トドヶ埼。
岩手県宮古市にある本州最東端の地にして、他の三地点(青森県大間町大間崎・和歌山県串本町潮岬・山口県下関市毘沙ノ鼻)と違い、車でサクッと行くことが出来ない本州四端めぐりの最難関の地でもあります。姉吉漁港から徒歩約4㎞、約1時間。自然歩道となっているとはいえ、観光でちょっと立ち寄りとはいかない場所ですので、滅多に人がよりつかない・・・と思いきや、こういった場所が好きな変わり者を引き寄せてしまうのです。
そんな話を聞いていると、辺鄙な分かりにくい場所にあるかと思いきや
宮古駅からも車で迷うことなく到着 (約1時間ほど)
姉吉キャンプ場 (デイキャンプ場) の駐車場からは、徒歩となります
自然歩道の入口
ここから約3.8km、熊にも注意です
落ちそうで落ちない浮玉
道はこのような感じで歩き易く、特に危険な場所はありません
少し登ってきた場所ですが、ここまで津波が来たのですね
森の中歩きとなるため、景色が開ける場所は少ないですが
木々の間から頑張れば見えます
もう半分くらい
ガケオトシ沢、カゴシルシ沢など、変わった名前が多いです
アップダウンもあまりありませんので、思ったよりも短く感じます
ここが本州最東端の地、何とも感慨深いです
そう、この日はトドヶ埼灯台一般公開の日でした
トドヶ埼灯台一般公開
こちらの灯台では、夏と秋、年2回ほど灯台の内部に入れる一般公開を行っています。
平成30年は7月22日(日) 10時~14時。秋は10月予定(日程はこれから)。
詳しくは、こちら
写真の通り、この日は朝から降ったり止んだりの天候。
中止になったとは聞いていなかったのですが、この天気ということもあって心配しながらやってきたのですが、現地では、親子参加の団体さんが大人数で来ており、予想以上ににぎやかでした。
内部は、灯台の説明や展示がたくさん並んでおりまして、説明員の方もいらっしゃいました
階段には段数が書かれていたり
登るたびに豆知識を教えてくれたり
窓から景色が見えたりと、上に登るのにも飽きさせない演出が沢山
そして灯台の上までやってきました
流石の眺めと、流石の悪天候・・・
やはり、こんな天気で来る人は少なかったようで
景色を眺めながら、手持ち無沙汰の釜石海上保安部の方と四方山話
そうそう、灯台に至る分岐の裏手にはこのような場所もありまして
驚きのエメラルドグリーン!!
今日は、ここだけで一日の旅程が終わってしまったため
時間が許す限り、景色を眺めながらノンビリと過ごしました
いやはやいい場所です
ドライブ好き → 辺境好き → 岬好き → 灯台好き
という変遷をたどるのは、もう予定調和の如くといった感じですが、灯台は、一つ一つが様々な歴史と特徴を持っており、旅のアクセントと印象を残してくれるのが有り難いですね。
帰りは、八戸線のキハ40・・・今は、もう無いのですよね
場所:
岩手県宮古市魹ヶ崎
駐車場:
姉吉キャンプ場と遊歩道の手前にも駐車スペースがあります
トイレも駐車場にあります。
おすすめ:
どこかとセットで考えるとすると、浄土ヶ浜でしょうか。
車でしたら、山王岩、真崎、鵜の巣断崖と海岸線を北上してから〆に龍泉洞というコースがいいですね。
もちろん、リアス線をメインとするのもノンビリ旅行としてはおススメです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます