世界遺産「日光の社寺」。
昔から住む関東圏の人にとっては、修学旅行の定番スポットでもありましたので、なんだかんだで殆どの人が日光を訪れたことがあるかと思います。
また、北関東屈指の観光スポットでもありますので、大人になってから再訪された方も多いかと思います。学生の頃は、なんでこんな寺や神社に行くのかと思うこともありましたが、そんな幼少の思い出を再認することで、大人になってから分かるものもあるということを理解するためなのかなと思ったりもします。眠り猫が思った以上に小さいことを知ったり、薬師堂の鳴き龍で手を叩けなくなっていたり、変わっていることを知ることも楽しいものです。
そんな日光ですが、観光スポットとしても相当な広さと多くの見どころを要しています。メインでもある日光の二社一寺 (二荒山神社・東照宮・輪王寺)だけでもお腹いっぱいなうえに、華厳の滝、竜頭の滝、湯滝、中禅寺湖、戦場ヶ原、いろは坂など自然の見どころも多く、何とも訪れたくなるわけですが、メインどころだけでも十分なボリュームのため、そこ以外に目を向ける暇がないといったところかと思います。
前置きが長くなってしまいましたが、今回はそんな場所のご紹介。実は、世界遺産の構成資産の一つなのですが、スポットを浴びないとこのようなものなのですね。
自分がこの場所を知ったのは、行ったことがない重要文化財の三重塔が日光にあるということを知ったことからでした。日光なら何度も行っているので見たことはあるはずと思っていたのですが、場所を見ると「神橋」のそば?・・・ん? ありましたっけ?
日光の寺社の玄関口ともいえる「神橋」の丁字路にあるのが本宮神社の入口
車はひっきりなしなうえに歩道が狭いため、なかなかここを見つけられる人も少ない気がします
「神橋(しんきょう)」(重要文化財) は二荒山神社の管理なのですね
二荒山神社別宮の本宮神社
こちらは開運の石鳥居
左手前に立ち、一礼して左足より鳥居をくぐり「笈掛け石(おいかけいし)」に触れると運が開くと言われる。
あれ、意外に難しい・・・(えっ
階段を上ると拝殿が見えてきます
重要文化財 世界文化遺産 本宮神社 (ほんぐうじんじゃ)
奈良時代(710年-794年)に創建と伝わる日光山内でも最も古い社寺の一つであり、祭神は二荒山神社の主祭神である大己貴命(おおなむちのみこと)の御子神の味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)である。日光山の開祖・勝道上人(735年-817年)は、神護景雲三(766)年に大谷川を渡りここに小さな祠を建てたと伝えらることから、本宮神社は二荒山神社発祥の地であるとも言える。拝殿の奥の味耜高彦根命が祀られる本殿の背面には扉が設けられて、かつてはここから男体山を拝んでいた。
(拝殿前解説文より)
こちらが本殿
左手には「開運笹」の説明がありました
「開運笹」 古く神竹と呼ばれ、本殿玉垣の南西角に受けられたもの。開運のご利益があると伝えられる。
左側には「こぶ杉」
「こぶ杉」 この杉のこぶをなでると喜びが廻ってくると言われています。喜ぶ杉をなでて運を開いて下さい。
開運に御利益がある神社ということは理解できました
その奥にあるのが今回の目的としていた「四本龍寺 三重塔」
ここからは神社ではなくお寺の管轄、現在は輪王寺の管理になります
先客は外国人のグループでした
こういった場所を日本人よりも知っていたりすることもあるので驚きますよね
重要文化財 世界遺産 四本龍寺「三重塔」
日光山24世座主「弁覚上人」が、将軍源実朝の供養のために仁治2年(1241)に東照宮境内付近に建立し、その後この地に移築されました。貞享元年(1684)の大火で焼失しましたが、翌年再建されたのが現在の塔です。三間四方(約6メートル)で、最下層の軒下に「十二支」の彫刻があります。
三重塔と観音堂の間にある石造「不動明王」と「石護摩壇」は、日光修験の往時をしのぶ遺跡となっています。特に「石護摩壇」は「採灯護摩壇」といい、山伏が屋外で護摩修行をするためのものですが、この様に石造りで常設されている例は全国でも珍しく、日光山独特のものといわれています。
(三重塔前解説文より)
こちらがその「石護摩壇」
修験道らしい神仏習合の形式が残されています
重要文化財 世界遺産 四本龍寺「観音堂」
大同2年(807年)建立・・・五重塔もですがこのような場所でも美しく堂々とした姿を残しているのは素晴らしいです
道は、そのまま輪王寺の方に続いています
三仏堂に到着です
輪王寺のホームページからは、四本龍寺の情報が得られないようですが、検索すれば色々な情報が得られると思います。いつも多くの人でにぎわう日光で静かな寺社巡りが出来るこのコース。メインどころの観光を終えられた方は、是非次のステップとしていかがでしょうか。
日光で塔といえば、日光東照宮の五重塔(重要文化財・世界遺産)
東照宮らしく外観も内部も美しいですが、多くの謎と驚きの免震技術が使われるなど、注目ポイントが非常に多いです
この日は、色々廻りすぎて遅くなってしまったため、初層拝観に間に合いませんでした・・・時間配分も重要ですね
昔から住む関東圏の人にとっては、修学旅行の定番スポットでもありましたので、なんだかんだで殆どの人が日光を訪れたことがあるかと思います。
また、北関東屈指の観光スポットでもありますので、大人になってから再訪された方も多いかと思います。学生の頃は、なんでこんな寺や神社に行くのかと思うこともありましたが、そんな幼少の思い出を再認することで、大人になってから分かるものもあるということを理解するためなのかなと思ったりもします。眠り猫が思った以上に小さいことを知ったり、薬師堂の鳴き龍で手を叩けなくなっていたり、変わっていることを知ることも楽しいものです。
そんな日光ですが、観光スポットとしても相当な広さと多くの見どころを要しています。メインでもある日光の二社一寺 (二荒山神社・東照宮・輪王寺)だけでもお腹いっぱいなうえに、華厳の滝、竜頭の滝、湯滝、中禅寺湖、戦場ヶ原、いろは坂など自然の見どころも多く、何とも訪れたくなるわけですが、メインどころだけでも十分なボリュームのため、そこ以外に目を向ける暇がないといったところかと思います。
前置きが長くなってしまいましたが、今回はそんな場所のご紹介。実は、世界遺産の構成資産の一つなのですが、スポットを浴びないとこのようなものなのですね。
自分がこの場所を知ったのは、行ったことがない重要文化財の三重塔が日光にあるということを知ったことからでした。日光なら何度も行っているので見たことはあるはずと思っていたのですが、場所を見ると「神橋」のそば?・・・ん? ありましたっけ?
