因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

文学座9月アトリエの会『石を洗う』

2024-09-15 | 舞台
*永山智行(こふく劇場)作 五戸真理枝演出 公式サイトはこちら 信濃町/文学座アトリエ 19日終了 永山作品観劇の記録→1,2 物語は東日本大震災の前の年、2010年に始まる。九州の熊本の小さな村に暮らす人々と、郊外から都心へ通勤する福島出身の男性とその周辺を行き来しながら進行する。 開演して観客を戸惑わせるのは、特殊な形式の戯曲である。登場人物はそれぞれ自分の台詞を発語すると同時に、「 . . . 本文を読む
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