7月24日 (金) スタロールオクタ小屋8km手前~スタロールオクタ小屋まで
8km (81km)
スェーデンは、世界の中でもトップクラスの
福祉国家としてよく知られている。
日本のマスコミもよく取り上げている。
高負担高福祉で税金も高い。
例えば消費税、25%である。
今、日本は8%で来年からは10%。
スェーデンの人と話す機会があって
消費税のことを聞いたのだが、あまり関心がない様子で
当たり前ことと受け止めている。
高い分、教育や老後に心配がないのはウラヤマシイ。
ストックホルム スーパーでの価格
水(500ml) ¥150 ヨーグルト(カップ)¥150
ビール500ml 3.5% ¥150~250 ラーメン ¥225
駅の売店
テイクアウトの寿司弁当(10貫)¥1800 (内消費税12% ¥190)
もちろん、トレッキングコース内の小屋での買い物は
2倍から3倍していた。(ヘリコプターで運ぶため?)
まわりは広大なフラットな土地。
少し離れたところに例のスェーデン人の男性のグリーンのテント有り。
無線をやっていて世界の友達と交信しているとか。
確かに、携帯等の電波はもちろん電気も来ていない大自然の中である。
われわれには、それが心地良かったのだが。
6:20 起床。小雨から曇り。
7:40 朝食。定番メニュー。
9:15 出発。
9:30 渡渉2m。向かいから来た中年のご夫婦は、靴を履いたまま、
躊躇なくわたってしまったが、我々は、靴を脱いで渡った。
昨日までとは、打って変ったような平原を進む。
天気が良ければ最高のトレッキングコース。
湖が近づくにつれ湿地帯が多くなり、
湖の周りになっている道は、ぬかるみで大変だった。
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トナカイがいるという看板。今回は一度も見られず残念。
12:40 ランチ。ぬかるみ道を漸く過ぎて、景色が開けてきた。
空腹を覚えてきたのでランチタイムというところだが、
あいにく水を得ることが出来なかった。
ハードブレッドのみ(雨の時は、これでも仕方ないのだが)。
青空が少しづつ増えてきた。身体の疲れが抜け、軽く感じられるのが不思議。
この後、きれいな水をゲットできる場所は、皮肉にも何か所かあり、
もう少し進んでいればゆっくりランチが出来たのだが。
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スタロールオクタの小屋が見えてからの上り下り、湿地帯は結構きつかった。
1km手前に分岐の案内板があり、スタロールオクタ方面から来た男性二人連れが
大きなバックパックで別のルートに入って行った。
後日知ることになるが、そのルートはノルウェイへのルートになっているらしい。
小屋の手前で、例のスェーデン人男性のテントを見つけた。
そしてこの後、小屋で再び会うことになる。
17:00 テント地決定。湖のほとりで砂場。洗濯をする。
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19:00 夕食。サーミ人の子供たちが、魚を売りに来た。
スモークドフィッシュで見た感じは、サーモンのよう。
50SEK(\750)で少し割高感はあったがとてもおいしかった。
川魚を想像していたが、小骨も無く食べやすくビールには最適だった。
ショップでスパゲッティを買い持ってきたソースで食べた。
21:20 R:就寝 A:Reading
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23:30 夕日を見る。Beautiful!真夜中とは思えない。
夜、雨が降って、せっかくの洗濯ものが濡れてがっかり。
天気のめまぐるしい変化。