花嫁行列2015・5・3
北海道江差町 江差追分の流れる街です
かもめ島に海の安全を見守る厳島神社があります
つい先日 神社創建400周年を記念した鳥居が新設されました
にしん漁で賑った経験を持つ江差町
栄華盛衰の歴史の産物がたくさん伝えられています
江差町には古い家並みを復活させた「いにしえ街道」があります
ここで3日 伝統の花嫁行列が行われました
私のイメージの祝言は 日本酒をたらふく飲める祝い事
子供の頃 自宅で行われる祝賀の席は さながら酒盛り会場のようでした
写真は「いにしえ街道」にある酒屋さんの跡
今は喫茶店ですが 酒屋さん時代の看板がそのままです
ひょうたんの形をした瓶に入った「花の友」は
庶民向けの安い値段の日本酒でした
この看板は花嫁行列にピッタリマッチする光景に映り 好きなイベントです
江差町も雇用を生む産業が少なく 人口は減少の一途
少子高齢化の波は受けていますが
栄華の時代の伝統行事がしっかり守られています
江差のいにしえ街道 機会があったら ゆっくり歩いてみましょうよ
花嫁行列は いにしえ街道・商店街などの主催によるイベントです
100人以上の行列となるので 運営が大変そう
まだイベントの歴史が浅く 定着させるには時がかかりそう
このまま このまま 長く継続してほしい
沿道の見物客から祝福を受けるのは2組の夫婦
いにしえ街道700mを練り歩く行列 出発
先導は祝い唄「切り声」
姥神大神宮渡御祭の山車・豊栄山のみなさん
いにしえ街道に 羽織・袴は似合います
こういうイベントは 家庭教育に貢献
子供の頃の経験は 一生忘れない
伝統文化の伝達にも役立っているように映ります
今時代 舗装道路は当たり前ですが
砂利道の時代の行列は・・・大変だったのでしょう