そろそろ都会以外には、出かけても良いのでは? と思ったりしますが、まだまだ安定しているとは言い難い状況が続いています。
小心者の自分としては、無理矢理出かけたところで、その状況でリラックスできる気もしないため、家でゴロゴロする日を満喫しています。
そう、家にいてもやりたいことは多いので、まったく困ってはいないのです。本を読んだり、過去の資料をあさったり、とそんな暇なら少しは片付けろというプレッシャーに負けずに、全力でダラダラしています。
そういった自堕落な生活をしていると当然問題となるのは、深刻な運動不足。近所の散歩で知らなかったことや場所をいろいろと再発見する楽しさはありましたが、さすがに2か月も徘徊していると楽しみも薄れてきてしまいます。ということで、自分の忘却録も兼ねて、そろそろ出かけたい県内スポットを書いてみました。
1.さきたま古墳公園
住所:埼玉県行田市埼玉4834
交通:JR高崎線行田駅から市内循環バスで15分
(JR行田駅発 7:55 - 8:10, 10:20 - 10:35, 13:25 - 13:40 埼玉古墳公園前着)
東北自動車道羽生インターから約12km
※ 家族で遊べる広い公園のため、休日は、駐車場が概ね満車状態なのを覚悟して出かけましょう。
最初は、「百舌鳥・古市古墳群」や「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産に向けての動きもあって、最近にわかに盛り上がってきている古墳や遺跡関連。埼玉県にも、埼玉で育った人な誰でも知っている「埼玉古墳群(さきたまこふんぐん)」という大型の古墳が集中してつくられた場所がありまして、それが現在は、公園として無料開放されています。稲荷山古墳出土鉄剣は、社会の教科書にも載っていたりするのですが、小さいころに遠足で来たなぁ程度の知識しか普通は無いかもしれません。広い敷地に見るものいっぱいなため、今のお散歩コースにはもってこいの場所です。
最初は、公園から徒歩数分の前玉神社(さきたまじんじゃ)でお参りから
延喜式にも記載されている、埼玉県名発祥の古社です
猫も有名ですが、だいたいダラダラしています
毎月22日には、猫の印が押された御朱印をいただけますが、ここ最近はお休み状態
今はどうなりましたかね
20年ほど前にこの神社が浅間塚古墳の上に建てられていることが確定となりました
神社のお隣にある和菓子屋「かなざわ」で、和菓子を購入
塩あん餅(びん)は、あんこに砂糖ではなく塩ベースで作るという
見た目と違い全く甘くないという不思議な味
写真は、いがまんじゅう
おこわの下にまんじゅうが付いている、これまた不思議な味
初めての訪問の場合は、最初に「さいたま史跡の博物館」で地図を手に入れると
どの古墳かわかるので、散歩の楽しみが増えます
博物館前の自動販売機は、なぜかとっても安いので
飲み物もここで手に入れておきましょう
こちらは、石田三成が水責めの際に築いたという石田堤の一部が残存している場所
稲荷山古墳などは、登れます
将軍山古墳には、展示室もあります
春の季節は菜の花がキレイです
丸墓山古墳や稲荷山古墳とその周辺は混雑しているので
こちらや道路を渡った反対側は、人も少なくゆっくり歩けます
車移動でない場合で体力があれば、水城公園まで歩くのもいいですよ
公園では、鴨などの鳥がたくさん見られます
水城公園から少し歩くと、のぼうの城で一躍有名となった忍城があります
鉄筋コンクリート造の模造天守ですが、周りに高い建物などもないため見栄えが良いのがいいですね
自分が愛してやまない「くるまやラーメン」
行田店といえば「ガッツ」シリーズと行田ラーメン
こちらはガッツ味噌ラーメン
おろしにんにく+にんにくが丸ごと3個入っています
車移動で時間があれば、「八幡山古墳石室」もご覧ください
明日香村の石舞台古墳に対して、関東の石舞台と言われています
住所:埼玉県行田市藤原町1-27-2 (幹線道路に案内標識もあります)
説明は、八幡山古墳石室から。
2.武蔵一宮 氷川神社 (大宮氷川神社)
住所:埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407
交通:JR大宮駅から徒歩20分
大宮といえば、その名の通り、氷川神社が無くては始まりません。大宮の数少ない観光スポットの一つですし、いつ訪問しても賑わっているのは、人気がある証拠でしょう。氷川神社の散歩コースといえば、氷川参道。全長約2㎞の直線の参道は、歩いていると思わせないままに楽しめる場所でもあります。
スタートは、大宮駅ではなく、そのお隣の「さいたま新都心駅」
