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初めてブログを書いてみました…

古代オリンピック オリンピア

2025-01-19 10:27:27 | 日記
 寒い冬。運動不足であることは否めません。ウォーキングやジョギングをしたいと思いつつ、テレビの前で寝ころびながらスポーツ観戦・・・。

 スポーツの祭典といえばオリンピック。昨年のパリ大会は記憶に新しいところです。
 オリンピック競技会の最古の記録は紀元前776年。ギリシアのポリス「都市国家」が形成されつつあった時期、まさにポリスの枠を越えた“国際的祭典”として挙行されたものです。紀元前580年からはペロポネソス半島西北の小ポリス「エリース」が主催権を持つようになり、ゼウスの神殿が建てられたオリンピアの聖域にある競技場で開催されました。競技は「スタディオン」という192メートル走のほか、五種競技、円盤投、やり投、レスリング、ボクシング、戦車競走などがあったということです。
 現代と同じく競技会は4年に一度開催され、その間は「神聖な休戦」といわれて戦争は中止されました。オリンピックの前後三ヶ月間、オリンピックに参加する都市国家と植民地はすべて武器を取ることを放棄したそうです。目的は地中海世界各地に広がっている植民都市から、観客と選手を安全にオリンピアまで渡航させることでしたが、ポリス間で数々の戦争が行われている時代にオリンピック停戦は守られました。

 現代のオリンピックも「平和の祭典」と呼ばれています。世界の各地で戦争や紛争が発生していますが、平和でより良い世界の実現のため、武力よりも平和な話し合いが大切だと思います。



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