田舎都会からの便り

北海道新幹線・新函館北斗駅のある北斗市から発信してます

開拓

2018年04月15日 04時44分43秒 | その他

フォト・・・駒ヶ岳・砂原岳の春 

田舎都会通信フォト毎日更新中

 行雲流水   開拓

わが家の近くには 開拓と呼ばれた地区が三つあります

この地域を歩くと 戦後入植された方々の苦労を教えられます

若い頃は開墾生活の大変さを知らないまま過ごしていました

写真は中山開拓の開墾地

開拓地にいた小中学校時代の友人からも 生活の大変さを聞くことはあまりありませんでした

歳を重ねた今 我慢強かったんだなあ と感服してます

写真は北斗市中山・旧市渡小学校中山分校跡 まだ雪多し

開拓と呼ばれた地区 今年は大雪に見舞われました

道路の除雪をされない当時と比べると 苦にならない大雪なのかも知れない

 

開墾されてから年月が経ち 語る人は少ない

開拓時代の面影は少なくなりましたが 存在感のある地域として時を刻んでいます 

焼畑開墾した当時の生活を思い出したくないという方もいるかも知れない

「開拓」の二文字 忘れ去られる日は遠くなさそうに感じます

写真は 同級生が暮らしていた離農住居跡 当時のブロック壁が厳寒生活を語る

過去記事2009年7月 

  自費出版「望郷樺太」

      聞き書きしてまとめ そして自費出版したのは

        函館生まれ 函館在住の吉田幸子さん

      引揚者と面会し 証言を積み上げた労作です

          引揚者が体験した貴重なお話を 

       後世に伝える大事さを教えられたとともに

    自費で出版する作者の意気込みに感銘を受けました

   

わが家の近くにも 樺太からの引揚者を受け入れた中山開拓がある

    509haの林野が緊急開拓地となり 38戸が入植した

  裸一貫で帰国した引揚者にとっては 前途苦難の大地だった

        写真は入植者の離農住居跡地ですが 

 半壊したブロック造の家屋は どうげの草の中に姿を隠している 

  

        焼畑開墾した土地は 優良農地に改善は難しく

           牧草地にして 酪農に活路を求めた

          しかし農業の不振が響き離農者が続出 

           今は指折り数えるだけとなっている

  

   写真は 「汗流」の記念碑が建つ 市渡小学校・中山分校跡

1~4年までの複式学級で在籍児童が28名と賑わった時代もあった

     私の同級生も5人いたが みんな地元を離れている

        開拓という呼び名を嫌がる人もいるが 

  後世に伝えるには 大事に扱いたい呼び名と私は思っている

   

山仲間の登山記録 4月12日(木) 中二股岳

北斗市の旧大野町地区から江差町方面に至る国道227号線に架かる天狗橋付近で、北方から流れ下った中二股沢川が大野川に合流している。この沢の源頭にある標高818.2mの無名峰を、山仲間では「中二股岳」と呼んでいる。周囲の山々より頭一つ抜け出す高さで三角錐の頂部を持つ姿は、大野川を挟んだ北斗毛無山からも指呼できる。沢の左岸に沿う荒廃しつつある林道を辿り、終点手前から尾根に取り付いて山頂を目指した。参加は、ニューフェイスを含む会員14名とゲスト1名の、計15名。

ふるさと  

元気の源 雪解け水

「赤滝」 北斗市中山 国道227号沿い

 

元気の源 雪解け水

「出会いの滝」 北斗市中山 国道227号沿い 

匠の森 根開けラッシュ 

 車中泊 車中泊まとめ Kizasi.jp「車中泊」   

  

虹の仲間の森 2014・12・4~


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