先月、 立ち食いそば:小竹林 の記事にも書きましたが、JR東日本管轄の駅そばは、「いろり庵きらく」への集約が進んでいるように感じます。
以前は、駅利用者と言えば、サラリーマンと呼ばれていた通勤会社員が中心でしたので、安さと提供の迅速さが求められていた状況でしたが、働き方改革や駅ナカへの注力・ユーザー側の嗜好の変化もありまして、誰もが安心して美味しいものを楽しめる空間が求められるようになってきました。そうなると、場末の居酒屋のような雰囲気を持つ駅の立ち食い蕎麦というものもどうにかしないとならない訳でして、その回答が今回のリニューアルになっているのではないかと思われます。そして、コロナ禍により通勤・通学による鉄道利用の減少、訪問をすること自体が著しく制限されていく状況となり、今までの駅そば顧客層が利用しない状況が出来上がってしまったことも後押しをしたのかと思います。
その辺りは、駅そばを運用していた会社の統合にも表れているようで、駅ナカの食事を取り扱っていた「株式会社日本レストランエンタプライズ (NRE)」と「ジェイアール東日本フードビジネス株式会社(JEFB)」は合併し、KIOSK・NewDaysなどを運営する「株式会社JR東日本リテールネット」がその辺りもろもろ全てを吸収合併して「株式会社JR東日本クロスステーション」となり、2021年4月1日からカンパニー制での運営となりました。駅ナカビジネスを含めたJR東日本としての総合力を高める戦略かと思います。
さて、その主軸の駅そば:いろり庵きらくのコンセプトは、Webサイトに記載があります。
こだわり その1 本格的な“生蕎麦”を使用
生の蕎麦をお店で茹でるため、蕎麦本来の美味しさを楽しめます。
人気のかき揚げは店内厨房で調理。自家製かき揚げをご用意します。
こだわり その2 ほっと一息つける、居心地よい空間
従来の駅そば需要を満たしながらも、ほっと一息つける空間を演出します。
明るく、落ち着いた照明、清潔な内装で、年齢、性別問わず愛されるお店を目指します。
・・・まったくもって今の時代にマッチしていますし、多くの人に喜ばれる内容です。
駅独特の駅そばの個性や楽しみが無くなってしまうと考えているのは、一部の鉄道好き、旅行好き、懐古主義者だけなのかもしれないとちょっと悲しくなってきます。ということで、ちょっと現状を調べてみました。
株式会社JR東日本クロスステーション フーズカンパニー
ここで現在の店舗数を確認することが可能です。
そば・うどん店舗 152軒
=================
<新ブランド:92軒>
いろり庵きらく 78軒
そばいち 9軒
(その他)
国産二八蕎麦 蕎香 エキュート上野
蕎麦29東京
そは'二〇 グランスタ東京
手延べうどん 水山 エキュート品川サウス
武蔵野うどん こぶし エキュート立川
(うどんもカウントされてしまっていますが) 現在、件数的には、半分以上が新ブランド店舗になっています。2008年4月に「いろり庵きらく」ブランドが出来てから13年。これが多いのか少ないのか判断が難しいところです。
いろり庵 上野店 [上野駅 / 改札内]
元々は、「いろり庵きらく」も「いろり庵」という酒と食事の店からスタートしたそうです
2008年4月からスタートした「いろり庵きらく」、こちらはその1号店となる蒲田店 [蒲田駅 / 改札外]
駅ビルの1F端っこにあるため、普通に駅を利用していても気付かない場所にあったりします
蕎麦のみの提供のため「そばいち」という店舗名(らしい)
通常の駅そばよりは少しだけお高め
最近は、カレーを第二の主力にしようとしているようなのですが
そうなると「そばいち」でなくなってしまうような・・・
そばいちnonowa東小金井店 [東小金井駅 / 改札内]
蕎麦の調理作業を自動で行うアーム型ロボットの導入で話題になりました
ペリエ海浜幕張店ともに稼働中
