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うわぁ…もう4:40だよう。Σ(;´△`)
ただのアドバイスとして書いていたはずなのですが・・・。
昨日は、強烈な睡魔に襲われて書き途中で寝てしまったので、続き物にしてしまった自分がいけないのですが、こんなに期待されるとは思っていませんでした。ちょっとドキドキ。でもそんな皆さんの後押しが嬉しくて、早速続きを書いています。とはいえ、皆さんの期待に答えられるような事件はありませんからね、あしからず。
==
3・集合場所にて
池袋駅から小川町駅行きの東武東上線始発電車に川越駅から乗り込みます。ホームでは、いつも使用されていると思われる方々が怪訝な顔をするほどの謎のピクニック集団がたむろしています。そして、来た電車には、それ以上のピクニック集団が乗り込んでおりました。そして車中は、乗客の8割強がピクニック軍団!登山口行きのバスに乗ってしまった気分です。
そして、川越駅から40分程立ったまま揺られまして、当初の大会の興奮が睡魔に変わり始めた頃、小川町駅に到着しました。6時前でなおかつ始発電車で来ておりますから、結構早いかと思っておりましたが、早朝のお年寄りをなめてはいけません そんな甘いものではありませんでした・・・。
すでに大行列・・・ Σ(゜ロ゜ノ)ノ
4人程度の横並びで列が組まれているのですが、先頭ははるか彼方。始発だというのに出遅れてしまった気分です。しかし、皆さんどうやってきたんでしょうかね(到着時間が早い寄居方面からですかね)?「並ばなきゃ」という焦りからとにかくその列に並びました。しかし、しばらくして
あっ、トイレ・・・(´д`;)
そう。一人身の悲しさです。順番でなんて出来ないんです・・・先にトイレは基本なんです!! 昔の若かりし頃の自分は、とても小心者でしたので、トイレに行くから赤の他人にお願いするなんて、考えられない行為ですから・・・じっと、いやもじもじっと我慢です。
そして、聞いていた話の通り、人が多く集まりすぎたためか、スタート予定の6:30よりも30分以上も早く受付開始となりました。自分の我慢がレッドゾーンに突入するより早く開始してくれた事にとにかく感謝です。汗だくになる前に、濡れることだけは避けられそうです。しかし、さすがにこの人数が、順番に受付を行っていくわけですから、とにかく長いんです・・・。そこから出発するまでに追加で15分経過してしまったため、レッドゾーンに突入したことは言うまでもありません。ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿
時間的には、結局 6:20 過ぎとなりましたが、いよいよ長い旅がスタートです!
※ 受付では、参加賞のグッズと地図、チェックポイント(CP)にて押してもらう、スタンプ帳を貰えます。各山にある計7箇所のCPにてスタンプを押してもらって、ゴールを目指すわけです。
4・道の駅「おがわまち」を目指して
元気よく歩き出す人、小走りで駆け抜けていく人、ノンビリお喋りしながら歩く人、とマラソン大会ではありませんから、スタート直後もノンビリしたもんです。自分もトイレにダッシュで駆け込んだ後は、ノンビリと出発しました。ただ、後から後から人が歩いてくるため、なんとなく準備運動も出来ないまま歩き出してしまいました…流れには、逆らえません…。
最初は、小川町駅から石尊山・官ノ倉山(第1CP)を経由して道の駅を目標に進みます。しばらくは、アスファルトの通常の道路を歩きます。他の皆さんに歩調を合わせてノンビリと歩きます。ちょっと遅いように思えますが、この時期でも、梅や桜が咲きそろって沿道を彩ってます。山登りというよりは、田舎道をノンビリ散歩といった風情ですね。
はじめに目指すは、官ノ倉山(344m)。低山ですし、まだまだ体力が有り余っておりますので、比較的楽に登れます。・・・と思っていたら、車道と違い登山道に入ると一気に道幅が狭くなって窮屈な状態になってしまいました。そして、このあたりではスタートからそれほど経っていないこともあり、人がばらけていないことも手伝って、急坂の手前から渋滞が始まるのでした・・・。
血気盛んな若者、オジサン達は、道筋のルートを無視して、登れる所はどこでも登るという気持ちで道なき道をハイペース。自分が遅いと自覚の無い人達は、道いっぱいに歩いて道を譲らずノンビリペース。どちらも普通に歩いている人の神経を逆なでしまして、なんだかイライラしてきます。いけませんね。そんなこんなで、集団となりながら、官ノ倉CP(5.1Km)を1時間でクリアです。
そこから、休むことなく一気の下りを歩きまして、長いアスファルト道を歩いていくと、道の駅「おがわまち」に到着です。
5・目指せ剣ヶ峰!