大宮方面に少し歩くと参道の入り口が見えてきます
最初は道路と一緒となっていますが、途中からは歩行者専用となります
途中にはお煎餅屋や
氷川だんごのお店があります
参道ですので食べ歩きはお勧めしませんが、立ち寄りをしてみてはいかがでしょう
また、カフェも参道には多くありますので、休憩がてらに立ち寄れます
お店情報は、旅ガイドなどに詳しく出ていますので、そちらをご覧くださいませ
この時は、秋の終わり頃でしたので、紅葉が少し残っている感じでした
あっという間に境内に到着
氷川神社発祥の地ともいわれる蛇の池
ご利益が高いそうですので、こちらも是非お参りください
この後は、埼玉県立歴史と民俗の博物館や
盆栽を見に盆栽町に行くというコースもありますよ
3.長瀞 岩畳
住所:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞
交通:秩父鉄道長瀞駅すぐ
続いては、埼玉随一の景勝地、観光地らしい観光地の長瀞です。
最近のワイドショーなどでは、緊急事態宣言でも来る人がいるということで、目にする機会が増えました。普段も沢山といっても溢れるほど人が来ることがない、比較的静かな観光地ですので、行ってみて欲しいところです。売りは、これからの熱いシーズンに向けては、見た目涼しい景色でしょう。
そんな中でも都会並みの大行列を作るのは、阿左美冷蔵さんのかき氷。通常営業されているようですので、折を見て訪問したいです。
やはり最初は神社から
岩畳とは反対の山側を歩くと宝登山神社に到着です
拝殿も美しい色どりですので、是非ぐるりと堪能下さい。
山頂へのロープウェイもありますので、山のコースもいいですね
通常ですと、山歩きがメインですが・・・お散歩ということですので割愛します
そういえば少し前に、秩父鉄道のグッズコーナーが駅前にできていました
このあたりのお土産屋さんに売られている「しゃくし菜」が
非常に美味しいのでお勧めです
酸っぱさが各店舗ごとで少し違っているため、お好みの味をお探しください
そうそう、都心から一番近い蒸気機関車が乗れる秩父鉄道
ただ、残念ながら2020年の運行はすべて中止となってしまいました
来年を楽しみに待ちましょう
ワイドショーで有名な撮影ポイントになっていた岩畳の入り口の階段付近
ライン下りは運行再開となりました
観光客が歩いてくるのも、この東屋あたりまで
上長瀞方面に歩いていくと、人がいなくなってきます
カヌーやラフティングで有名なスポット
普段であれば、この急流地帯は、元気な声が聞かれます
関東ふれあいの道を経由して、再び岩畳
虎岩という流れるような模様を描いた岩が増えてきます
色々な変わった岩を眺めながら歩いていきます
秩父鉄道の鉄橋手前あたりが終わりのサイン
道路に戻れば、近くに上長瀞駅が見えてきます
西武秩父駅に戻って、「やきとり省松」で帰りの焼き鳥を補充しようとするも
まさかの満席・・・oh
4.吉見百穴
住所:埼玉県比企郡吉見町北吉見327
交通:東武東上線東松山駅 からバス 15分
(免許センター線:本数はそこそこあります)
最後は、国指定史跡「吉見百穴」、約1400年前の古墳時代後期の横穴墓群です。
以前も書いたような気がしますが、昔の教科書では、「よしみひゃっけつ」となっていっため、それで憶えていましたが、今は、「よしみひゃくあな」で統一されているようです。今でも違和感がありますね。百穴といいつつ、実際には、219基の横穴があるそうです。戦争のころには、地下軍需工場も作られており、その穴も残されていますが、現在は、立ち入りができないようです。
こちらが百穴の外観、不思議な光景です
階段もあり、上に登ることもできます
ヒカリゴケが自生している穴もあります
軍需工場の穴は、当然ながら広く作られていて、楽々入れます
お隣には、岩室観音
ハート型の胎内くぐりのコースもあります
その隣は、松山城跡
以前は、入るのもはばかられる感じでしたが、数年前に整備されて
今では案内や古地図による現在地表示もあり、昔の姿を探すことができます
ポンポン山まで歩くには、5㎞ほどのためちょっとハードでしょうか
山の中腹に登って足を踏み鳴らすと、ポンポンと音が鳴ることで名前が付いた山ですので
興味がある方はあわせてどうぞ
これから、自由に旅行できる日を祈念して・・・。
小心者の自分としては、無理矢理出かけたところで、その状況でリラックスできる気もしないため、家でゴロゴロする日を満喫しています。
そう、家にいてもやりたいことは多いので、まったく困ってはいないのです。本を読んだり、過去の資料をあさったり、とそんな暇なら少しは片付けろというプレッシャーに負けずに、全力でダラダラしています。
