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ここから、東岳が30分、西岳が40分
下山ルートまで繋がるからか、一般的には、東岳ルートが先というのが通例です
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最初はこんな感じです
結構岩が多いですが、道はそれを避けたジグザグなコースとなっています
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ここの注意点は、なんといっても土の部分が異様に滑ること
ちょっと急な上り坂を登りきると、いよいよ岩場とご対面です
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振り返れば西岳がニョッキリと(東峰らしいです)
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さて、そろそろ大変な場所になりそうだと思って前方を見ると
先を歩いていたおじさん集団が格闘中・・・なんですか、ここ?!
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下を見ると・・・何故だか、ここだけスッパリと落ちてます
そう、ここが東岳唯一にして最強の鎖場です
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鎖だけでは到底登れませんし、何せ足場が(素人目には)ほとんどありません
親切に作ってくれた小さい足場に感謝です
ここを登れるかどうかが、この東岳に足を踏み入れてよいかどうかの通過儀礼になっているような気がします
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恐怖心だけ我慢できれば、足場もありますので意外に簡単
ただ、登った後に下を見ると・・・帰れるのか?と不安になります
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ここを越えてしまえば、後は怖いところも無く登っていけます
途中で両神山の特徴的な姿を見ながらひと心地
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もう山頂かと思いきや、前方に広がるのは、岩場一杯の稜線
こういうコースを見ると冒険心を掻き立てられて、楽しくなってきます
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コースの岩場のそこかしこには、リンドウが咲いていました
なごむ~
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実際の見た目とは異なり、実際は岩場の脇道を歩くため
怖いところは殆どありません
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西岳も遮るものも無くなったため、くっきり見えます
紅葉が進むとこの下の部分が赤や黄色に綺麗に色付くそうですから、まだ早かったようですね
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時間通り30分ほどで、東岳山頂(1,122m)到着です
山頂はちょっと狭くて5-6人で一杯な程度(この時は、4人の若者が昼食中)
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下は・・・幾ら綺麗でもあまり見ない方が良いですね
足がカクカクしていますし
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実は、東岳山頂からは見えないので知らない方も多いですが
山頂奥に好展望のスペースがあるんです(ちょっと行くのが怖いですが)
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見に来る人すらいませんので、一人ノンビリ絶景を堪能
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終始ガスっていた両神山方面
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ここだけ何故か澄んでいた西上州方面
とんがり三角形はオドケ、その右が西・東御荷鉾山とちょっとずつ山が分かってきました
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西上州その2
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奥武蔵方面・・・奥は武甲山ですね
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十分な休養もしましたので、帰りは岩の上コース
やっぱり狭いんですね・・・
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と言われても、考えれば考えるだけ足がすくむ状態です
ただ、例の鎖場は、何故か帰りの方が楽でした
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股峠に戻ってきまして、続いて西岳に挑戦です
ご覧の通り、一般コースと上級コースに分かれています
前回レポに書いておりますが、一般コースでも普通の低山の登山道ではお目にかかれない十分侮れない程の岩場たっぷりコースとなっております。しかも、
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安全に登れるようにと設置した鎖は、撤去されてしまいましたので、落ちたら即事故となる状況となっております。オトコは黙って上級コース・・・なんて、
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急坂を登ると出てくるのがこの看板、上級コースと一般コースさてどちらを選ぶのか
まさに運命の分かれ道(がっちり買いまショウ・・・って、お前幾つだよ)
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引き返す勇気は大切ですが、このコースを引き返すほうが大変です
ご利用は計画的に
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スタートして最初に登場するのがこちら
コースは、自分で考えるみたいですよ(踏み跡がありますのでご安心を)
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続いてこちら
石灰岩なので取っ掛かりが多いので、掴むのには問題ありません(素手では切れますけど)
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上から撮った写真がみんなボケてしまいました
もちろんチワワのように震えていて、とりあえずで撮ったからでしょうね・・・
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こういった方が取っ掛かりが多いので助かりましたね
今回のこのコースでは多くのことを学びました
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振り返ると先ほど登った東岳がとても綺麗に見えていました
ということは、あちらからも見えたって事ですかね?