疲れることもなく、自分の第一目標の道の駅「おがわまち」に到着しました。ここは、道の駅ですので、トイレや休憩場所が沢山あります。皆さんもここが最後のくつろぎ地点とわかっているようで、食べたり、飲んだり、寝たり(?)、お喋りしたり、思い思いに過ごしております。臨時露天販売も行われておりまして、食べ物や飲み物など販売されておりました。自分は、お饅頭を買って腹ごしらえ。
しばらくアスファルトの道でばらけていた集団も、道の駅でまた一緒になってしまいましたから、またまたひとかたまりとなって先に進みます。普通に来たら道が分からない裏側の道を抜けて、ついに本格的な登山の始まりです。ただ、この先もしばらくはアスファルトの道ですから、比較的楽な状態。自分の目標を完歩としていますから、抜かされるに任せて進みます。長距離山行は、ゆっくりが肝心と、ちゃんと山で学んだことは活かされております。
そうそう、今日は、ちょっと暑いくらいの陽気でして、本当に歩きやすい日で良かったです。以前は、大雨で大変だったという話を聞いておりましたから、この点は嬉しいですね。
その先は、笠山に入る道のところ(萩平分岐)でまたまた渋滞になった他は、概ね快調なペースで進んでいました。ただ、この先の笠山の急登が、試練の始まりでした・・・。そろそろ、このあたりから山ヤとそうでない人の差が出てくる所でして、この坂を着実に登れるかどうかが分岐点のように思えてきます。当然自分は、山ヤの端くれですから
_| ̄|○ ゼーゼー
・・・この頃の自分は、山ヤでは無いですから。何事も無いように登られる年配者の横で登っては休み、登っては休む、というヒットアンドアウェイ(?)登山を繰り返してなんとか登っておりました。とにかく一生分くらい道を譲った気がします。なんとか、笠山CP(16.7km)に到着したのでした。おぉ、2時間30分かかってるよ。
この先は、笠山峠を毒つきながら下って、堂平山へ毒つくことも出来ない位に疲れながら登ったようですが、記憶がありません。堂平山CP(18.4km)は、相変わらずまったいらな山頂や観測所が特徴的です。ここで食事休憩をとる人が結構いらっしゃいましたね。続いては、剣ヶ峰CP(19.3km) 距離から見てお分かりの通り、すぐそこです。しかも比較的平坦な林道ですので、楽だなぁなんて思っていたのですが、
恐怖の丸太階段
が待ち受けておりました。_| ̄|○
案の定というか、耐えられるはずも無く・・・ついに腿が悲鳴を上げ始めました。そして、足の指先が痛くなってきまして、いよいよ痛みとの闘いに入ってきたようです。皆様、足のケアはしっかりしましょうね。擦れて痛くなったら、こまめに絆創膏などでケアしましょうね。なんせ、自分は、帰ったら皮がズルムケで小指が血だらけでしたから…。
6・ラストスパートに向けて
さて、剣ヶ峰を過ぎると、白石峠、定峰峠、旧定峰峠と続き、今まで登ってきた山々が見える、なかなかいい景色となっていきます。とはいっても、下り多めのアップダウンが結構大変で、先ほどの剣ヶ峰で力を使ってしまったからか、踏ん張りが利かなくなっているためか、景色を見る余裕が無くなってきています。このあたりまで来ると、あれだけ居た人たちもなんだかまばらになってしまいまして、道に独りぼっちになることもありましたね。いよいよここからが本番です。そうそう、急な下り坂を下りた先にある定峰峠には、売店やトイレがありますので、ここで喉を潤したり、トイレに行ったり、休憩したりと丁度いい休憩地点となっておりました。
