きじひき高原・鉄山湿原散策2015・4・1
北斗市村山 きじひき高原
早い雪解けを迎えた鉄山湿原は 春本番まもなく
湿原の中に清水が湧き出ている
水量が多く 北斗市の水道水として利用されている
湧水の流れは 清流の言葉がピッタリ
流れが奏でる音は 名曲に聞こえる
冷たい水に打たれて生きる
長い時間打たれると 人間なら悲鳴をあげる
伝わってくる 植物は強し
湿原は まもなく眠りから覚める
トップに現れるのは ミズバショウ
今 うぶ声をあげた状態です
ミズバショウが見頃を迎えても 見学に訪れる人は ごくごく僅か
ただ開いて ただ散ってゆく この繰り返しをしている
木々の芽生えていない今時節は 色彩が殺風景
鉄分の水が 彩りを添えている
清流の流れはゆるやかですが 重圧は堪える
水の中で生きることは たやすくなさそう
湿原をブナと山桜・こぶしの大木が囲む
まもなくグリーン・ホワイト・ピンクの色彩が合唱を始める
桜の老木
桜の幹は弱い
ミズバショウを守るための知恵
先陣がボランティアで整備に汗を流された