更新は 私が「元気で自遊人」している写真記録の便りです
行雲流水 思い出写真 「山岳霊場・太田神社祭祀2019」
過去記事
山岳霊場・太田山神社の修験道はきつい上りの連続です
休みなく続く急登は 汗びっしょりをプレゼントしてくれます
それだけに 一回上ると一生忘れない思い出となります
北海道せたな町太田地区 太田神社
毎年6月27日~28日に祭祀が行われます
私は28日に行われる「御山掛」の行事を見物がてら登っています
写真は神社から眺めた太田地区市街地と太田天狗岳です
先日・坂口一弘さんが道南219座完登された記念の山容を 明日あらためて眺める予定です
ところが
天気が午前も午後も 予報は
海上パレードも行う予定らしいが・・・
天気予報がハズレハズレハズレ 期待していたら・・・・・
今朝の最新予報はに・・・いざ行かん
過去記事2017年 山岳霊場・太田神社
山岳霊場・太田神社 北海道せたな町大成地区
毎年6月27~28日に例大祭例大祭が行われます
祭り大好きの私は 毎年見学を心掛けていますが 今年は都合悪くお休みです
海辺にある太田神社・奥宮前には 出店が並びます
太田地区の住民は40人ほどとと少ない
なのに 写真のように毎年お店が・・・不思議な光景です
写真は奥宮から眺めた太田神社・本殿のある場所です
北東尋坊の崖に掛けられている鉄輪を上ると そこは本殿です
太田山中腹にある本殿までは 往復2時間ほどです
入口の石段は斜度40度
本殿まで 急登の連続です
水分補給の水は 必ず持参しましょう
鉄輪を利用して上がると洞窟 そこは本殿です
過去記事 山岳霊場神社のある太田地区
山岳霊場・太田神社 北海道せたな町太田地区(旧大成町)
6月27・28日に例大祭と御山掛けが行われ 登山を兼ねて見物に出かけるのが私の恒例行事です
私は水田地帯で暮らしているので 海の色彩は新鮮に映ります
気持ちがスカッとする海の青色は ブルー ブルー ブルー シャトー でした
写真は 太田神社辺りから太田地区を撮ったものです
漁船に乗って海から眺める海面の色にも感動しました
毎日眺めている太田地区の住民には笑われるかもしれません
しかし 平野に住んでいる私にとっては格別の色彩に映るんです
年々高齢化していることを肌で感じます
中心街の交差点に立ち ・・・ 眺めてみました
祭典の日だというのに殺風景に映ります
6月27日現在 人口39人 世帯数25戸 だそう
去年より僅かですが減少しました
昭和時代は舟や船が交通手段だったという
道路やトンネルが開通し 便利になるにつれて人口も世帯も減ると言うから・・・
平成13年廃校となった太田小学校ですが 昭和34年には約50名ほどの児童がいたそう
今回お聞きしたら 小学生も中学生もゼロ
去年は中学生1名がいましたが高校に進学したそう
基幹産業の漁業不振が減少に拍車をかけている
過去記事 太田地区2013年6月27日
北海道せたな町大成地区・太田
ここからは奥尻島が目の前に見えます
自然豊かな地の真新しい道路標識は 輝いて見える
今年4月に残っていた7kmが完成し 北海道740号・北檜山大成線は開通した
太田地区住民は60人ほどと少ないが 利便性向上に胸を撫で下ろしていることでしょう
工事着工が昭和49年というから
効果がないということで伸ばされたのでしょうが お気の毒
着工責任が遠くに吹っ飛ばされてたことに疑問を感じます
太田トンネルは全長3360m 北海道庁管理施設としては最長だそう
それにしても 完成までの工期55年は 長すぎるなあ
過疎地だから故の難産施設だったのかも知れないが いろんなことを語ってくれます
過去記事 太田神社例大祭・海上パレード
北海道せたな町太田地区 太田漁港
6月27日 太田神社例大祭奉納・海上パレードが行われました
恒例行事のようでしたが 2015年・2016年は休止でした
今年は簡易な形式で行われました
前回に続き 船主さんにお願いし乗船させていただきました
大漁旗で着飾ると 威勢の良い光景になります
しかし近年はイカが不漁らしく 漁師さんにとっては悩みのタネのよう
自然が相手の一次産業は先が読めず 不安は常につきまといます
安全大漁祈願に期待することも いいですね
今回は神主さんを招いての神事は省略でした
近隣の恵山・椴法華などのイカ漁仲間15隻が海上パレードに華を添えました
写真は2014年の時のものです
海上パレードを見送る船首の家族です
船首の後継者の長男も見送りました
今回 後継者の長男も乗り込み 行事の様子を目に焼き付けたよう
身勝手な想像ですが 私にはたのもしい後継者に映りました
当日の写真記録は 下記をご覧下さい
過去記事 太田神社例大祭・海上渡御2014・6・27
北海道せたな町 太田漁港
毎年 6月27日に海の安全祈願が行われます
大漁旗で着飾った漁船は
午後1時から3時まで海上を渡御します
太田地区 少子高齢化の波はすでに到達
昨年見学に来た時 住民は約60人と伺った
今年は40人台半ば 中学生1人 小学生ゼロ
減少の仕方に
見ず知らずの船主さんが
神主さんが御祓いする船に乗せてくれた
ということで 今年は船から眺めた光景を紹介します
飲み放題乗船に恐縮の一語
写真左上 見えてるコブ二つ目の
山頂直下に太田神社本殿があります
壁の真下は 幹線道路
昨年は17隻の漁船によるバレードでした
今年は11隻と少ない
魚の水揚げが減少し 後継者問題は苦悩
漁業者の高齢化も難題のよう
高齢船主の入院などでパレード参加漁船が少ないらしい
今年の参加漁船操舵の最高齢は 80歳を超えた方だそう
海から眺めると 地形の険しさが伝わってきます
昇り旗の見えてる場所が 本殿のある洞窟です
太田神社 拝殿
石原裕次郎さんもビックリの 風速ゼロメートル
海はおだやか 快適の一語です
海から眺めると 高台派と海辺派が分かります
津波を想定すると 高台
出漁の利便性を考えると 海辺
太田地区の目の前には
大津波の震災を受けた奥尻島があります
釣り人の背景にうっすらと見えるのが 奥尻島
海上渡御は 太田地区から久遠地区
ここ数年見学させていただいてますが
規模が年々小さくなっている感じを受けます
こういう伝統行事 がんばってほしいなあ
明日は太田神社「御山掛け」を紹介します
鉄の輪を上れば本殿
垂直な壁を上るには 度胸がいる
本殿に向かって停船し 神事
本殿 上り口
鳥居から右上の洞窟までが修験の道
急峻な道が休みなく続いています
御祓いする船は 神様が決めるそう
でも 太田漁港の船は少ないようなので・・・
当たる確率は高そう
神事を終えたことを各船に船主さんが伝えます
この船は今年購入したそう
後継者がいるから取得を決断したのでしょう
新造船だと億円を軽く超えるという
中古船でも〇千万だというから
ガンバレ ガンバレ 後継者
御神酒をドッドッドッ・・・
海を鎮めて大漁祈願
清めの塩やお供え餅も海へ
今年も海上渡御は 無事終えた
10年後20年後も伝統行事は続いているだろうか