東洋のナイアガラといえば、東日本では、群馬の「吹割(ふきわれ)の滝」。そして、西日本では、大分の「原尻の滝」となるでしょう。
西日本、特に九州では、車の観光客には有難いことに、観光名所に隣接して道の駅を作ることが多いように感じます。ここもその一つ、道の駅 原尻の滝として駐車スペースを提供しておりまして、未だにナビを持たざる自分としても、迷わずに到着できる観光地は、とても有り難いことです。
<原尻の滝>
原尻の滝は、大野川の支流「緒方川」にかかる滝で、高さ約 20m、幅約 100m、上空から見ると美しい弧を描いている滝です。普段は、穏やかに水が落ちるこの滝ですが、ひとたび大雨が降ると一気に水量が増し、激しく流れる滝に変わります。切れ目なく落ちる水は滝を形づくっている岩を滑っていきます。その岩は、実は大きな一枚岩であり、この豊後大野ジオパークにもっともなじみの深い石、阿蘇溶結凝灰岩と呼ばれる岩石でできています。この滝は、平野部にあるため簡単に立ち寄ることができ、人々の生活に大きな影響をあたえてきました。滝と、滝を舞台にした歴史や文化、産業の発展を学べることは、この滝の特徴です。
(おおいた豊後大野ジオパーク説明文より)
滝の方に向かうと眼前には大きな窪みと滝が見えてきます
のどかな田園風景にそぐわない景色にテンションも上がります
夏の雨が降らなかった季節に行ったためか、写真などと比べると少し寂しい水量ですが
それでも弧を描いて並ぶ滝の流れは、なかなか壮観です
あちらの吊り橋からも見えるようです
滝見橋、しっかりしてそうですが思ったより細いですね
少し遠めとなりますが、全体が見えて面白いです
下に降りて近くに寄って眺めたり、滝の上から見てみたりと色々な視点で楽しめます
個人的に気になっていたのは、川の上流に立っている鳥居
といいますか、川が鳥居を通っているのですね
八幡宮と見えます、緒方三社の鳥居ということです
11月下旬に緒方三社川越しまつりでここを神輿が練り歩くそう
その上流に少し歩くと、五連アーチの「原尻橋」もありますので、こちらもお忘れなく
場所 :
大分県豊後大野市緒方町原尻936-1
駐車場:
道の駅 原尻の滝に置けます
おすすめ:
興味があれば、周囲の磨崖仏とのセットでのドライブがおすすめです。
また、少し歩くだけですので、緑覆われる原尻橋も覗いて見てくださいね。
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