国産二八蕎麦 蕎香 エキュート上野 [上野駅 / 改札内]
立ち食いでもないですし、駅そばというより、駅にある普通の蕎麦屋という位置付けです
* 立ち食いっぽく見えていますが、提供待ちで並んでいる写真です
蕎麦29東京 (そばにく) [東京駅 / 改札内]
名前の通りガッツリ系太麺蕎麦+肉 or から揚げ が売りのお店
こちらは、月見肉そば (630円)
そは'二〇 (そばにわ) グランスタ東京 [東京駅 / 改札内]
普通の蕎麦屋よりも高い価格設定ですから、もう駅そばのカテゴリーではない気がします
東京の駅ナカでは早朝からやっていて、有難くも美味しいお店です
これに旧NRE系などの各地域ブランドの駅そば店舗が入ります。
そば・うどん店舗 152軒
======================== (92軒)
いろり庵きらく 78軒
そばいち 9軒
その他 5軒
======================== (39軒)
駅そば あじさい茶屋 10軒
駅そば 大江戸そば 10軒
駅そば 喜多そば 2軒
駅そば そば処中山道(埼玉) 3軒
駅そば 清流そば・奥多摩そば(東京西部) 5軒
駅そば 濱そば(神奈川) 7軒
駅そば 菜の花そば(千葉) 2軒
======================== (7軒)
駅そば 木更津駅そば
駅そば 大船軒 藤沢そば
駅そば 大船軒 本郷台そば
駅そば 土浦華月庵 下り
駅そば 土浦華月庵 上り
駅そば 道中そば 五反田
駅そば 八起家 高崎
======================== (4軒)
榑木川 (茅野店・信濃大町店・長野駅東口店・松本店)
======================== (10軒)
駅そば 成田駅そば
駅そば 第5売店 (高崎駅)
駅そば そば・うどん八起家 西口
駅そば 野州そば 宇都宮4号
駅そば 本庄 (本庄そば)
駅そば 宮古 (駅そばKIOSK)
駅そば 小山 (きそば)
駅そば 塩尻 (そば処 桔梗)
駅そば 東神奈川 (日栄軒)
あずみ 大崎
分類するとすれば、このような感じでしょうか。
旧NRE系の茹で麵店舗の共通メニューがこちら
色々と店舗名は異なれど、メニューは基本すべてこちらの共通です
上に記載の45店舗 (あじさい茶屋~道中そば 五反田店) までは大体このメニューでの提供です
* 八起家 高崎は、いろり庵きらくのメニュー。生蕎麦だからですかね
名前を見て独自経営かな?と思ったお店でもこのメニューを見ることになるためこの定型メニューを見るとガッカリしてしまいます
あじさい茶屋
一時期は、蛇蝎のごとく嫌っていましたが、近年全く見る機会が無かったため
久しぶりに見ると懐かしく思えてしまうのは不思議なものです
「もう」なのか「まだ」なのか、10店舗営業中
大江戸そば
東京界隈でよく見かけるイメージのお店、現在10店舗営業中
自分の中では、浜松町駅で大勢のお客をさばいて頑張っていた浜亭 [改札外](閉店) の後釜に登場したお店として
(がっかりした)印象が強いです・・・
喜多そば
NREに移管される前は、JR東日本系の別会社が運営していました
その頃の印象が強く、割とよく見かけていた印象でしたが
現在は、古河店 [茨城県古河駅 / 改札内]と柏店 [千葉県柏駅 / 改札内ホーム] という不思議な残り方をしています
そば処 中山道
その名の通り高崎線沿線に多くあった印象でしたが、現在は3店舗
駅そばらしい 桶川店 [桶川駅 / 改札外] (閉店) や写真の鴻巣店 [鴻巣駅 / 改札外] のような、オープンなスタイルが好きでした
清流そば
奥多摩そば
多くの路線が交差しているためなのか、今でも各ホーム上に一つずつ駅そば店舗を残す立川駅は貴重な存在です
立川駅には、清流そば/奥多摩そばが計4店舗ありますが、基本メニューは全て定型メニューです
唯一他店舗と異なる特徴が、立川駅限定の「おでんそば・うどん」の提供です