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ここまでくればもう大丈夫
上級コースもこれにて終了です
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振り返ってみたくなるのは、人間の悲しい性なのでしょうか
見るたびに、とりあえず後悔
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埼玉の1100mちょっとの山で、こんな景色を見られたことに感動です
知る人ぞ知るの称号が良く分かります
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一般コースと交わって、山頂まではあと少し
ここまで来ると、こんな行程も全然怖くなくなってきます
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それほど広くない山頂には、一般登山者とクライマーさんが一緒に休憩中
そう、この山はクライマー向けの山でもあるのです
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西岳山頂(1,165.6m)到着
まごうことなき埼玉の山です
山頂到着後、人の多い山頂をはずして別の場所で昼食でも取ろうと思って普通の場所を移動していた時に、そう、突如として事件が起きたのでした。
一般コースの手前で準備中のお兄さんの横を通り、休憩できそうな上級コースゴール地点に向かう平坦な土の登山道。そんな何でもない場所を歩いていたまさにその時、踏み出した足が谷側に寄っていた事もありましたが、その土台が一気に崩れ落ちたのでした。
咄嗟の事で、何が起きたのか判断が出来ないかいねこ。思わず口からは、
『うぉぅぁ』
という、なんとも心情を表現したかのような意味不明な絶叫を残して、垂直落下していったのでした。
・・・しかし、傾斜が緩かったことと、とっさに近くの木を掴んだお陰もあって、なんとか登山道より下に落ちることを防ぐことが出来まして、命からがら這い上がったのでした。
『緊張感から開放されたときが一番危ない』
という格言通りの出来事でしたが、しばらく震えが止まりませんでした。何ともお恥ずかしい限りです。
ただ、それよりも可哀想だったのが、そんなアホな叫びを聞いて一部始終を見ていたお兄さん。自分以上に怖い思いをさせてしまったようです。とても心配していただきまして、本当にすみません。
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食事休憩終えて、次なる狙いは、西岳の先の西峰です
渡れなさそうにみえて、あっちもいけるんですね
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西峰側から見ると、ますます険しい感じがして、先程まで自分がいたとは思えません
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このコースは、今までのコースには無かった、尾根伝いに歩いていくコースが続きます
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叶山の無残な姿が痛ましいです
二子山も同様の経過を辿る予定でしたが、地元有志などの尽力もあり今の状態で保たれているとのこと、有難いことです
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西岳より先の登山道も上級コースと言われるだけあってなかなかのスリル
岩場の尾根道に突き当たったら、その後は急降下
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こちらも東岳のものと同様に有名な西岳側の鎖場
7mの下りというだけあって、ちょっと大変
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ここまで降りてくると、ニョッキリ地帯を降りきった形になるので一安心
あとは、ズルズルと降りていくことになります
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そのまま坂本バス停までしっかりした道で下る魚尾道峠(よのおみちとうげ)コースもあります
バス時刻が不安なので、いったん股峠に戻るコースを選択
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ローソク岩は、時間が無いのでまたの機会に
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戻る途中に(股峠からはすぐの場所)クライミングの練習をしている方々に会いました
ここが練習場になっているようです
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股峠の分岐で、坂本からのバスの時刻を教えていただいたので
17:00台のバスがある長沢リベンジコースを止めて、16:30の坂本コースへ
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ちょっと勾配はキツイですが、こちらは良く使われているようで普通の道でした
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30分ほどで舗装道路に到着、今回の山行も何とか無事に終了できそうです
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坂本のバス停から登山道があるからか、両神山がくっきり
終始ガスっていましたが、それがまたシルエットになってよい雰囲気
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登山道そばには、バイオトイレ(公衆便所シリーズ2・これまた綺麗)
そばに水場もありましたので、結構至れり尽くせりな登山道です
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二子山登山の拠点となるのが、こちらの民宿「登人」
名前も格好良いですし、一度泊まってゆっくりしてみたいです
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登人からちょっと歩くと、いかにもショートカットな道があります
標識はありませんが、こちらが地図にも記載されているバス停までの登山道です
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ショートカットとはいえ、土砂崩れにより一部ルートが変更されていますので
ただ下るだけではなくなっていますのでご注意を
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合っているのか不安になりつつ、民家を抜けると
国道299号線にぶつかります、ちょっと歩けばバス停もすぐです
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振り返れば、山がピカピカと光っていました
また時間を空けて、新鮮な気持ちできてみたいですね
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道路に出て、ちょっと歩けばバス・・・ん? アンゴラ王国?!
