ゆっくりあっちゃんの毎日 

今は、時間的ブルジョワを楽しむ日々。いろいろなことに興味を持ち実践する毎日。

高台の滝のそばのテント場へ

2021-08-29 22:50:01 | 2019 Sweden 6th


8月1日、久しぶりに曇り空。雨が降る感じではない。青空が20%ぐらい。そこから時々太陽が顔を見せてくれる。
6:00 R:起床。
6:30 A:起床。この微妙なタイムラグ。Rが先に片付けるから。18℃。昨夜は居なかったのに蚊がいる。電池式の蚊取りを取り出すことで蚊も苦にならない。
8:00 青空が広がってきた。悪くなることを想像していたので嬉しい。

8:53 出発。まずは険しい岩の道が続く。
9:00 案内板。高度960度。ここからウナアルカス方面に行けるようだ。


10:10 Snow mobileのコースと重なる。湿地が続くが木道があって助かった。
10:20 出発から2㎞。
11:00 左手は湖。SAIKAの山々が迫ってくるように感じる。このころ、追い風が強く、雲も行く方向に早く流れていた。




11:05 出発から3㎞。湖の中ほど?太陽は厚い雲に覆われ、風が冷たくなってきた。
12:40 ようやく太陽が出現、あの厚い雲はどこへ? きれいな青空が広がってきた。水の流れる小川があったのでランチタイム。

13:40 出発。Snow mobileのコースに沿って歩いてきたが大きな川に直面する。地図では橋があるのだが壊れて跡形もない。いい天気が続いていたので水量が少なく渡渉できそうだが大きな川である。10mぐらいはありそう。深さは30㎝ぐらいだが結構な勢いで流れている。上から降りてくるときは、どこでも渡れそうと思えたが、どっこいそう簡単ではなかった。大きな石が並んでいるところを選んだ。飛び石を渡る感覚で進んだが、滑る石があった!重い荷物で倒れそうになったが何とか堪えることができ、あとはジャブジャブ!おかげで靴の中はビショビショ。渡ったところも、テントが張れるところではなく進まざるを得なかった。
道もあるような無いような、分かりづらい湿地帯を進んだ。この大きな川に沿って歩いた。ようやく道らしい道を進んでいると、左手上に大きな滝が見えた。重い荷物を置いてテント場を探すことにした。




15:00 滝の近くに、窪地がありフラット。左手に湖、見下ろす前に大きな川。ずいぶん高いところなので見晴らしは抜群!ここに決定。可愛い花も咲いている。風が強く急いでテント設営終了。洗濯をする。何より濡れた靴が乾くか心配だった。
18:00 夕食。ラストウィスキーを楽しむ。ししゃも・ピーナッツ・チップス。R:エビピラフ。A:スパゲッティ・茄子の胡麻和え。



19:45 就寝。今日は疲れた。滝の音は大きいが意外と眠れるものだ。夜は寒くなるだろう。明け方は10度?


ヒュッケヤウレ越え3km~湖と湖の間のテント場:6泊目。

2021-02-21 23:04:58 | 2019 Sweden 6th
7月31日。水曜日。ヒュッケヤウレ越え3km~湖と湖の間のテント場:6泊目。


5:30 今日もいい天気。12℃。昨夜はとても静かだった。ミッドナイトの時間帯:0時半ごろ、とても美しい朝焼けだった。
R:このミステリアスなコースの下見に出かけた。小1時間ほど戻ってこなかったのでどこまで行ったのか少し不安になったが。
6:30 R:戻ってきた。進むことができるかどうか五分五分。荷物なしでも道を探すのに苦労したらしい。先行き不安なので引き返すことにした。
朝食。エビのビスク。青汁・コーヒー・パン(ハム+チーズ)

8:45 Start。道を探すのに一苦労。高地なので見渡すことができる。昨日渡ったブリッジも見えたのでその方向に進む。その途中、ケルがあるが道は?そんな繰り返しが続いた。

10:10 ようやく昨日の分岐点まで戻った。高度は、930から860まで低くなっていた。
ヒュッケヤウレ目指して再スタート。いきなりの急な登りが3度。しかし、長くなく幸いだった。しかも、ケルンがすぐ見つかるところにあって安心させてくれた。


10:45  SW女性と会う。25年のトレッキング人生だという。しかも今年が最後になるという。いろいろと情報をくれた。この辺りは高台で見晴らしVerry Good! 881m高度。
しかし、まだまだ上りが続いた。

11:05 右に池、高度927m 。ここから山の相ががらりと変わった。岩山になっている。きつーいロード。

12:30 ヒュッケヤウレのハット着。愛想のいい管理人さん夫妻が迎えてくれた。聞けば、日本に4年前に来たそうだ。北海道から東京までの2週間を楽しんだとのこと。キッチンを使えたのでRがサプライズで持ってきた餅を雑煮で頂いた。Good。