日光の寺社の玄関口ともいえる「神橋」の丁字路にあるのが本宮神社の入口
車はひっきりなしなうえに歩道が狭いため、なかなかここを見つけられる人も少ない気がします
「神橋(しんきょう)」(重要文化財) は二荒山神社の管理なのですね
二荒山神社別宮の本宮神社
こちらは開運の石鳥居
左手前に立ち、一礼して左足より鳥居をくぐり「笈掛け石(おいかけいし)」に触れると運が開くと言われる。
あれ、意外に難しい・・・(えっ
階段を上ると拝殿が見えてきます
重要文化財 世界文化遺産 本宮神社 (ほんぐうじんじゃ)
奈良時代(710年-794年)に創建と伝わる日光山内でも最も古い社寺の一つであり、祭神は二荒山神社の主祭神である大己貴命(おおなむちのみこと)の御子神の味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)である。日光山の開祖・勝道上人(735年-817年)は、神護景雲三(766)年に大谷川を渡りここに小さな祠を建てたと伝えらることから、本宮神社は二荒山神社発祥の地であるとも言える。拝殿の奥の味耜高彦根命が祀られる本殿の背面には扉が設けられて、かつてはここから男体山を拝んでいた。
(拝殿前解説文より)
こちらが本殿
左手には「開運笹」の説明がありました
「開運笹」 古く神竹と呼ばれ、本殿玉垣の南西角に受けられたもの。開運のご利益があると伝えられる。
左側には「こぶ杉」
「こぶ杉」 この杉のこぶをなでると喜びが廻ってくると言われています。喜ぶ杉をなでて運を開いて下さい。
開運に御利益がある神社ということは理解できました
その奥にあるのが今回の目的としていた「四本龍寺 三重塔」
ここからは神社ではなくお寺の管轄、現在は輪王寺の管理になります
先客は外国人のグループでした
こういった場所を日本人よりも知っていたりすることもあるので驚きますよね
重要文化財 世界遺産 四本龍寺「三重塔」
日光山24世座主「弁覚上人」が、将軍源実朝の供養のために仁治2年(1241)に東照宮境内付近に建立し、その後この地に移築されました。貞享元年(1684)の大火で焼失しましたが、翌年再建されたのが現在の塔です。三間四方(約6メートル)で、最下層の軒下に「十二支」の彫刻があります。
三重塔と観音堂の間にある石造「不動明王」と「石護摩壇」は、日光修験の往時をしのぶ遺跡となっています。特に「石護摩壇」は「採灯護摩壇」といい、山伏が屋外で護摩修行をするためのものですが、この様に石造りで常設されている例は全国でも珍しく、日光山独特のものといわれています。
(三重塔前解説文より)
こちらがその「石護摩壇」
修験道らしい神仏習合の形式が残されています
重要文化財 世界遺産 四本龍寺「観音堂」
大同2年(807年)建立・・・五重塔もですがこのような場所でも美しく堂々とした姿を残しているのは素晴らしいです
道は、そのまま輪王寺の方に続いています
三仏堂に到着です
輪王寺のホームページからは、四本龍寺の情報が得られないようですが、検索すれば色々な情報が得られると思います。いつも多くの人でにぎわう日光で静かな寺社巡りが出来るこのコース。メインどころの観光を終えられた方は、是非次のステップとしていかがでしょうか。
日光で塔といえば、日光東照宮の五重塔(重要文化財・世界遺産)
東照宮らしく外観も内部も美しいですが、多くの謎と驚きの免震技術が使われるなど、注目ポイントが非常に多いです
この日は、色々廻りすぎて遅くなってしまったため、初層拝観に間に合いませんでした・・・時間配分も重要ですね
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