他の旧NRE系のお店も通常メニュー+地域の特色を生かした独自メニューを追加すれば
水戸駅の納豆そばみたいに、ここに来たらこれを食べようといったような話題になると思うのですけど
チェーン店が勝手なことはできないと思いますが、考えて欲しいです
濱そば
菜の花そば
埼玉民は、神奈川や千葉にはなかなか行かないですから、自分の印象はあまりありません
神奈川方面は、京急が多いので「えきめんや」ですし
千葉方面は、バスの方が便利ですので、電車をあまり使わないのですよね
ここからは、個別名称を持っている店舗の紹介です
木更津駅そば [木更津駅 / 改札外]、定型メニューを使っています
ただ店舗前に書かれている看板には、「生蕎麦」となっていますので
もしすると味は異なるのかもしれません
左からの入り口で頭をぶつけることで有名な大船軒 藤沢店 [藤沢駅 / 改札内ホーム]
駅そばと言えば、ホーム階段下の店舗が定番ですが、こじんまりした形がなんとも印象的です
大船駅の大船軒(そば店舗) は無くなってしまいましたが、こちらの店舗はまだまだ現役です
大船軒のもう1軒は、大船軒 本郷台店 [本郷台駅 / 改札外]
系列ながら店舗の印象は、それぞれ違いますね
駅そば 土浦華月庵 下り [土浦駅 / 改札内ホーム]
土浦駅下りホームにある華月庵、名前は独自店舗のようですが定型メニューを使っています
上りホームの同名店舗は今もずっと休業中、何となくそのまま閉店してしまいそうな感じがします
道中そば [五反田駅 / 改札内ホーム]
乗降客が多いためか五反田駅ホームの人気店、メニューは定型です
駅そば 八起家 高崎 [高崎駅 / 改札内]
在来線から新幹線に乗り換える改札脇にある店舗、座れるし広いしで快適です
店舗上に生そばとなっているように、ここのメニューは例のものではなく
いろり庵きらくと同じものになっています
そして、近年、激動を迎えた長野県の駅そば事情。地元・旅行者に愛されていたお店が数多く閉店となりました。悲しいことです。
JR東日本管轄のお店は、「榑木川 (くれきがわ)」というブランドで統一された模様で、現在4店舗が営業中。運営会社は、松本市にある榑木野 (くれきの)という会社になようです。
長野駅東口1F 「水芭蕉」(2021年8月29日閉店)の後には、榑木川 長野駅東口店がオープン (2021年9月1日オープン) [長野駅 / 改札外]
水芭蕉閉店から榑木川開店の短期間からして、店名変更で店舗自体はそのまま引き継いだようです
店舗内は、座って食事をするスタイルです
松本駅「山野草」(2020年9月30日閉店)の後に出来た駅ホーム内の榑木川 松本店 (2021年4月1日オープン) [松本駅 / 改札内ホーム]
駅のホーム店舗らしい立ち食いそばスタイルは、前の店から変更なし
信濃大町駅「カタクリの花」(2021年6月28日閉店)の後は榑木川 信濃大町店 (2021年7月15日オープン) [信濃大町駅 / 改札外(待合室)]
今まで同様、待合室の店舗です
待合室の席に座って食べるスタイルは、何となく温かい雰囲気があっていいですよね
茅野駅「白樺」 (2021年7月29日閉店) の後には 榑木川 茅野店 (2021年8月10日オープン) [茅野駅 / 改札外]
こちらは、まだ行く機会が無いので現地未確認です・・・
味は、首都圏の駅そばと比較すると段違いに美味しいのですが
どの駅に行っても同じ味・メニューなのかと思うと、やはり残念
そういえば上田駅の「ちくま」も閉店したと聞きました (2021年8月31日閉店) [上田駅 / 改札外]
2021年7月中頃に来た時には、普通に営業していたのですが・・・
・・・っと、写真を探すだけで時間が過ぎてしまいました。
残りの特殊店舗と別経営店舗編は、また別途。
続きは、こちら
JR東日本 駅そば まとめ (2021年11月) その2