14:00 ハットを出発。岩山なので歩くのもハードである。それでも風が心地よく応援してくれた。




15:00 大きな川にやってきた。「橋が無い!」mapにはしっかりとあるのに。上のほうに歩くと飛び石で渡れそうだ。このあたりでキャンプしたかったが、あいにくとフラットなところが見つからなかった。風も強いし。


16:15 右に二つ目の湖が見えてきた。湖は道よりずいぶん下にあり、フラットそうなところがあるように見えた。荷物を置いて探しに出かけるが、遠くからはフラットそうでも、近くに行くと結構凸凹していた。諦めて進もうとしていた時、Rが戻ってきた。いいところが見つかったという。一つ目の湖と二つ目の湖の繋ぎ目のようなところで景色良好の高台である。道からは見えない場所。風も消えている。決定!



18:00 夕食。R:山菜おこわ・A:スパゲッティ・ほうれん草の胡麻和え・チゲスープ・残り僅かのウィスキー(干物・チップ・ピーナッツ)美味しかった!

19:50 就寝。7.9㎞歩行。

この記録は2019年のトレッキング記録。2020年度も行く予定で予約もできていたが、あいにくのコロナ感染で行けなくなった。6年も続いたトレッキングだったのでそのショックは大きく、振り返ることもできなかった。ようやく、新しい年になって前向きに振り返ってみようということにした。

見晴らしのいいテント場~ヒュッケヤウレに向かう

2020-10-11 15:59:04 | 2019 Sweden 6th
7月30日火曜日

6:00 R:起床していつも通り片づけを始める。6:30 A:起床。
7:00 朝食。コーンポタージュスープ、青汁、コーヒー、コッペパン(最後)ハムとチーズを挟んで食べる。テントの外は快晴。しかし向かう方向は雲が多く少し心配。16℃。昨夜は、今回のトレッキングで一番寒かった。ホカロンを使い出来うる限り防寒対策をして眠った。しかも10時間も。。
9:00 Start 。岩の道が続いたかと思ったら次はお花畑が現れる。可憐な花が今を盛りと咲いている。背中の重みも一時忘れられる。




9:35 大きな川。橋が壊れている。しかし水量がなく橋が無くても渡れそうだ。
10:10 2㎞進んだ。どこまでも広がる草原!言葉に言い表せない!とにかくすごい!
10:45 上り坂途中、後方は大草原。上から二人連れが下りてくる。我々と同世代のようだ。聞けばヒュッケヤウレのハットに泊まっていたらしい。上りも終わり?というころ、右に大きな黒い岩がありその向こうに湖が見えてきた。道は歩きやすく空は雲一つない好天気。

12:00 左手に大きな湖が見えてその向こうは雪に覆われた山々が連なっている。どうやらここがピークのようだ。雪渓が残っていて少しだけ雪の上を歩く。
12:10 女性が登ってきた。しばらく話を聞く。ナローからセルカヒュッケヤウレを経由してきたという。元気な女性だった。



12:20 ランチ。水を取ることができたのでここにした。目の前には美しい湖が広がっている。その青さが鮮やか。

13:30 再出発。この後も下りは続く。500mほど行くと鉄製のブリッジがあった。新しく2012年にできたようだ。300m進むとまた、鉄製のブリッジがありここも2012年とあった。



橋を渡ると急登になった。登るとシンギ方面への案内板があった。右に曲がる。しかし道は、難しくケルンを頼りに進む。なかなか見つからないことも多い。とにかく川に沿って進んでいれば大丈夫だろう。

実はこの川に沿ってが間違いだった。進めば進むほど険しくなりロッククライミング並みの道。ケルンもあるので間違いないはずなのだが不安がつのる。荷物を置いて、道を確かめるべく探しに行く。
17:00 ようやく1本の道が見つかる。湖と湖の間を通る道。今夜はここでテントを張ることにした。

18:30 夕食。ビーフシチュー、ポテトサラダ、トマトリゾット、モズクスープ、ウィスキー水割り(ここでは冷たい水が簡単にに手に入るので氷は不要)ししゃも、ピーナッツ。
20:00 就寝。We are very tired. 今日の歩行は8.5㎞。ここは高度940m。






渡渉の川~ヒュッケヤウレ手前7㎞

2020-10-08 15:38:40 | 2019 Sweden 6th
7月29日月曜日
5:30 R:起床。
6:00 A:起床。昨日と同じく雲一つない最高の空!嬉しくなってくる。しかし、蚊が多い。


6:30 朝食。ほうれん草のポタージュ、青汁、コーヒー、ソフトパン(ハムとチーズで)すっかり慣れた朝食スタイルだ。
   食後すぐに片づけを始める。この時は昨日のような風もなく、テントも早く片付いた。


