ゆっくりあっちゃんの毎日 

今は、時間的ブルジョワを楽しむ日々。いろいろなことに興味を持ち実践する毎日。

見晴らしのいいテント場~ヒュッケヤウレに向かう

2020-10-11 15:59:04 | 2019 Sweden 6th
7月30日火曜日

6:00 R:起床していつも通り片づけを始める。6:30 A:起床。
7:00 朝食。コーンポタージュスープ、青汁、コーヒー、コッペパン(最後)ハムとチーズを挟んで食べる。テントの外は快晴。しかし向かう方向は雲が多く少し心配。16℃。昨夜は、今回のトレッキングで一番寒かった。ホカロンを使い出来うる限り防寒対策をして眠った。しかも10時間も。。
9:00 Start 。岩の道が続いたかと思ったら次はお花畑が現れる。可憐な花が今を盛りと咲いている。背中の重みも一時忘れられる。




9:35 大きな川。橋が壊れている。しかし水量がなく橋が無くても渡れそうだ。
10:10 2㎞進んだ。どこまでも広がる草原!言葉に言い表せない!とにかくすごい!
10:45 上り坂途中、後方は大草原。上から二人連れが下りてくる。我々と同世代のようだ。聞けばヒュッケヤウレのハットに泊まっていたらしい。上りも終わり?というころ、右に大きな黒い岩がありその向こうに湖が見えてきた。道は歩きやすく空は雲一つない好天気。

12:00 左手に大きな湖が見えてその向こうは雪に覆われた山々が連なっている。どうやらここがピークのようだ。雪渓が残っていて少しだけ雪の上を歩く。
12:10 女性が登ってきた。しばらく話を聞く。ナローからセルカヒュッケヤウレを経由してきたという。元気な女性だった。



12:20 ランチ。水を取ることができたのでここにした。目の前には美しい湖が広がっている。その青さが鮮やか。

13:30 再出発。この後も下りは続く。500mほど行くと鉄製のブリッジがあった。新しく2012年にできたようだ。300m進むとまた、鉄製のブリッジがありここも2012年とあった。



橋を渡ると急登になった。登るとシンギ方面への案内板があった。右に曲がる。しかし道は、難しくケルンを頼りに進む。なかなか見つからないことも多い。とにかく川に沿って進んでいれば大丈夫だろう。

実はこの川に沿ってが間違いだった。進めば進むほど険しくなりロッククライミング並みの道。ケルンもあるので間違いないはずなのだが不安がつのる。荷物を置いて、道を確かめるべく探しに行く。
17:00 ようやく1本の道が見つかる。湖と湖の間を通る道。今夜はここでテントを張ることにした。

18:30 夕食。ビーフシチュー、ポテトサラダ、トマトリゾット、モズクスープ、ウィスキー水割り(ここでは冷たい水が簡単にに手に入るので氷は不要)ししゃも、ピーナッツ。
20:00 就寝。We are very tired. 今日の歩行は8.5㎞。ここは高度940m。






渡渉の川~ヒュッケヤウレ手前7㎞

2020-10-08 15:38:40 | 2019 Sweden 6th
7月29日月曜日
5:30 R:起床。
6:00 A:起床。昨日と同じく雲一つない最高の空!嬉しくなってくる。しかし、蚊が多い。


6:30 朝食。ほうれん草のポタージュ、青汁、コーヒー、ソフトパン(ハムとチーズで)すっかり慣れた朝食スタイルだ。
   食後すぐに片づけを始める。この時は昨日のような風もなく、テントも早く片付いた。


8:15 Start。平坦な道が続く。Rの体調を思うとありがたかった。上り下りはあるものの周りの景色を楽しみながら進むことができた。ヘビーな荷物は大変だが、周りの景色が忘れさせてくれる。
9:00 トナカイの柵が出てきた。

