
新函館北斗駅を利用して「楽しもう・道南観光」
更新は 私が「元気で自遊人」している写真記録の便りです
行雲流水
日本基督教団函館教会⑭夜の函ぶら探訪・中尾仁彦案内人
函館市・箱館歴史散歩の会・主宰 中尾仁彦さん案内の「西部地区ライトアップ建造物巡り」
中尾案内人は80歳を超えてますが健脚です
仏教にたくさんの宗派があるように キリスト教も多いですね
建築様式にも拘りが表現されているよう
普段観光気分散策で眺める教会ですが 話を伺うと多種多様宗教にの私です
中尾案内人の探訪主旨
函館山からの夜景は 香港 ナポリとともに「世界三大夜景」のひとつとされています 函館山からの夜景の素晴らしさは必見ですが 麓の西部地区の元町教会群や函館ベイエリアのライトアップされた歴史的建造物のナイトウォッチングも昼間とは違った幻想的な魅力にあふれ もう一つの函館の顔をのぞかせます やさしく照らし出される「灯」に誘われてロマンチックな風景を間近に見る散策に出かけて見ませんか
コロナ前は130人を超えた参加者でしたが 今は30~40人ほどに制限しての気遣い案内です
連載 第206回西部地区ライトアップ建造物巡り
連載⑭ 日本基督教団函館教会
明治7(1874)年、M・C・ハリスが伝道のためアメリカから来たのが函館におけるメソジスト派の始まりです。明治6年に解禁になったばかりのキリスト教に対して、まだ不穏な空気が流れていましたが、日本人2名が洗礼を受け、北海道で最初の信者となりました。なおハリスは宣教師ですが、一時アメリカ領事さらには函館アメリカ郵便局長を兼ねています。
明治 10 年には現在の場所に、プロテスタントの教会では日本で3番目、 メソジスト派としては横浜に次いで2番目となる函館美似教会が建設されます。その後3度の火災に遭い、昭和6(1931)年に鉄筋コンクリートで再建されたのが現在の建物です。ゴシック様式建築の独特の尖塔が荘厳な雰囲気を漂わせ、ステンドグラスの丸窓が印象的です。

以下の写真は2023年9月10日に撮りました




