観光地に移動して、そこでレンタカーを借りる。
いたって普通の利用形態ですが、今までそんな使い方をすることは殆んどありませんでした。車を使うなら、そこまで乗って行く。シンプルな力業ですが、それが普通と思っていました。
ただ、最近は、渋滞の激化がそんな考えに変化をもたらしました。帰還時にあの大渋滞があることを考えると、何でもかんでも車を使えばいいとは考えられなくなってきたのです。その大渋滞に浪費される時間と諸々の利点とを天秤にかけると、近所ならは間違いなく即決ですが、遠距離は、長期連休にならないと選択出来なくなっています。
まぁ、冒険できない年齢になったのかもしれませんが・・・。
ということで、年度末なのにもかかわらず、気まぐれのように空いてしまった三連休。別予定を絡めまして、西に向けて旅立ったのでした。
レンタカーを借りるのは、昔北海道や青森旅行で利用して以来でしたので、相場も何もよく分かっていません。ネットで調べてみると、期間以外に車のクラス(ランク)で金額がかわること、ネットで予約出来ることなどが分かってきましたが、もっと重要なことも分かってきました。配車可能な車が無いのです・・・おおぅ。
レンタカー屋というと、イメージ的には、困った時にふらっと車を借りられるイメージでしたが、三連休の前日の夜中にいきなり貸してと言われても、塞がっているのは当たり前といえば当たり前のこと。どんな車でも構わないとしても見つかりません。となると、後は、こちらから借りられる営業所まで取りに行けばいいということで範囲を広げて行くと、数駅先の営業所に一台だけ見つけることが出来たのです。
4ドアのセダンタイプではありましたが、移動手段としては十分でして、連休中には活躍してくれました。しかも、目的地が観光地のため三連休で泊まる場所が見つからない自分の滞在場所ともなってくれたのです(相変わらず無計画だなぁ・・・)。
場所は、深夜の道の駅。
たまたま鞄に入っていた寝袋(たまたま・・・?)後部座席に広げていると、後部座席が前に倒れることが分かりました。4ドアだったので後ろのスペースを利用出来るとは考えていなかったのですが、何と後部座席を倒すとトランクと繋がっていたのです。これは、広く使えて便利かなと期待しましたが、トランクと倒した後部座席との間には、ちょっとした段差が出来てしまい、この空間を全て使うことは、出来なさそうです。残念ながら、『たまたま』エアマットまでは、入っていませんでしたから・・・。
とはいえ、空間が広くなったのは有難いことで、丁度良い寝方を試行錯誤してみると、新たな発見がありました。何と後部座席のスペースよりもトランクの方が広かったのです。最近の車は、ゴルフバッグがそのまま何個も入るというアピールもありますが、なるほど納得のスペースです。しかも、微妙な段差が残念かと思いきや、そこに丁度首を乗せるとぴったり寝姿が安定してしまうではありませんか。これで、足を伸ばせないながら座席で寝るよりも楽な感じになったのです。
そんなベストポジションにたどり着き、そろそろ寝ようとして横になると、後部座席を照らす外灯が気になってきました。自分の車であれば、サンシェードなどを使うのですが、さすがにそこまで『たまたま』な偶然は続きません。場所を変えたり、遮るものを探したりしていると、外灯の光が赤く輝き出したのです。そう、パトカーが来たのです。こういった寂しい場所ですと、変な人が現れないとも限りませんから、こうして見回りをしていただけることで、安心して旅行が出来るわけです。警察の方々には、感謝しないとですね。
あれ
変な人?