そういった自堕落な生活をしていると当然問題となるのは、深刻な運動不足。近所の散歩で知らなかったことや場所をいろいろと再発見する楽しさはありましたが、さすがに2か月も徘徊していると楽しみも薄れてきてしまいます。ということで、自分の忘却録も兼ねて、そろそろ出かけたい県内スポットを書いてみました。
1.さきたま古墳公園
住所:埼玉県行田市埼玉4834
交通:JR高崎線行田駅から市内循環バスで15分
(JR行田駅発 7:55 - 8:10, 10:20 - 10:35, 13:25 - 13:40 埼玉古墳公園前着)
東北自動車道羽生インターから約12km
※ 家族で遊べる広い公園のため、休日は、駐車場が概ね満車状態なのを覚悟して出かけましょう。
最初は、「百舌鳥・古市古墳群」や「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産に向けての動きもあって、最近にわかに盛り上がってきている古墳や遺跡関連。埼玉県にも、埼玉で育った人な誰でも知っている「埼玉古墳群(さきたまこふんぐん)」という大型の古墳が集中してつくられた場所がありまして、それが現在は、公園として無料開放されています。稲荷山古墳出土鉄剣は、社会の教科書にも載っていたりするのですが、小さいころに遠足で来たなぁ程度の知識しか普通は無いかもしれません。広い敷地に見るものいっぱいなため、今のお散歩コースにはもってこいの場所です。
最初は、公園から徒歩数分の前玉神社(さきたまじんじゃ)でお参りから
延喜式にも記載されている、埼玉県名発祥の古社です
猫も有名ですが、だいたいダラダラしています
毎月22日には、猫の印が押された御朱印をいただけますが、ここ最近はお休み状態
今はどうなりましたかね
20年ほど前にこの神社が浅間塚古墳の上に建てられていることが確定となりました
神社のお隣にある和菓子屋「かなざわ」で、和菓子を購入
塩あん餅(びん)は、あんこに砂糖ではなく塩ベースで作るという
見た目と違い全く甘くないという不思議な味
写真は、いがまんじゅう
おこわの下にまんじゅうが付いている、これまた不思議な味
初めての訪問の場合は、最初に「さいたま史跡の博物館」で地図を手に入れると
どの古墳かわかるので、散歩の楽しみが増えます
博物館前の自動販売機は、なぜかとっても安いので
飲み物もここで手に入れておきましょう
こちらは、石田三成が水責めの際に築いたという石田堤の一部が残存している場所
稲荷山古墳などは、登れます
将軍山古墳には、展示室もあります
春の季節は菜の花がキレイです
丸墓山古墳や稲荷山古墳とその周辺は混雑しているので
こちらや道路を渡った反対側は、人も少なくゆっくり歩けます
車移動でない場合で体力があれば、水城公園まで歩くのもいいですよ
公園では、鴨などの鳥がたくさん見られます
水城公園から少し歩くと、のぼうの城で一躍有名となった忍城があります
鉄筋コンクリート造の模造天守ですが、周りに高い建物などもないため見栄えが良いのがいいですね
自分が愛してやまない「くるまやラーメン」
行田店といえば「ガッツ」シリーズと行田ラーメン
こちらはガッツ味噌ラーメン
おろしにんにく+にんにくが丸ごと3個入っています
車移動で時間があれば、「八幡山古墳石室」もご覧ください
明日香村の石舞台古墳に対して、関東の石舞台と言われています
住所:埼玉県行田市藤原町1-27-2 (幹線道路に案内標識もあります)
説明は、八幡山古墳石室から。
2.武蔵一宮 氷川神社 (大宮氷川神社)
住所:埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407
交通:JR大宮駅から徒歩20分
大宮といえば、その名の通り、氷川神社が無くては始まりません。大宮の数少ない観光スポットの一つですし、いつ訪問しても賑わっているのは、人気がある証拠でしょう。氷川神社の散歩コースといえば、氷川参道。全長約2㎞の直線の参道は、歩いていると思わせないままに楽しめる場所でもあります。
スタートは、大宮駅ではなく、そのお隣の「さいたま新都心駅」
大宮方面に少し歩くと参道の入り口が見えてきます
最初は道路と一緒となっていますが、途中からは歩行者専用となります
途中にはお煎餅屋や
氷川だんごのお店があります
参道ですので食べ歩きはお勧めしませんが、立ち寄りをしてみてはいかがでしょう
また、カフェも参道には多くありますので、休憩がてらに立ち寄れます
お店情報は、旅ガイドなどに詳しく出ていますので、そちらをご覧くださいませ
