加古川右岸自転車道があります。


何にも考えずに加古川沿いを走り続け、ＪＲ加古川線の踏切を通ります。


その先は行き止まり。昔にも同じことをやらかした記憶が・・・。

相方さんに今日のサイクリング止めようかと言われましたが、めげずに６ｋｍ引き返しました。

どうにか加古川右岸自転車道を見つけました。


平荘湖の方角へ走ることは分かっていましたが、案内版があるだろうと安心しきったことがだめでした。

権現ダムの土手には規模の大きいソーラーパネルがあります。


殺風景だった自転車道から一転して湖は気持ちの良いものです。






権現ダムも半周だけで６ｋｍもありました。

景観や走り心地は青野ダムといい勝負ですね。

ここでも失敗。

加古川右岸自転車道終点の、志方東公園から播磨中央自転車道へ繋がると思っていたからです。

しかし見つかりません。

色々と探したあげくひょっとしたらと思い、またも３．５ｋｍ引き返しました。

やっぱりここか～。


今度やらかしたら私の命の保証がありましぇ～ん。

更に山陽自動車道下のトンネルを抜けると、そこは加西市境界。


ここが新しく開通した播磨中央自転車道ですね。

途中から自転車道らしく赤い塗装道路で分かりやすくなってきました。

しかしトイレ休憩できそうな施設が見当たりません。

やっとたどり着いた所は北条鉄道の綱引駅舎。


のんびりとは言え、ここまで迷いに迷って３７ｋｍ休憩なし。

お腹も空いたけど、お店らしきものは見当たません。

あるのは駅舎前の銀のポンプ。


それに悲しい出来事があったパネル。まだ生まれてもいない戦時下の大参事の内容記事。


肝心なトイレは二重丸でした。


さて、田んぼの中を再び走りましょう。


部分的に魅了される自転車道ですが・・・

万願寺川に気を取られていると・・・


おやおや、ダート道。まさか・・・ローディだったら怒るで～。


この位での失敗は命取りにはなりませんでした。一旦橋まで引き換えします。

右岸を走ると新しい道路がありました。

しかし左折とかの案内標識があってほしかったな～。（完全に自転車道は真っ直ぐの道なり舗装ラインだったが）。

気を取り直すも・・・


なんじゃこの道。


許します。許します。

県立フラワーセンターは飯盛山の７１６号線に差し掛かった所で、完全に自転車道は有りませんでした。

道探しにどれだけ時間を費やした事か。


ここからは播磨中央公園へ行かずに、北条鉄道の北条町駅へ一般道で４ｋｍ走りました。




駅舎には自転車が置いてあります。


北条は兵庫県の歴史的景観形成地区なんですね。


そこで商家の家並みを走ってみます。


次に寺町通りへ。

ちょっと迷って、北条小学校横にある五百羅漢寺。


出入り口から両脇に大きな羅漢石があります。



本堂。


庚申堂。


聖天堂。


なんでしょうか？





こんな物より早く五百羅漢を見なくちゃ。


なるほど、彫は曖昧ですが面白いお顔立ちです。




残念なことに五百あったかどうかは数えてませんでした。


こじんまりしていますが中々良かったです。


拝観後また商家の家並みを通ると、住吉神社（国登録有形文化財）があります。


その隣には酒見寺（さがみじ）の楼門。


圧倒されて中に入ると右には多宝塔（国重要文化財）があります。


左には引聲堂。


正面に本堂。


東側に鐘楼（県指定文化財）。


西側の石橋を渡ると先ほどの住吉神社があります。



もう午後３時になってしまったので高砂駅まで同じ自転車道で帰ります。

帰りは迷わず追い風に乗って北条駅からあっという間の３５ｋｍ。

加古川自転車道の本流から入る所はココだったんですね。


何にも書いてないし・・もっともっと分かりやすい自転車道にして貰わないと・・。

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