田舎都会からの便り

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除夜の鐘・水垢離

2019年12月31日 16時43分17秒 | その他

除夜の鐘水垢離

12月31日  除夜 

大晦日の夜のこと かつては一年の神「歳神」を迎えるために朝まで眠らずに過ごす習慣があった 

除夜には各家庭で年越し蕎麦が食べられ 寺では除夜の鐘が撞かれる 

除夜の鐘は108回撞かれる 眼・耳・鼻・舌・身・意の六根のそれぞれに苦楽・不苦・不楽があって18類 この18類それぞれに浄・染があって36類、この36類を前世・今世・来世の三世に配当して108となり これは人間の煩悩の数を表すとされている また、月の数12 二十四節気の数24 七十二候の数72を足した数が108となり 1年間を表しているとの説もある


毎年 除夜の鐘を聞きながら水垢離を見物しています 

場所は 函館市・谷地頭町 日蓮宗臥牛山妙心寺は 函館山(臥牛山)の麓の高台にあります

ここの鐘楼の突き始めは午後11時 ゴォ~~ン・ ゴォ~~ンと108回が鳴り終わると「水垢離」が始まります

ところが今年は天気が

午後4時30分 わが家の外は吹雪の悪天候

歳を考え 見物行動中止にしました

興味のある方は 下記過去記事をご覧下さい

 過去記事2015年 除夜の鐘

2015年から2016年へ バトンタッチの日

一年 こんなに早く経つのか 信じられないが現実

最近は世の中の変化が早く 今年もアップアップしながらの365日でした

 

今日は除夜の鐘を聞きながら水垢離を見物し 「気」だけはパシッとさせ 初日の出を迎えたい 

函館市・谷地頭町 日蓮宗臥牛山妙心寺は 函館山(臥牛山)の麓の高台にあります

ここの鐘楼の突き始めは午後11時

ゴォ~~ン・ ゴォ~~ンと108回が鳴り終わると「水垢離」が始まります

 

わが家と宗派は違いますが わけへだてなく見学させてくれます

生活の中にはいろんな「しきたり」があります

新年も自分に合った「しきたり」を学びそして見つけ 日暮の中で生かしたいなあ 

 
思い出の記録 除夜の鐘と水垢離

大晦日 除夜の鐘を聞きに出かけた

ゴーン ゴーン ゴーン

おかしいな まだ除夜の鐘としては早すぎるなあ

PM 11:40

函館夜景を眺めながらの鐘突き

風情が最高

心身ともスッキリしそう

この寺の仕来たりは 午後11時から鐘を突き始め 

年の変わる零時までに終え 水垢離をして新年を迎える

AM 0:00

この日は 気温が高かった

このため水垢離する方は 余裕綽々に見えました

被る水は 氷りの針のよう

AM 0:04

水修行 長く感じたが 時間は短かった

AM 0:08

除夜の鐘の慣わし 寺によりいろいろなんですね

AM 0:10

思い出の記録 水垢離(水ごり)・妙心寺

函館市・谷地頭町 日蓮宗臥牛山妙心寺

函館山(臥牛山)の麓の高台にあります

                                  写真 真ん中やや右の寺院

函館地方の2月3日は 冬型気圧配置で氷点下3.4度

準備する檀家さんは 寒さの中奮闘

 

桶の水をのぞいたら スガ(薄氷)が張ってた

冷水というより 凍水のようでした

法華経の行事は 太鼓の響きが開始の合図 

毎年 節分の日に水垢離行事が行われ

豆まきも人気 高齢者は持ち抱えられないほど拾えます

興味のある方は ご覧下さい

妙心寺の豆まき 2011・2・3

 

たのもしい7人 修業で慣れているよう 

寒さのほうが驚いているように感じます

水垢離の場所からは 谷地頭町・青柳町・住吉町が眼下にあり

遠くには湯の川温泉街が眺望できます

法華経の修業開始

 

 

凍る冷たさの水は 

氷のように落ちてくる

修業の水は 舞い上がるから不思議

舞い上がり 踊ったあとに 落水 

修業道場の水垢離 今年は男性7人

檀家以外の見学者は 私を含め指折り数えるだけでした 

伝統行事として長く続いてほしいと願うひとりですが・・・・・ 

 

今年の水垢離は終わった

念じた 無病息災の年になることでしょう 

後片付けに精を出す檀家さん

この鐘突き堂から徒歩2分先は 函館八幡宮です 

 


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