以前は、駅利用者と言えば、サラリーマンと呼ばれていた通勤会社員が中心でしたので、安さと提供の迅速さが求められていた状況でしたが、働き方改革や駅ナカへの注力・ユーザー側の嗜好の変化もありまして、誰もが安心して美味しいものを楽しめる空間が求められるようになってきました。そうなると、場末の居酒屋のような雰囲気を持つ駅の立ち食い蕎麦というものもどうにかしないとならない訳でして、その回答が今回のリニューアルになっているのではないかと思われます。そして、コロナ禍により通勤・通学による鉄道利用の減少、訪問をすること自体が著しく制限されていく状況となり、今までの駅そば顧客層が利用しない状況が出来上がってしまったことも後押しをしたのかと思います。
その辺りは、駅そばを運用していた会社の統合にも表れているようで、駅ナカの食事を取り扱っていた「株式会社日本レストランエンタプライズ (NRE)」と「ジェイアール東日本フードビジネス株式会社(JEFB)」は合併し、KIOSK・NewDaysなどを運営する「株式会社JR東日本リテールネット」がその辺りもろもろ全てを吸収合併して「株式会社JR東日本クロスステーション」となり、2021年4月1日からカンパニー制での運営となりました。駅ナカビジネスを含めたJR東日本としての総合力を高める戦略かと思います。
さて、その主軸の駅そば:いろり庵きらくのコンセプトは、Webサイトに記載があります。
こだわり その1 本格的な“生蕎麦”を使用
生の蕎麦をお店で茹でるため、蕎麦本来の美味しさを楽しめます。
人気のかき揚げは店内厨房で調理。自家製かき揚げをご用意します。
こだわり その2 ほっと一息つける、居心地よい空間
従来の駅そば需要を満たしながらも、ほっと一息つける空間を演出します。
明るく、落ち着いた照明、清潔な内装で、年齢、性別問わず愛されるお店を目指します。
・・・まったくもって今の時代にマッチしていますし、多くの人に喜ばれる内容です。
駅独特の駅そばの個性や楽しみが無くなってしまうと考えているのは、一部の鉄道好き、旅行好き、懐古主義者だけなのかもしれないとちょっと悲しくなってきます。ということで、ちょっと現状を調べてみました。
株式会社JR東日本クロスステーション フーズカンパニー
ここで現在の店舗数を確認することが可能です。
そば・うどん店舗 152軒
=================
<新ブランド:92軒>
いろり庵きらく 78軒
そばいち 9軒
(その他)
国産二八蕎麦 蕎香 エキュート上野
蕎麦29東京
そは'二〇 グランスタ東京
手延べうどん 水山 エキュート品川サウス
武蔵野うどん こぶし エキュート立川
(うどんもカウントされてしまっていますが) 現在、件数的には、半分以上が新ブランド店舗になっています。2008年4月に「いろり庵きらく」ブランドが出来てから13年。これが多いのか少ないのか判断が難しいところです。
いろり庵 上野店 [上野駅 / 改札内]
元々は、「いろり庵きらく」も「いろり庵」という酒と食事の店からスタートしたそうです
2008年4月からスタートした「いろり庵きらく」、こちらはその1号店となる蒲田店 [蒲田駅 / 改札外]
駅ビルの1F端っこにあるため、普通に駅を利用していても気付かない場所にあったりします
蕎麦のみの提供のため「そばいち」という店舗名(らしい)
通常の駅そばよりは少しだけお高め
最近は、カレーを第二の主力にしようとしているようなのですが
そうなると「そばいち」でなくなってしまうような・・・
そばいちnonowa東小金井店 [東小金井駅 / 改札内]
蕎麦の調理作業を自動で行うアーム型ロボットの導入で話題になりました
ペリエ海浜幕張店ともに稼働中
国産二八蕎麦 蕎香 エキュート上野 [上野駅 / 改札内]
立ち食いでもないですし、駅そばというより、駅にある普通の蕎麦屋という位置付けです
