毛無山・林道かんじき歩き①2024・3・23
北斗市中山 標高750m毛無山
冬は向かって左の山の裾野から登って行きます
先日 この峰々を登った78歳のベテラン登山者が行方不明になりました
3月15~16日には山仲間のみなさんが捜索しましたが 発見できませんでした
今月29~30日 2回目の捜索が予定されているそうですが
積雪のため4月の5~6日に変わることもありそう
私も23~24日 毛無山の林道を家内と歩きます
現在の林道の状況の記録を紹介します
下山した午後1時撮影
行方不明者が車を置いていた登山口
冬山はここから登るのが一般的です
夏山は檜沢に登山道があります
AM 9:00 出発
毛無山の山頂付近には 当時の道跡が残っています
平成6年 山に詳しい故三国実氏から
その山の峰道路跡を教えてもらった思い出のある山です
ただ その跡が本物かどうかは 私には判断つかない
この先に北斗市上水道取水施設があり
道は舗装されています
雪解けの今時節は ハンドルさばきが大変です
タイヤの踏み跡をかんじきを履いて歩くことは
バランス間隔のリハビリ効果がありますよ
上川汲沢川 北斗市の飲み水として利用される清流です
普段は おとなしい流れです
天気は晴れの予報ですが
お空さんは 気象予報官の予想を無視
上水道の取水施設は 50mほど先
毛無山への国有林管轄林道は ここで右に曲がります
立派な橋を渡り 出発
AM 9:20
南面の斜面 気持ちは春のよう
フキノトウがあいさつ
寒そうだなあ
雪解けが始まっている
暴風雪が強い中 針葉樹は長身
行方不明になった登山者は
毛無山までの事前偵察を2回しているという
1回目は2月14日で 山頂まで約4時間
2回目は2月22日で 山頂まで3時間15分
登山の大ベテラン そして著書もある登山精通者は
用意周到で出発したのでしょう
行方不明者が事故に遭った可能性の強い場所は
捜索隊の見解によると設計(もっけ)山付近らしいが
この林道を上って行ったことは間違いなさそう
AM 9:40
登山口のシバレより強力
標高が増すと 寒さも格段の差 感じます
苔の生命力に
標識 登山初級者の私の強い味方です
AM 9:50
皿回し???
AM 10:05
北斗市営牧場
きじひき高原キャンプ場辺りです
AM 10:17
行方不明になったと思われる二日後の2月26日に
私が上った標高700m峰方向
スノーモービルの跡が見えなくなった
新雪と風雪が消したのでしょう
雪は深くなった
気温も上がり
かんじきの下に大きな雪玉ができるようになった
AM 10:28
まもなく倒れそう
林道分岐
倒した木を利用した風の作品
気温上昇により かんじきに大きな雪玉ができ
前進がうまく行かなくなった
まもなく林道終点ですが 今日はここで戻ることにした
AM 11:10 駐車場からの所要時間 2時間10分
登山者と合うことはないだろうと思っていたが・・・・
今日24日 再度林道を上ります
PM 0:10