気になる王国です
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国道沿いも周囲にも自販機すらありませんので期待しないように
そうそう、ここの公衆便所は、ギリギリ及第点(登山口のほうをオススメします)
ここのバスを待つ1時間の間に、朝のバス待ちで一緒だったお二人(坂本行きのバスに乗ったそうです)と話が弾む。これも交通機関山行ならではの楽しみですね。ここでも『埼玉県の山』大人気で、エアリアよりもこちらが主流のようでした。自分の行かなかったコースの情報なども交換して、待ち時間も楽しい時間となりました。
ただ、この場所でも、小鹿野町役場でも交通機関山行のメインを飾る『温泉』&『お酒』が見たらず、駅まで我慢することとなりました。しかも、西武秩父駅でつまみのミスド(?)を買っている間に電車の時間は迫り、
山オトコ 車中でビールと エンゼルフレンチ
という、なんとも恥ずかしい締めを世間に晒すこととなってしまいましたとさ。
おしまい
楽しげなコースだ。
こういう岩岩大好き~。
って無事でよかったね(笑)
うちの旦那みたいなことしてるな。よく落ちるよ。変なとこで。いつか大怪我するんじゃないかって思ったりして(爆)
岩も楽しそうだけど、景色もいいね。
ますます生きたくなったぞ。いつか必ず!
変なとこで落ちますか~。まぁ、本当にヤバイ場所じゃないからいいのでしょうが、山で2回目の滑落もどきは、やはり体験したくないですね。気をつけて下さいね。
楽しいコースで低いながらに景色も頑張っていますから、ふうろさんならオススメしますよ。そして、いつかはローソク岩と南壁もどうぞ!
って、ふうろさん、重病だったんかい!
なんて、つっこみたいわけではなく、ですね、
ねこさん、本格山ブログですね、
と、称賛モードだったのに、
垂直落下ですかぁ?
思わず笑っちゃったら、前に座ってる女性から思いきり不審の眼差し……もぉ(恨)。
なんでもないところにこそ、ワナがあるんですよ。うん。
あたしも、尾瀬で向こうからきた人に本気で心配されましたよ。それよりなにより、あの驚きっぷりには、こっちが引いちゃうくらいでしたね。
あ、詳細はそのうちウプします。
なんてことは、どーでもいいんでした。
すごく生きたくなりました~(笑)
あ~、触れちゃいましたね。自分が何ごともなかったかのようにスルーしようとしていたのに、さすが「いぢわる姐さん」の称号に偽り無しですね(笑)。
あれだけ見ると、ふうろさん、まだバイタリティー溢れさせる気ですか!?とツッコミ入れたくなりますが、活力になる記事を書けただけ嬉しいですよ…とポジティブ発言。
まきくまさんが何をやらかしたのか期待が高まりますが、自分も相手のステキお兄さんが、あわわわしてましたから人の事は言えません。お互い何も無い所こそ、要注意ですね(年配な発言だなぁ…)。
去年の記事にも書きましたが、二子山はカモシカ・マイ100名山の中で上位ランクのお山です。
東岳奥の展望ポイントも存じてますよ。
オコジョはいませんが、テンがすぐ近くまで遊びに来てくれました。もう、目がテン!
西岳は、やはり上級者コースをがっちり買いまショー!
標高の割には面白い岩遊び、プチ岩稜歩きが楽しめますね!対面の両神山よりいい山です。
駆け回り好きのカモシカさんには、ピッタリの山のようですね(笑)。自分も二回目になりますが、やはりああいったスリルは、オトコ心をくすぐりますね。
テンがいるのですか?それは楽しそうですね。今度は、ゆっくりと車で…いやいやまずは長沢リベンジからですかね。
双子山の紅葉はいいらしいですね、行ってみたいけど怖いとこ嫌なので残念ぴょん。
滑落は無事でよかったっすね、笑えるうちが華ですな~(笑)
チャレンジャーですねー、さすが委員長!
実はこの三連休、狙ってたんですよーこのお山。
いやー、行けばよかった・・・・残念。
結局うちでゴロゴロと・・・大好きなDVDを見まくってました(笑)
二子山、いつか行って見よっと。
何事もなく無事に下山できてなによりです。
自分はまだ山ではキケンな目にあったことはないですが、
ほんと気を抜いちゃいけないってことですね。
で、ねこさんがせっかく受け流してくれたににまきさんは責めるんだ・・・。
従順で素直でかわいい妹なのにい。いけずな姉さん。
ねこさんの超スーパー前向きなフォローが嬉しいようなむなしいような・・・。
でさ、またボスおテリトリーきたんかい!!
子分は従順に報告せな。