* 立ち食いっぽく見えていますが、提供待ちで並んでいる写真です
蕎麦29東京 (そばにく) [東京駅 / 改札内]
名前の通りガッツリ系太麺蕎麦+肉 or から揚げ が売りのお店
こちらは、月見肉そば (630円)
そは'二〇 (そばにわ) グランスタ東京 [東京駅 / 改札内]
普通の蕎麦屋よりも高い価格設定ですから、もう駅そばのカテゴリーではない気がします
東京の駅ナカでは早朝からやっていて、有難くも美味しいお店です
これに旧NRE系などの各地域ブランドの駅そば店舗が入ります。
そば・うどん店舗 152軒
======================== (92軒)
いろり庵きらく 78軒
そばいち 9軒
その他 5軒
======================== (39軒)
駅そば あじさい茶屋 10軒
駅そば 大江戸そば 10軒
駅そば 喜多そば 2軒
駅そば そば処中山道(埼玉) 3軒
駅そば 清流そば・奥多摩そば(東京西部) 5軒
駅そば 濱そば(神奈川) 7軒
駅そば 菜の花そば(千葉) 2軒
======================== (7軒)
駅そば 木更津駅そば
駅そば 大船軒 藤沢そば
駅そば 大船軒 本郷台そば
駅そば 土浦華月庵 下り
駅そば 土浦華月庵 上り
駅そば 道中そば 五反田
駅そば 八起家 高崎
======================== (4軒)
榑木川 (茅野店・信濃大町店・長野駅東口店・松本店)
======================== (10軒)
駅そば 成田駅そば
駅そば 第5売店 (高崎駅)
駅そば そば・うどん八起家 西口
駅そば 野州そば 宇都宮4号
駅そば 本庄 (本庄そば)
駅そば 宮古 (駅そばKIOSK)
駅そば 小山 (きそば)
駅そば 塩尻 (そば処 桔梗)
駅そば 東神奈川 (日栄軒)
あずみ 大崎
分類するとすれば、このような感じでしょうか。
旧NRE系の茹で麵店舗の共通メニューがこちら
色々と店舗名は異なれど、メニューは基本すべてこちらの共通です
上に記載の45店舗 (あじさい茶屋~道中そば 五反田店) までは大体このメニューでの提供です
* 八起家 高崎は、いろり庵きらくのメニュー。生蕎麦だからですかね
名前を見て独自経営かな?と思ったお店でもこのメニューを見ることになるためこの定型メニューを見るとガッカリしてしまいます
あじさい茶屋
一時期は、蛇蝎のごとく嫌っていましたが、近年全く見る機会が無かったため
久しぶりに見ると懐かしく思えてしまうのは不思議なものです
「もう」なのか「まだ」なのか、10店舗営業中
大江戸そば
東京界隈でよく見かけるイメージのお店、現在10店舗営業中
自分の中では、浜松町駅で大勢のお客をさばいて頑張っていた浜亭 [改札外](閉店) の後釜に登場したお店として
(がっかりした)印象が強いです・・・
喜多そば
NREに移管される前は、JR東日本系の別会社が運営していました
その頃の印象が強く、割とよく見かけていた印象でしたが
現在は、古河店 [茨城県古河駅 / 改札内]と柏店 [千葉県柏駅 / 改札内ホーム] という不思議な残り方をしています
そば処 中山道
その名の通り高崎線沿線に多くあった印象でしたが、現在は3店舗
駅そばらしい 桶川店 [桶川駅 / 改札外] (閉店) や写真の鴻巣店 [鴻巣駅 / 改札外] のような、オープンなスタイルが好きでした
清流そば
奥多摩そば
多くの路線が交差しているためなのか、今でも各ホーム上に一つずつ駅そば店舗を残す立川駅は貴重な存在です
立川駅には、清流そば/奥多摩そばが計4店舗ありますが、基本メニューは全て定型メニューです
唯一他店舗と異なる特徴が、立川駅限定の「おでんそば・うどん」の提供です
他の旧NRE系のお店も通常メニュー+地域の特色を生かした独自メニューを追加すれば
