『寝るだけダイエット』の著者に会う

７月に知人に紹介された本




　『寝るだけダイエット』　　　　


これが、今月の初めから
各方面のメディアに取り上げられていて
話題になっている



教えられたとき


なんと　横着で安易に見える方法で
乱暴な言い方をすれば
ダイエットに関心のある人の
受けを狙ったタイトルなんだろうと
感じた


だいたい、寝るだけ！って
そんな簡単に痩せられるものか

と突っ込みたくなる


目次を見ても
・正しく眠らないと１ヶ月に１キロずつ太っていく
・眠る方を間違やせにくい
・就寝前に食べても太らない３つのセオリー

・・・？？？


が、


書かれていることを見ていくと
睡眠はトータルして７時間
午前中なら二度寝もいい
睡眠薬では睡眠の質は上がらない
睡眠導入剤は「眠らせる」ものではない
寝室に置いてはいけないのは植物と加湿器　　などなど



なるほどなぁ～
と、関心したり
どういうこと？
と、知りたいことがいっぱいで
買ってしまった



そして、昨夜

少人数のセミナーの中で
ゲストに来られた、著者の　佐藤桂子医師から
本の内容を詳しくではなく

本を書くことになったいきさつや
先生の『思い』をうかがった



ダイエット(肥満)外来を受け持つ先生は
主に糖尿病の患者さんを担当

太る→病気＝患者

そうなって初めて医師の出番となるなるわけで
それが自分の仕事ではあるにせよ
太る前に、予兆があるころに
なんとかしてほしいという思いを持っておられたんだとか


若い頃の無理・・・中年太り・・・健康診断・・・病院・・・治療

という過程の中の最初の段階で　
肥満予防＝健康を維持してほしい観点では


汚れた空気の中で寝ていると
からだは無意識で、ほこり・花粉・ダニ・カビと戦ってしまい
眠っている間にリセットしなければならない疲れがとれないこと

水は１日２リットル飲み
体の老廃物を体外に出す＝デトックスが必要なこと

たんぱく質や
ビタミン・ミネラル・ファイトケミカルスをしっかり摂取し
食事で摂れなければプロテインやサプリメントで補うこと

を、話しておられました


余談で興味深かったのは
肉食動物が草食動物を食べるときはまずお腹から

肉食動物が食べて消化できないファイトケミカルスが
すぐに栄養なる状態で草食動物のお腹にあるからなんだそうだ


そして、必要以上に食べない
草食動物を襲うのは空腹のときだけで
野生の動物に肥満はない
別腹があるのは人間だけだとも話されていた


ひとの体は天然なので
日の出と共に起き、日が暮れると寝るのが自然だけれど
今はもう、そういう生活ができないのであれば
文化を楽しむために『文明』を利用しましょう
というフレーズが印象的だった


タイトルだけで内容を決め付けてはダメだー


パラパラとしか読んでいないので
しっかり読んで
老けたように、しぼんだように痩せるのではなく
健康的に痩せたいものです


キーワードは　『痩せホルモン』！
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