自分のことか?! ∑(゜Д゜〃)
レンタカーのトランクに詰め込まれて顔だけを後部座席に覗かせている寝袋マミーなオトコ・・・これを怪しくないとして、何を怪しいというのか!? 見る人が見れば、これから何処かにクルージングをきめこむ前の準備中か、すでにどこかに旅立たれた後で砂風呂を待つばかりなのか、どちらにしろ、警察に発見されれば、要注意人物としてロックオンされることでしょう。怪しい人オブ・ザ・イヤーの座を射止めることは、ほぼ間違いないと思われます。
「えーっ、おたくの息子さんが、道の駅でレンタカーの中でトランクに入っていまして・・・」
確認のために家に連絡されてこんな説明された日には、今までの実績(?)により奇行に対する耐性は高いとはいえ、今後の家庭生活に何らかの支障をきたすことは間違いなさそうです。昔、深夜に箱根の山を背広姿で越えようとして、警察に捕まって以来の珍事として伝説認定されてしまうに違いありません。
見つかる前に這い出すことも考えましたが、余計見つかる行動をするリスクを考えてじっと我慢。窓をちょっと覗くだけで、こんばんはとなってしまう、まさにホラーかサスペンス映画さながらな状態のまま、ゆっくり移動する赤い光に怯えて縮こまっていること数分。気がつけば赤い光は去っていったのでした。安堵と共に睡魔が襲ってきたため、その後の記憶はありませんが、次回は、きちんと外界対策を怠らないようにと心に誓ったのでした。
皆さんもトランクに入って寝る時には、気をつけましょうね
・・・って、普通無いわ
プチ旅行記・完
いたって普通の利用形態ですが、今までそんな使い方をすることは殆んどありませんでした。車を使うなら、そこまで乗って行く。シンプルな力業ですが、それが普通と思っていました。
ただ、最近は、渋滞の激化がそんな考えに変化をもたらしました。帰還時にあの大渋滞があることを考えると、何でもかんでも車を使えばいいとは考えられなくなってきたのです。その大渋滞に浪費される時間と諸々の利点とを天秤にかけると、近所ならは間違いなく即決ですが、遠距離は、長期連休にならないと選択出来なくなっています。
まぁ、冒険できない年齢になったのかもしれませんが・・・。
ということで、年度末なのにもかかわらず、気まぐれのように空いてしまった三連休。別予定を絡めまして、西に向けて旅立ったのでした。
レンタカーを借りるのは、昔北海道や青森旅行で利用して以来でしたので、相場も何もよく分かっていません。ネットで調べてみると、期間以外に車のクラス(ランク)で金額がかわること、ネットで予約出来ることなどが分かってきましたが、もっと重要なことも分かってきました。配車可能な車が無いのです・・・おおぅ。
レンタカー屋というと、イメージ的には、困った時にふらっと車を借りられるイメージでしたが、三連休の前日の夜中にいきなり貸してと言われても、塞がっているのは当たり前といえば当たり前のこと。どんな車でも構わないとしても見つかりません。となると、後は、こちらから借りられる営業所まで取りに行けばいいということで範囲を広げて行くと、数駅先の営業所に一台だけ見つけることが出来たのです。
4ドアのセダンタイプではありましたが、移動手段としては十分でして、連休中には活躍してくれました。しかも、目的地が観光地のため三連休で泊まる場所が見つからない自分の滞在場所ともなってくれたのです(相変わらず無計画だなぁ・・・)。
場所は、深夜の道の駅。
たまたま鞄に入っていた寝袋(たまたま・・・?)後部座席に広げていると、後部座席が前に倒れることが分かりました。4ドアだったので後ろのスペースを利用出来るとは考えていなかったのですが、何と後部座席を倒すとトランクと繋がっていたのです。これは、広く使えて便利かなと期待しましたが、トランクと倒した後部座席との間には、ちょっとした段差が出来てしまい、この空間を全て使うことは、出来なさそうです。残念ながら、『たまたま』エアマットまでは、入っていませんでしたから・・・。
とはいえ、空間が広くなったのは有難いことで、丁度良い寝方を試行錯誤してみると、新たな発見がありました。何と後部座席のスペースよりもトランクの方が広かったのです。最近の車は、ゴルフバッグがそのまま何個も入るというアピールもありますが、なるほど納得のスペースです。しかも、微妙な段差が残念かと思いきや、そこに丁度首を乗せるとぴったり寝姿が安定してしまうではありませんか。これで、足を伸ばせないながら座席で寝るよりも楽な感じになったのです。
そんなベストポジションにたどり着き、そろそろ寝ようとして横になると、後部座席を照らす外灯が気になってきました。自分の車であれば、サンシェードなどを使うのですが、さすがにそこまで『たまたま』な偶然は続きません。場所を変えたり、遮るものを探したりしていると、外灯の光が赤く輝き出したのです。そう、パトカーが来たのです。こういった寂しい場所ですと、変な人が現れないとも限りませんから、こうして見回りをしていただけることで、安心して旅行が出来るわけです。警察の方々には、感謝しないとですね。
あれ
変な人?