水戸駅の納豆そばみたいに、ここに来たらこれを食べようといったような話題になると思うのですけど
チェーン店が勝手なことはできないと思いますが、考えて欲しいです
濱そば
菜の花そば
埼玉民は、神奈川や千葉にはなかなか行かないですから、自分の印象はあまりありません
神奈川方面は、京急が多いので「えきめんや」ですし
千葉方面は、バスの方が便利ですので、電車をあまり使わないのですよね
ここからは、個別名称を持っている店舗の紹介です
木更津駅そば [木更津駅 / 改札外]、定型メニューを使っています
ただ店舗前に書かれている看板には、「生蕎麦」となっていますので
もしすると味は異なるのかもしれません
左からの入り口で頭をぶつけることで有名な大船軒 藤沢店 [藤沢駅 / 改札内ホーム]
駅そばと言えば、ホーム階段下の店舗が定番ですが、こじんまりした形がなんとも印象的です
大船駅の大船軒(そば店舗) は無くなってしまいましたが、こちらの店舗はまだまだ現役です
大船軒のもう1軒は、大船軒 本郷台店 [本郷台駅 / 改札外]
系列ながら店舗の印象は、それぞれ違いますね
駅そば 土浦華月庵 下り [土浦駅 / 改札内ホーム]
土浦駅下りホームにある華月庵、名前は独自店舗のようですが定型メニューを使っています
上りホームの同名店舗は今もずっと休業中、何となくそのまま閉店してしまいそうな感じがします
道中そば [五反田駅 / 改札内ホーム]
乗降客が多いためか五反田駅ホームの人気店、メニューは定型です
駅そば 八起家 高崎 [高崎駅 / 改札内]
在来線から新幹線に乗り換える改札脇にある店舗、座れるし広いしで快適です
店舗上に生そばとなっているように、ここのメニューは例のものではなく
いろり庵きらくと同じものになっています
そして、近年、激動を迎えた長野県の駅そば事情。地元・旅行者に愛されていたお店が数多く閉店となりました。悲しいことです。
JR東日本管轄のお店は、「榑木川 (くれきがわ)」というブランドで統一された模様で、現在4店舗が営業中。運営会社は、松本市にある榑木野 (くれきの)という会社になようです。
長野駅東口1F 「水芭蕉」(2021年8月29日閉店)の後には、榑木川 長野駅東口店がオープン (2021年9月1日オープン) [長野駅 / 改札外]
水芭蕉閉店から榑木川開店の短期間からして、店名変更で店舗自体はそのまま引き継いだようです
店舗内は、座って食事をするスタイルです
松本駅「山野草」(2020年9月30日閉店)の後に出来た駅ホーム内の榑木川 松本店 (2021年4月1日オープン) [松本駅 / 改札内ホーム]
駅のホーム店舗らしい立ち食いそばスタイルは、前の店から変更なし
信濃大町駅「カタクリの花」(2021年6月28日閉店)の後は榑木川 信濃大町店 (2021年7月15日オープン) [信濃大町駅 / 改札外(待合室)]
今まで同様、待合室の店舗です
待合室の席に座って食べるスタイルは、何となく温かい雰囲気があっていいですよね
茅野駅「白樺」 (2021年7月29日閉店) の後には 榑木川 茅野店 (2021年8月10日オープン) [茅野駅 / 改札外]
こちらは、まだ行く機会が無いので現地未確認です・・・
味は、首都圏の駅そばと比較すると段違いに美味しいのですが
どの駅に行っても同じ味・メニューなのかと思うと、やはり残念
そういえば上田駅の「ちくま」も閉店したと聞きました (2021年8月31日閉店) [上田駅 / 改札外]
2021年7月中頃に来た時には、普通に営業していたのですが・・・
・・・っと、写真を探すだけで時間が過ぎてしまいました。
残りの特殊店舗と別経営店舗編は、また別途。
続きは、こちら
JR東日本 駅そば まとめ (2021年11月) その2
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