この時は、秋の終わり頃でしたので、紅葉が少し残っている感じでした
あっという間に境内に到着
氷川神社発祥の地ともいわれる蛇の池
ご利益が高いそうですので、こちらも是非お参りください
この後は、埼玉県立歴史と民俗の博物館や
盆栽を見に盆栽町に行くというコースもありますよ
3.長瀞 岩畳
住所:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞
交通:秩父鉄道長瀞駅すぐ
続いては、埼玉随一の景勝地、観光地らしい観光地の長瀞です。
最近のワイドショーなどでは、緊急事態宣言でも来る人がいるということで、目にする機会が増えました。普段も沢山といっても溢れるほど人が来ることがない、比較的静かな観光地ですので、行ってみて欲しいところです。売りは、これからの熱いシーズンに向けては、見た目涼しい景色でしょう。
そんな中でも都会並みの大行列を作るのは、阿左美冷蔵さんのかき氷。通常営業されているようですので、折を見て訪問したいです。
やはり最初は神社から
岩畳とは反対の山側を歩くと宝登山神社に到着です
拝殿も美しい色どりですので、是非ぐるりと堪能下さい。
山頂へのロープウェイもありますので、山のコースもいいですね
通常ですと、山歩きがメインですが・・・お散歩ということですので割愛します
そういえば少し前に、秩父鉄道のグッズコーナーが駅前にできていました
このあたりのお土産屋さんに売られている「しゃくし菜」が
非常に美味しいのでお勧めです
酸っぱさが各店舗ごとで少し違っているため、お好みの味をお探しください
そうそう、都心から一番近い蒸気機関車が乗れる秩父鉄道
ただ、残念ながら2020年の運行はすべて中止となってしまいました
来年を楽しみに待ちましょう
ワイドショーで有名な撮影ポイントになっていた岩畳の入り口の階段付近
ライン下りは運行再開となりました
観光客が歩いてくるのも、この東屋あたりまで
上長瀞方面に歩いていくと、人がいなくなってきます
カヌーやラフティングで有名なスポット
普段であれば、この急流地帯は、元気な声が聞かれます
関東ふれあいの道を経由して、再び岩畳
虎岩という流れるような模様を描いた岩が増えてきます
色々な変わった岩を眺めながら歩いていきます
秩父鉄道の鉄橋手前あたりが終わりのサイン
道路に戻れば、近くに上長瀞駅が見えてきます
西武秩父駅に戻って、「やきとり省松」で帰りの焼き鳥を補充しようとするも
まさかの満席・・・oh
4.吉見百穴
住所:埼玉県比企郡吉見町北吉見327
交通:東武東上線東松山駅 からバス 15分
(免許センター線:本数はそこそこあります)
最後は、国指定史跡「吉見百穴」、約1400年前の古墳時代後期の横穴墓群です。
以前も書いたような気がしますが、昔の教科書では、「よしみひゃっけつ」となっていっため、それで憶えていましたが、今は、「よしみひゃくあな」で統一されているようです。今でも違和感がありますね。百穴といいつつ、実際には、219基の横穴があるそうです。戦争のころには、地下軍需工場も作られており、その穴も残されていますが、現在は、立ち入りができないようです。
こちらが百穴の外観、不思議な光景です
階段もあり、上に登ることもできます
ヒカリゴケが自生している穴もあります
軍需工場の穴は、当然ながら広く作られていて、楽々入れます
お隣には、岩室観音
ハート型の胎内くぐりのコースもあります
その隣は、松山城跡
以前は、入るのもはばかられる感じでしたが、数年前に整備されて
今では案内や古地図による現在地表示もあり、昔の姿を探すことができます
ポンポン山まで歩くには、5㎞ほどのためちょっとハードでしょうか
山の中腹に登って足を踏み鳴らすと、ポンポンと音が鳴ることで名前が付いた山ですので
興味がある方はあわせてどうぞ
これから、自由に旅行できる日を祈念して・・・。
よしみひゃくあなですよ。間違った言い方をしていると、埼玉の意向により粛清されるかもしれませんから、気をつけて下さいよ。
サイテイで行った気がしていましたが、違いましたっけ?
こういう楽しい伝承は、科学的な分析はともかくとして、これからも引き継がれて欲しいものです。
あらあら、大変ご無沙汰しております。コメントいただけるということは、お元気ですよね。とっても嬉しいです。
ポンポン山は、埼玉県の山・分県ガイドの新版では削除されてしまった山ですので、
これを山歩きと認定するには、あまりにも登るところが無いことが理由なのでしょう。
楽しみはありますが、山登りではないとクレームが来たら抗しきれないですからね。
のんびりした田舎歩きとしては、楽しめますので是非どうぞお越し下さい。