自分のことか?! ∑(゜Д゜〃)
レンタカーのトランクに詰め込まれて顔だけを後部座席に覗かせている寝袋マミーなオトコ・・・これを怪しくないとして、何を怪しいというのか!? 見る人が見れば、これから何処かにクルージングをきめこむ前の準備中か、すでにどこかに旅立たれた後で砂風呂を待つばかりなのか、どちらにしろ、警察に発見されれば、要注意人物としてロックオンされることでしょう。怪しい人オブ・ザ・イヤーの座を射止めることは、ほぼ間違いないと思われます。
「えーっ、おたくの息子さんが、道の駅でレンタカーの中でトランクに入っていまして・・・」
確認のために家に連絡されてこんな説明された日には、今までの実績(?)により奇行に対する耐性は高いとはいえ、今後の家庭生活に何らかの支障をきたすことは間違いなさそうです。昔、深夜に箱根の山を背広姿で越えようとして、警察に捕まって以来の珍事として伝説認定されてしまうに違いありません。
見つかる前に這い出すことも考えましたが、余計見つかる行動をするリスクを考えてじっと我慢。窓をちょっと覗くだけで、こんばんはとなってしまう、まさにホラーかサスペンス映画さながらな状態のまま、ゆっくり移動する赤い光に怯えて縮こまっていること数分。気がつけば赤い光は去っていったのでした。安堵と共に睡魔が襲ってきたため、その後の記憶はありませんが、次回は、きちんと外界対策を怠らないようにと心に誓ったのでした。
皆さんもトランクに入って寝る時には、気をつけましょうね
・・・って、普通無いわ
プチ旅行記・完
プチにもなってないと思うのですが。。。。。
あぁ~~、きっと意表をついて明日の朝には続編ができているのですね。
楽しみに明日またお邪魔しますね。
では、おやすみなさい。
プチ旅行 終わりって!?西の方ってドコ?
けど 久しぶりに 大笑いしてしまいました
怪しい人で…
今年の1月24日
同じ空間(ペチコートレーン)に居ながら 挨拶 出来なかった事を 悔やんでおります
まゆ太さんに 後から聞いたんです…
コメントありがとうございます。
久しぶりに更新したら、何と不満不満の嵐ではありませんか。今日の気温並みに寒くなりましたよ。
コメントを拝見して、夜中に気のきいた写真でもと探したのですが、見つからずにご期待に沿うことが出来ませんでした。すみません。
そこまで期待されたなら、プチ旅行記を続けてみますね。但し、ちゃんとした内容になりそうですので、あまり過度な期待をしないで下さいね。
久しぶりの初コメさん、嬉しいです。有難うございます。更新不定期ですが、懲りずに宜しくお願いいたします。
しかも、あの場にいらっしゃったとは、ご挨拶出来ずに失礼いたしました。また、ああいった機会があると嬉しいのですが。
と、木曽駒さんに続いてご不満表明とは、更新の自信が無かったので書いたのが仇になってしまいましたね。ちゃんと続けてみますので、温かく見守って下さいませ。次回は、気になるあの場所になるはず。はず。
ひらがなで書くと可愛くなるものですね。ただ、その名前は、自分には可愛い過ぎて似合わないので、全力で拒絶させていただきますね。
寝袋マミー
ハーフみたいですね。