9:30 大きな鉄製の橋が見えてきた。トナカイ用の柵を潜り抜けるとその橋を渡ることができた。そこには大きな赤い鉄製の橋があり壊れていた。横に新しい橋ができている。水量、音もすごいが両岸の岩々も立派!しばしここで休憩して見とれる。

9:45 橋から離れるとまた穏やかな道が続く。ところどころにタイミングよく座れる岩が点在している。腰掛けてしばしの休息タイム。のろりのろりの歩行だが、意外と進むもので振り返ると、ああこんなに来たと疲れが薄れる。


10:00 我々ぐらいの年齢の女性から声をかけてきた。「橋までどれぐらい?」彼女は、ニッカルオクタ→ビスタス→ナロー→セルカ→ヒュッケヤウレというコースで来たとのこと。昨年トライしたナロー、ビスタスの名を聞いて懐かしかった。
10:30 ジオグラフィカという山歩きのアプリを利用しているが、バッテリーが少なくなってきたのでチェックせよという。こんなことも言ってくれるのかと感心。モバイルバッテリーに繋ぎながら歩くことになった。
11:00 早目のランチにした。風は気持ちのいい状態。昨年は、寒くてウィンドウブレーカーをよく着ていたが今回は、TシャツだけでOK。食後は、紅茶とチョコレート。

12:15 再スタート。とても広い草原。一面に黄色の花が絨毯のように咲いている。寝転んで写真を撮る。少し行くと、白い綿毛のような花密集して咲いている。この花は湿地帯でよく見かけたが、こんなに群生しているのは初めてだった。





14:30 順調と思って進んでいたが、車の後しか見えなくなった。トレッキングの道を見失った。見当をつけて進んでいくとようやくそれらしき道が見つかる。川とまでいかない小川があった。このあたりで高度880m。見晴らしはすごくいい!しかも花畑もありで足元ももちろん花が咲いている。テント場はここに決定!


15:20 テント設営終了。そしてティータイム。生姜湯、甘酒、柿の種、ドライフルーツ。
18:00 夕食。ウィスキーのお湯割り。あてはチーズの干物の小魚。この平原での一杯は最高においしい。冷えたからだが温かくなる。赤飯、スパゲッティ、白菜と鶏のそぼろ和え、りんご(日本の王林のようだが小さく味もいまいち)食後は読書。


2020中秋の名月

2020-10-04 10:13:47 | スェーデン パジェランタレーデン トレッ
2020年10月1日 今年は最高の月見日和ということをテレビでも数多く取り上げていた。だから?お月見をしようということになった。まず、月見団子から・・・。団子なるものに初めてトライした。


次は、ススキを取りに出かける。幸い我が家は、山のエリアにあり簡単にゲットできた。お供えの栗は、先週末の朽木でのキャンプの時に手に入れたもの。


空も青空で今宵の月が楽しみである。




東の山に、月が上がってきた。このように本格的に月見をしたことがなかったが、なかなか趣があっていいものだ。




ススキもお酒に合う?! 

余呉湖畔でキャンプ

2020-10-04 09:41:36 | スェーデン パジェランタレーデン トレッ
10月最初の週末は、琵琶湖北部の余呉湖にやってきた。
あいにく空は雲で今夜の月は見ることができなさそう。

戦国時代の舞台となった小谷城を過ぎると川の両岸に、彼岸花が目に入ってくる。
この辺りは、蕎麦の花が一面に白く咲いていた。


余呉湖にやってきた。夕暮れの静かな湖面。釣り人が時間を惜しむかのように竿先を見つめている。県内の車が多いが、遠く関東の車も見受けられる。国民宿舎が解体途中。時代の流れだろうが淋しい。

トイレの近くにキャンプすることにした。芭蕉の弟子の路通の句碑があった。
「鳥共も寝入てゐるか余呉の海」
余呉湖の静けさを歌っているそうだが、まさしくその通り。暗くなってくると釣り人も帰っていき虫の音が聞こえるのみ。


それでも、夜は意外と明るく湖面もうっすら白く存在感を示していた。

湖面に映る木々は幻想的。