旧丸井今井百貨店函館支店・エレベーター
函館市末広町 地域交流まちづくりセンター
旧丸井今井呉服店・函館支店として大正12年に建てられた
創建当時はコンクリート造5階建て
外観は洋風を基調とし 建築様式は「復興式」と呼ぶそう
昭和45年から市役所分庁舎として改装され
安全性を確保するため 一部を除き3階建てに改装された
特徴は交差点に面した部分が円形 屋上はドーム型の展望室
建築された頃の函館市は北洋漁業基地として繁栄していた
人口も20万人を越し 東北以北最大の都市でした
ここには東北以北最古の手動式エレベーターが残されている
今でも動き 希望者は試乗できます
小さい頃 このエレベーターに何回も乗った記憶があります
ロープ式乗用エレベーター
定員は12人
積載量1000kg
レバー 右に倒すと上昇 左に倒すと下降
階の床と段差なく止めることが
エレベーターガールの役目でした
残された部分は 今でもピカピカ
景観形成指定建築物等の指定を受け
大事に保全されています