おはようございます。店長の田口好明です。
◆第114回ワイン会報告です!
昨日は第114回ワイン会でした。テーマは「国・産地問わず、美味しい白ワイン」。参加者は8名。会費5000円。いつものようにブラインドテイスティングです。
以下が画像とワインリストです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/c7/0988678eac052597621a57f66647c91e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/bd/2b89422cab847badb14ad9d47d015a8d.jpg)
1.リースリング・ヨハニスブルグ05ガイヤーホフ(オーストリア)
2.リースリング・ビルステゥックル09ジェラール・シュレール(仏:アルザス)
3.シノン・ブラン・シュネ10パスカル・ランベール(仏:ロワール)
4.パッソピッシャーロ・グアルディオーラ07トリノーロ(伊:シチリア)
5.ムルソー・ナルヴォー07フレデリック・コサール(仏:ブルゴーニュ)
6.ピュリニー・モンラッシェ99エチエンヌ・ソゼ(仏:ブルゴーニュ)
☆ドゥーツ1983
☆ヴーヴレ・モワルー03ティエリー・ピュズラ
ざっとコメントします。1.2と両方いっぺんにテイスティングしていただきましたが、順番が逆でした。1のガイヤーホフがいい熟成をしていて、非常に甘みを伴った厚みがあるテイストで熟したりんごのようで美味しかったですね。2のシュレールのリースリングがおとなしくというか、スレンダーに感じました。でも温度が上がってくるうちに、ミネラル感をしっかりと感じました。1.2ともにりースリングでしたが、対照的でしたね。3のシュナン・ブラン100%で造られている"シノン・ブラン・シュネ”はきーんと筋の通った酸といきいきとしたミネラルは本当に素晴らしい。口全体に綺麗な酸とミネラルのハーモニーが感じ取れました。ディオニーさんのオフィス試飲会でも人気のアイテムでしたね。4のパッソピッシャーロは”シャルドネ100%”。こちらはさすがに落ち着き払った風格を感じました。後口のやや苦味もアクセント。1~3とは全く別物ですが、これはこれで好みのお客様もいらっしゃいました。5.6は正統派ブルゴーニュのシャルドネです。びっくりなことが二つ。まず5のコサールのムルソーは熟成感が出てきて、今飲んでとっても美味しい。熟成によるふくらみというか味のふくよかさがとっても好感。逆に6のソゼは最初は固まりました。香りも味も全く開かない。これには時間がかかりましたね。約1時間ぐらいしてやっと開いてきました。芯の通ったミネラルが現われ、ぐっと味が出てきました。香りはそれでもまだ閉じ気味。このワインは時間がかかりますね。
7はワイン会参加のお客様の中で19日にお誕生日の方がいらして、そのお客様から”これワイン会で開けてください”と自らの誕生日にシャンパーニュをご提供していただきました。それも1983年ミレジメ。30年熟成のシャンパーニュです。ガスは控えめながらも残っていましたね。強い生命力を感じます。色調も濃く、落ち着きのある熟成したスティルワインです。30年の風格というか、30年の重みを感じます。参加者の皆さんも大満足!
いつもであれば、宅配ピザで一旦、小休止するところですが・・本日はA氏の誕生日ということでケーキを用意しました。
最後に8のヴーヴレ・モワルーですが、こちらは元々と糖度が高いのですが、10年を経て更に甘みも増幅。ですが、あまりにももったり感が否めず、ここで飲まないと先は厳しいか?という判断。でもデザートワインとして楽しむことができました。こちらは前日にご来店のお客様がわざわざ残してきてくれたもので、改めて試飲できたことに感謝です。
・・ということでざっと書きましたが、改めて白ワインも熟成を考えると飲むタイミングが難しいかと感じます。ある程度の熟成で価格以上にもなりますし、コサールのムルソーのようにリリース当時の価格からすると高いですが、今飲んでのパフォーマンスを考えると価格も合ってきています。店長的には1のガイヤーホフが一番サプライズがあってよかったです。ある意味、アルザスのグラン・クリュに近くなっていたと思います。
次のワイン会(第115回)は「8/25日」に決定。”ブルゴーニュの白2.3本プラス赤○本”という感じでいこうということで決まりました。まだ残暑で暑いかもしれませんが、店内は寒いくらいです。白も赤もきっちり堪能できるかと思いますので楽しみです。また5000円でどれだけのブルゴーニュを味わえるか挑戦です^^
〒183-0011 東京都府中市白糸台6-5-10
WINE&JIZAKE INAGEYA/ワイン&地酒 イナゲヤ
http://www.rakuten.ne.jp/gold/inageya/TEL 042-361-3550
◆第114回ワイン会報告です!
