棟方志功記念館が2024年3月31日に閉館となるというニュースを聞いたのは、昨年の夏頃でしょうか。
公式の案内によると、建物の老朽化・バリアフリー非対応、コロナ禍による来場者減少などの理由により閉館となるとのことでした。正直、こちらの記念館は、地理的にも駅からやや離れていて、車がないと他の観光地との連携が難しい印象でした。ねぶたん号という観光地周回バスはありましたが、ルート的に時間を合わせるのが難しく・・・こちらの計画性の問題かもしれませんが。
冬の展示は、板極道 (ばんごくどう)
これが最後の展示です
あおもりシャトルdeルートバスねぶたん号(青森観光バス)
棟方志功記念館をルートに入れるのが難しいというのが、2024年度のすっきりした運行ダイヤを見るとよくわかります
NTT青森支店前のバス停から徒歩の方が使い易かったです
入口にあった棟方志功マップ
記念館の中やホームページにもゆかりの地マップがありました
建物前は日本庭園になっています
今年は雪も少なく寂しく見えてしまいますね
秋は色鮮やかになります
建物は校倉造り風
作品については、青森県立美術館に移管されるとのことでした
青森県立美術館は、常設展示室もありますので、そちらで見ることが出来ますかね
もっと立地が良ければ集客は見込めたのにと思ったりもしましたが、今回の展示で棟方志功自身が希望の展示館を考えていた事を知りまして、それの実現のために作られたのであれば致し方ないかなと思い至りました。
棟方志功自筆書簡 資料(昭和49年/1974年)
棟方が文化勲章を受章すると青森市に記念館建設の計画が持ち上がった。市の担当者に宛てた棟方の手紙では、記念館を囲むように木が生い茂った絵を描き造園についての希望を伝えている。強度に自分の記念館ができることを心待ちにしていた棟方だが、1975年、開館2か月前に72歳でこの世を去った。希望通りとは言えないが、棟方が合浦公園で親しんだ藤棚やハマナス、松の木が植えられ、四季が感じられる棟方のことを想った造園になっている。
(棟方志功記念館 展示解説より)
3年ぶりに来た記念館は、多くの人が訪れておりまして、30分程の映像が見られる受付横の椅子は全て埋まっていたりと大盛況。皆さんもこれが最後ということでの訪問かと思いますが、コロナ禍明けの賑わいが戻ってきて良かったです。遺族の意向もあり撮影も大丈夫とのことでしたが、皆さんそのまま目に焼き付ける方が多いようで、じっくりご覧になる人が多かったです。展示は、板画だけでは無く、絵画も多くありました。
帰りに近くの平和公園に立ち寄りました
ゆかりの地案内にあった「わだばゴッホになる」の碑文です
この場所自体がゆかりの地ではありませんが、こういったものがあると聞くと見たくなりますよね
幼少の頃に遊び、結婚式を挙げた善知鳥神社
伺ったのは2024年2月でしたので厄払い期間中でにぎやかな装飾でした
青森県立美術館
奈良美智さんの特別展が終了間近であったため大混雑でした
酸ヶ湯温泉
仙人こと鹿内辰五郎さんと神鷹との出会いで有名なところ
そういえば休憩スペースは作品にちなんで「御鷹々々サロン」でしたね
作品が見られる場所が無くなってしまうのは残念ではありますが、今後の青森県立美術館の展示に期待したいと思います。
今までありがとうございました。
公式の案内によると、建物の老朽化・バリアフリー非対応、コロナ禍による来場者減少などの理由により閉館となるとのことでした。正直、こちらの記念館は、地理的にも駅からやや離れていて、車がないと他の観光地との連携が難しい印象でした。ねぶたん号という観光地周回バスはありましたが、ルート的に時間を合わせるのが難しく・・・こちらの計画性の問題かもしれませんが。
冬の展示は、板極道 (ばんごくどう)
これが最後の展示です
あおもりシャトルdeルートバスねぶたん号(青森観光バス)
棟方志功記念館をルートに入れるのが難しいというのが、2024年度のすっきりした運行ダイヤを見るとよくわかります
NTT青森支店前のバス停から徒歩の方が使い易かったです
入口にあった棟方志功マップ
記念館の中やホームページにもゆかりの地マップがありました
建物前は日本庭園になっています
今年は雪も少なく寂しく見えてしまいますね
秋は色鮮やかになります
建物は校倉造り風
作品については、青森県立美術館に移管されるとのことでした
青森県立美術館は、常設展示室もありますので、そちらで見ることが出来ますかね
もっと立地が良ければ集客は見込めたのにと思ったりもしましたが、今回の展示で棟方志功自身が希望の展示館を考えていた事を知りまして、それの実現のために作られたのであれば致し方ないかなと思い至りました。
棟方志功自筆書簡 資料(昭和49年/1974年)
棟方が文化勲章を受章すると青森市に記念館建設の計画が持ち上がった。市の担当者に宛てた棟方の手紙では、記念館を囲むように木が生い茂った絵を描き造園についての希望を伝えている。強度に自分の記念館ができることを心待ちにしていた棟方だが、1975年、開館2か月前に72歳でこの世を去った。希望通りとは言えないが、棟方が合浦公園で親しんだ藤棚やハマナス、松の木が植えられ、四季が感じられる棟方のことを想った造園になっている。
(棟方志功記念館 展示解説より)
3年ぶりに来た記念館は、多くの人が訪れておりまして、30分程の映像が見られる受付横の椅子は全て埋まっていたりと大盛況。皆さんもこれが最後ということでの訪問かと思いますが、コロナ禍明けの賑わいが戻ってきて良かったです。遺族の意向もあり撮影も大丈夫とのことでしたが、皆さんそのまま目に焼き付ける方が多いようで、じっくりご覧になる人が多かったです。展示は、板画だけでは無く、絵画も多くありました。
帰りに近くの平和公園に立ち寄りました
ゆかりの地案内にあった「わだばゴッホになる」の碑文です
この場所自体がゆかりの地ではありませんが、こういったものがあると聞くと見たくなりますよね
幼少の頃に遊び、結婚式を挙げた善知鳥神社
伺ったのは2024年2月でしたので厄払い期間中でにぎやかな装飾でした
青森県立美術館
奈良美智さんの特別展が終了間近であったため大混雑でした
酸ヶ湯温泉
仙人こと鹿内辰五郎さんと神鷹との出会いで有名なところ
そういえば休憩スペースは作品にちなんで「御鷹々々サロン」でしたね
作品が見られる場所が無くなってしまうのは残念ではありますが、今後の青森県立美術館の展示に期待したいと思います。
今までありがとうございました。
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