因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

東京芸術座公演№102『父を騙す-72年目の遺言-』

2017-08-15 | 舞台
*安保健原案 北原章彦作・演出 公式サイトはこちら 紀伊國屋ホール 20日まで(1) 父を騙す(だます)。この題名には意味がふたつある。祖父の認知症が次第に重くなり、主に介護を担う祖母の心身も限界に近い。案ずる息子夫婦、孫たちはグループホームへの入居を勧めるが、夫婦ともに聞き入れない。ならば何も言わずに散歩に誘って連れて行こう。つまり「認知症の父を騙す」。そして72年前、正しい戦争と信じて人間魚雷 . . . 本文を読む
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