昨日は第114回ワイン会でした。テーマは「国・産地問わず、美味しい白ワイン」。参加者は8名。会費5000円。いつものようにブラインドテイスティングです。
以下が画像とワインリストです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/c7/0988678eac052597621a57f66647c91e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/bd/2b89422cab847badb14ad9d47d015a8d.jpg)
1.リースリング・ヨハニスブルグ05ガイヤーホフ(オーストリア)
2.リースリング・ビルステゥックル09ジェラール・シュレール(仏:アルザス)
3.シノン・ブラン・シュネ10パスカル・ランベール(仏:ロワール)
4.パッソピッシャーロ・グアルディオーラ07トリノーロ(伊:シチリア)
5.ムルソー・ナルヴォー07フレデリック・コサール(仏:ブルゴーニュ)
6.ピュリニー・モンラッシェ99エチエンヌ・ソゼ(仏:ブルゴーニュ)
☆ドゥーツ1983
☆ヴーヴレ・モワルー03ティエリー・ピュズラ
ざっとコメントします。1.2と両方いっぺんにテイスティングしていただきましたが、順番が逆でした。1のガイヤーホフがいい熟成をしていて、非常に甘みを伴った厚みがあるテイストで熟したりんごのようで美味しかったですね。2のシュレールのリースリングがおとなしくというか、スレンダーに感じました。でも温度が上がってくるうちに、ミネラル感をしっかりと感じました。1.2ともにりースリングでしたが、対照的でしたね。3のシュナン・ブラン100%で造られている"シノン・ブラン・シュネ”はきーんと筋の通った酸といきいきとしたミネラルは本当に素晴らしい。口全体に綺麗な酸とミネラルのハーモニーが感じ取れました。ディオニーさんのオフィス試飲会でも人気のアイテムでしたね。4のパッソピッシャーロは”シャルドネ100%”。こちらはさすがに落ち着き払った風格を感じました。後口のやや苦味もアクセント。1~3とは全く別物ですが、これはこれで好みのお客様もいらっしゃいました。5.6は正統派ブルゴーニュのシャルドネです。びっくりなことが二つ。まず5のコサールのムルソーは熟成感が出てきて、今飲んでとっても美味しい。熟成によるふくらみというか味のふくよかさがとっても好感。逆に6のソゼは最初は固まりました。香りも味も全く開かない。これには時間がかかりましたね。約1時間ぐらいしてやっと開いてきました。芯の通ったミネラルが現われ、ぐっと味が出てきました。香りはそれでもまだ閉じ気味。このワインは時間がかかりますね。
7はワイン会参加のお客様の中で19日にお誕生日の方がいらして、そのお客様から”これワイン会で開けてください”と自らの誕生日にシャンパーニュをご提供していただきました。それも1983年ミレジメ。30年熟成のシャンパーニュです。ガスは控えめながらも残っていましたね。強い生命力を感じます。色調も濃く、落ち着きのある熟成したスティルワインです。30年の風格というか、30年の重みを感じます。参加者の皆さんも大満足!
いつもであれば、宅配ピザで一旦、小休止するところですが・・本日はA氏の誕生日ということでケーキを用意しました。
▼プレートつきのケーキです。童心に返りますね^^▼
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/e1/3f9588b47ceaeb161d550cbb3987a50a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/e1/3f9588b47ceaeb161d550cbb3987a50a.jpg)
最後に8のヴーヴレ・モワルーですが、こちらは元々と糖度が高いのですが、10年を経て更に甘みも増幅。ですが、あまりにももったり感が否めず、ここで飲まないと先は厳しいか?という判断。でもデザートワインとして楽しむことができました。こちらは前日にご来店のお客様がわざわざ残してきてくれたもので、改めて試飲できたことに感謝です。
・・ということでざっと書きましたが、改めて白ワインも熟成を考えると飲むタイミングが難しいかと感じます。ある程度の熟成で価格以上にもなりますし、コサールのムルソーのようにリリース当時の価格からすると高いですが、今飲んでのパフォーマンスを考えると価格も合ってきています。店長的には1のガイヤーホフが一番サプライズがあってよかったです。ある意味、アルザスのグラン・クリュに近くなっていたと思います。
次のワイン会(第115回)は「8/25日」に決定。”ブルゴーニュの白2.3本プラス赤○本”という感じでいこうということで決まりました。まだ残暑で暑いかもしれませんが、店内は寒いくらいです。白も赤もきっちり堪能できるかと思いますので楽しみです。また5000円でどれだけのブルゴーニュを味わえるか挑戦です^^
〒183-0011 東京都府中市白糸台6-5-10
WINE&JIZAKE INAGEYA/ワイン&地酒 イナゲヤ
http://www.rakuten.ne.jp/gold/inageya/TEL 042-361-3550