ゆっくりあっちゃんの毎日 

今は、時間的ブルジョワを楽しむ日々。いろいろなことに興味を持ち実践する毎日。

湖南三山 常楽寺

2020-11-23 12:21:05 | 近江のかくれ里めぐり
長寿寺から車で数分のところにある常楽寺。

天台宗の寺院。 奈良時代中期に良弁(ろうべん)が開いた「阿星山五千坊(あぼしやまごせんぼう)」の中心。 山門に続く広い境内の木立の参道の奥に、国宝指定の和様の大きな本堂がどっしりと立ち、古寺らしい落ち着いたたたずまいを見せています。現在の本堂は、南北朝時代に再建されたもので、中央には秘仏の木造千手観音坐像が安置されています。


また、本堂横の石段を登ると、すぐれた形姿の三重塔<国玉>があり、背後の樹林が美しい調和を見せています。






なんといっても三重塔は、どこから見ても紅葉と共に最高だった。

近江の紅葉 長寿寺

2020-11-23 12:03:37 | 近江のかくれ里めぐり
巷は、コロナ禍、第3波で不安が急上昇!そんな中であるが好天気の恵まれ紅葉狩りを満喫した。

まずは、湖南三山の一つ 長寿寺に参拝した。

奈良時代に創建された1200年以上の歴史を持つ天台宗の寺院で、平安時代に再建された檜皮葺の本堂は国宝に指定されており、湖南三山の中では最も古い歴史。





参道は、紅葉が真っ盛り!このシーズンに訪れるのは初めてである。以前は桜の季節だった。本堂の右側の池に桜の花びらが散る風景を思い出した。







今回は、湖南市のイベントで入場料の@300割引券を使用し、一人@1000のクーポンまでいただけるという嬉しいものだった。

晩秋の大池寺 

2018-11-26 14:04:34 | 近江のかくれ里めぐり
晩秋の3連休、甲賀の郷、大池寺にてコンサートがあり出かけた。



穏やかな小春日和、もうすぐ冬だということを忘れてしまう穏やかな日だった。


古典の教室の仲間のお誘いで、庭園鑑賞とリコーダーの音色を楽しむひととき。



リコーダーは、二度目の体験である。バロック音楽が複数のリコーダーで演奏された。
この日の相手はヴィオラ ダ ガンバであった。ヴィオラの音色も素晴らしく癒された。



蓬莱庭園と称されるこの美しい庭園は、かの有名な小堀遠州作。大波小波、宝船がサツキで表されている。この季節サツキは青々していてるが春のシーズンは、花が咲き乱れるそうな。しかし、晩秋のこの頃は、バックに紅葉が映え白砂と共にコントラストのきれいな庭になっている。
優雅流麗の美を味わいつつ、やさしいリコーダーの音色に心癒されるひと時であった。


現在、「甲賀三大佛」として、大池寺(釈迦如来坐像) 櫟野寺(薬師如来坐像) 十楽寺(阿弥陀如来坐像)が公開されている。一見の価値はある。仏とと向き合うと心が穏やかになるのは・・・。

大池寺から車で30分、三重県の境にある十楽寺には、摩耶夫人像があり、奈良の法隆寺と並びの歴史があるとの説明だった。

日吉大社に参拝

2017-11-28 15:51:38 | 近江のかくれ里めぐり
11月21日、冬の訪れを思わせる寒い晩秋、
西教寺から山の辺の道を歩くこと20分程度。


いかにも晩秋の風景。


あの有名な、穴太の石積みがたくさん見受けられた。

途中こんな珍しい木があった(^_-)-☆ 「連理の枝」縁結び・円満らしい。

日吉大社につきました。すぐにこの大社が大社なる所以を感じる雰囲気があった。



大宮橋。

走井橋にこんな風に木が・・・。


山王鳥居。神仏習合の信仰を表す独特の形らしい。観光客が多くて写真もなかなか難しかった(:_;) 人がいないチャンスでパチリ!