8:15 Start。平坦な道が続く。Rの体調を思うとありがたかった。上り下りはあるものの周りの景色を楽しみながら進むことができた。ヘビーな荷物は大変だが、周りの景色が忘れさせてくれる。
9:00 トナカイの柵が出てきた。

9:30 大きな鉄製の橋が見えてきた。トナカイ用の柵を潜り抜けるとその橋を渡ることができた。そこには大きな赤い鉄製の橋があり壊れていた。横に新しい橋ができている。水量、音もすごいが両岸の岩々も立派!しばしここで休憩して見とれる。

9:45 橋から離れるとまた穏やかな道が続く。ところどころにタイミングよく座れる岩が点在している。腰掛けてしばしの休息タイム。のろりのろりの歩行だが、意外と進むもので振り返ると、ああこんなに来たと疲れが薄れる。


10:00 我々ぐらいの年齢の女性から声をかけてきた。「橋までどれぐらい?」彼女は、ニッカルオクタ→ビスタス→ナロー→セルカ→ヒュッケヤウレというコースで来たとのこと。昨年トライしたナロー、ビスタスの名を聞いて懐かしかった。
10:30 ジオグラフィカという山歩きのアプリを利用しているが、バッテリーが少なくなってきたのでチェックせよという。こんなことも言ってくれるのかと感心。モバイルバッテリーに繋ぎながら歩くことになった。
11:00 早目のランチにした。風は気持ちのいい状態。昨年は、寒くてウィンドウブレーカーをよく着ていたが今回は、TシャツだけでOK。食後は、紅茶とチョコレート。

12:15 再スタート。とても広い草原。一面に黄色の花が絨毯のように咲いている。寝転んで写真を撮る。少し行くと、白い綿毛のような花密集して咲いている。この花は湿地帯でよく見かけたが、こんなに群生しているのは初めてだった。





14:30 順調と思って進んでいたが、車の後しか見えなくなった。トレッキングの道を見失った。見当をつけて進んでいくとようやくそれらしき道が見つかる。川とまでいかない小川があった。このあたりで高度880m。見晴らしはすごくいい!しかも花畑もありで足元ももちろん花が咲いている。テント場はここに決定!


15:20 テント設営終了。そしてティータイム。生姜湯、甘酒、柿の種、ドライフルーツ。
18:00 夕食。ウィスキーのお湯割り。あてはチーズの干物の小魚。この平原での一杯は最高においしい。冷えたからだが温かくなる。赤飯、スパゲッティ、白菜と鶏のそぼろ和え、りんご(日本の王林のようだが小さく味もいまいち)食後は読書。


リトセム~1.5㎞地点

2020-08-30 16:49:48 | 2019 Sweden 6th
1日前後することになるが
7月27日土曜日2泊目、今回のトレッキングでラッキーな日になった。



6:00 起床。今日も最高のお天気。暑くなりそうだ。

7:00 朝食。定番になったメニュー。青汁・コーンスープ・コーヒー・パン(ハムとチーズときゅうり)
8:00 R:水の取れるところを探してきた。これまでは、少し離れた湖の水だった。道路の下がトンネルのようになって水が流れる川になっている。丁度10cmくらいの水深で、中に入るとヒンヤリする。最高の場所が見つかった。特にRにとって快復の場所になった。早速洗濯をする。からだも洗えてスッキリした。せせらぎの音を聞きながら読書する。

R:真昼の暑さの時に歩くのは、体力の消耗が激しい。ということで夜に歩こうということになった。パジェランダレーデンの時も夜歩いたことがあった。夜と言ってももちろん夕方ぐらいの明るさ。




20:00 夜歩行スタート。さすがに暑くなく歩きやすい。
21:00 1kmほど歩いた時、1台の車が止まった。(Rが手を挙げたらしい) 少し我々を追い越したがバックしてきてくれた。乗せてくれるという。予定では、この自動車道を2日間かけて20km歩く予定であった。山の中を歩くのと違って極めて単純だがハードな道であった。ラッキー!

ドライバーさんは、ヨックモックに住んでいるサーミの夫婦だった。トナカイ放牧のため我々の目指すシタスヤウレに家を持ち、夏の間来ているということだった。車には、トナカイを捕まえる道具ものっていた。車でも遠い道だったので体力の弱っていた我々は嬉しかった。シタスヤウレのハットまで送ってもらった。湖の近くには車が10台ぐらいあった。夜が遅いので人影もなく、ハットももちろんしまっていた。本当は、記念のワッペンが欲しかったのだが。



















21:30 ダムを渡りヒュッケヤウレへのコースに入る。500mぐらい行ったところで湖のそばにテントを張れるところがかろうじてあった。湖の水はきれいだったが、川もあった。対岸方面の山々が夕映えにくっきりと美しかった。
22:30 疲れた身体でヒッチハイクできたことは幸いだった。しかもタイム的に蓄えが出来た。得した気分で眠りにつく。