更新は 私が「元気で自遊人」している写真記録の便りです
行雲流水 鵜川五郎・画伯②ふるさと散歩
鵜川五郎・画伯 (69才の自画像)
北海道北斗市・市渡(いちのわたり)新函館北斗駅から徒歩5分の場所にアトリエがありました
岩手県で大正8年に生を受けた先生は 北斗市に居を構え亡くなるまで絵筆に情熱を傾けてきました
生前から北斗市に作品の寄贈を続け その数は1000点余
写真は 生まれ故郷の岩手山を描いた1989年作品「岩手山宿田」
写真は自宅付近を描いた作品です
新函館北斗駅が開業した今でも 面影が残っています
北海道立函館美術館HPから転載
◆ 生誕100年 鵜川五郎 鵜川五郎(1919-2008)は、岩手県の大船渡生まれ。
岩手県師範学校(現・岩手大学教育学部)在学中に油彩画に取り組み、卒業後、教鞭をとるかたわら地域の美術団体に参加。全国的な公募展「白日会」展にも入選を果たしますが、1943(昭和18)年、23歳の若さで、当時不治の病と恐れられた結核を発病。闘病の末、1950年に北海道に来たのも、死地を求める思いだったといいます。
来道後、病は快方に向かい、大野町(現・北斗市)や七飯町で教鞭をとりながら独立展、全道展、赤光社などを舞台に作品を発表。1972 年に退職してからは画業に専念し画境を深めました。北海道の自然の様相を、緻密な写実により格調高く描く作品群には、自然への敬意がにじみ、現代における人間と自然の関係のありようへの批評的な姿勢も感じられます。
本展は鵜川五郎の生誕100年を記念し、北海道立函館美術館のコレクションによりその画業を回顧するものです。叙事詩的世界を描く壮大なスケールの作品、人の気配がない静謐な自然の情景、そして晩年に取り組んだ「魑魅魍魎」の連作まで、28点の油彩画により、鵜川五郎の世界をご堪能ください。
恩師は晩年 1000点を超える作品を数年かけて点検確認し 合併前の大野町(現北斗市)に寄贈されました
奥様 作家の鵜川章子さん
鵜川五郎(故)画伯の奥様は 詩人・作家の鵜川章子さん
北海道詩人協会常任理事の要職を経験
発行した詩や小説の本の中から日本詩人文庫「北天の青」を紹介します
山野草を詠んだ詩が20編余掲載されている中から
いくたび生まれ変わっても ハマナスは夏の花を紹介いたします
まだ作品整理半ばです