西本宮楼門。軒下に木像の猿が・・・。現在修復中だった。

西本宮本殿。1586年に建てられた古いもの。


本宮の裏側の屋根に特徴があった。後ろの山にご神体があるからだそうだ。




東本宮。


湖国三大祭りの一つがここの山王祭で春の訪れを告げる神事だそうである。この坂を大きな神輿が滑るように下りてくるということらしい。




二宮橋から大社を後にして、近くのサプライズスポットへ。ここに、紫式部・和泉式部・清少納言と書かれた碑があった。

改めて、近江の歴史の古さを感じ、タイムスリップの一日は楽しい思い出となった。帰りは京阪鉄道で膳所まで乗り、JRに乗り換え帰途に。

明智光秀菩提寺 西教寺

2017-11-23 11:25:05 | 近江のかくれ里めぐり
比良の山々が白く雪に覆われ(19日、比良山系で今季の初冠雪を観測したと発表され昨年より9日遅く、平年並みという。)いよいよ湖国にも冬が到来?そんな晩秋の一日、11月21日、文学散歩で大津市坂本 西教寺を訪れた。
 比叡山の南東山麓に大きな寺域を持ち、全国に450以上の末寺を持つ天台真盛宗の総本山。寺伝では、聖徳太子が創建し、のちに天智天皇から西教寺の勅願を賜わり、平安時代に延暦寺中興の祖良源が、続いて横川の源信が庵を結んで修行道場としたと伝えられいる。
JR山科駅で湖西線に乗り換え『比叡山坂本』駅 下車、江若バス(@230)約7分(西教寺下車)で着いた。


総門。ここから紅葉の世界に入る。なだらかな階段。両側には、宿坊が立ち並んでいる。足元をみると大津絵の電気灯篭が点在している。夜のライトアップ時、大津市ならではの風景で楽しむことが出来そう。





宗祖大師殿、ここの門から琵琶湖を眺める景色は最高!


寺側の説明を聞く間も、静寂な空気が漂う境内には、鉦(かね)の音が低く響き渡り、独特の雰囲気が漂っていた。聞けばこの鉦は、数百年に亘って途切れることなく続いているそうである。「南無阿弥陀仏を10回唱える間隔」だそうで、私も唱えてみた。

こんな可愛い(失礼かもね)お地蔵さんがいらした(^_-)-☆



この庭園は裏山の急傾斜の山畔部を巧みに利用し、丸刈角刈の小刈込を駆使した観賞庭園だとか。中央の池泉は琵琶の姿を取り入れた瓢型で、山畔の下部と池泉との間に小丘坡を築いた二つの石組で構成されている。初夏の新緑、さつきの咲く頃、秋たけなわの紅葉、冬の雪景色等は特に素晴らしい眺めということで今は紅葉の季節でラッキー!。




今回の目的の一つは、この菊御膳をいただくことだった。御膳の上に広がる、目にも美しい菊料理の数々。秋の紅葉シーズンになると坂本菊を使った「菊御膳」がいただける。坂本菊は、大津市坂本の特産として知られる食用菊。平安時代、天台宗の開祖・最澄が唐(中国)から持ち帰ったと伝えられているそうだが、市場には流通しておらず、坂本の限られた畑でしか育たないため食べる機会も限定された貴重な御膳だそうである。の紅葉とともに、菊の天ぷらや菊ずしをゆっくり味わっていただいた。食前酒は、甘く花びらも一緒に飲む。寒い日だったのでこれだけでも暖かくなる感じがした。てんぷらはカラッと揚げられていて美味しかった。デザートも菊の花びらの入ったゼリーで、すべて花びらが入っていた。菊の効用はあるのかと調理場の方に聞いたところないそうだが、いかにも秋の風情を楽しむ料理ということで堪能した。@2700.


明智光秀の菩提寺。戦国時代、織田信長による延暦寺焼き討ちで焼失したとき、明智光秀が総門・庫裏などを寄進したとあった。








紅葉は素晴らしかった。こんなにきれいな紅葉は特別である。この秋いろいろなところで紅葉を楽しんでいるがこの色はなかなかない。ここから山の辺の道を歩いて日吉大社に向かった。