この先は、ただただ歩き続けて、やっとのことで大霧山CP(25.4km) 到着。自分としては、これだけの行程を歩いたんだから、この先はあと少しだろうと思って居た所、押された判子には、25.4kmの文字。
まだ半分・・・ Σ(゜д゜lll)ガーン
しばらく下り、粥新田峠を越えるとまたまたアスファルト道。広々とした道からは、牧場が一望できますので、なんだか開放された気分になります。ただ、この直線コース、歩いても歩いてもぜんぜん進んでない気分にもさせられるので、気持ちを大きく持たないとメゲます。ただ、辛いばかりではありませんで、途中の牧場でアイスや牛乳を買ったり(行列でしたけど)してますから、大会とはいっても、マラソンとは違った、自分のペースでノンビリと遊びながらという気持ちが持てるのが楽しいですね。
二本木峠を越えると、再び山道。皇鈴山CP(31.1km)は、ちょっと登りを頑張れば着く距離だというのに、登りがあるだけで身体が大騒ぎします。結局、最初から長距離を見越してスローペースで臨んだ今回のハイキング、しかし、結局後半は、それ以上のスローペースで、かつ、身体はすでにゾンビ状態。そんなゾンビな身体をおして、平坦な道ながらアスファルト道と山道を繰り返して歩いていき、最後のCPである登谷山CP(32.3km)に到着しました。これで七峰のCPを全部制覇したことになりました!やれば出来るもんですね・・・ちょっと最後のCPで感動してシミジミ。
でも、なぜかあと10kmあるんですよね・・・
Σ(゜д゜lll)ガーン
7・ついにゴールへ!!
ここからの10kmはアスファルト道がメインですから、疲れている足をちゃんと注意しておかないと、後で痛い目にあうので慎重に。・・・なんて考えている暇が無い位疲弊してしまっているので、ゴールに向けて一歩一歩進みます。
全く知りませんでしたが、釜伏峠の付近で名水(日本水・やまとみず)の給水所が設置されておりました。スポーツドリンクだけしか持ってきていなかった自分としては、甘ったるさが気持ち悪くなっていた所だったので、この給水は非常に嬉しかったです。確か、漬けたきゅうりも一緒に貰いました。本当に美味しかったです。有難う御座います。
峠から先は、寄居の駅を目指して、終わる気がしない道のりを、ずるずると進めます。ただ、42.195キロという未知の距離、しかも山の縦走を加えてですから、途方もない行程を想像していましたが、一歩一歩の積み重ねの結果がこれだけの距離を歩いてしまうなんて、なんとも不思議な気分です。さながら、麓から見ていた険しく高い山に登れてしまったような驚きと感動に似ている気がしますね。とはいえ、まだ終わっちゃいないんですがね…。ははぁ。
足の指が痛かったので、他の人には、抜かれるに抜かれまくってましたけど、競争ではないので、気にせず完歩を目指します。ここまで来たらもう大丈夫と信じて。そして、ようやく市街地に入って、駅そばの広場にてゴール!!となりました。大体10時間ほどでゴール出来ました。完歩の喜びと共に、やればできるという気持ちが芽生えた気がしました。うーん、よかったよかった。
さてさて、ゴールで記入すれば、完歩の記念品がもらえるということで、行ってみると・・・また行列・・・。座りたいや休みたいのを我慢して並びまして、いろんなグッズと共に、「完歩証明書」をもらえました。なんだかその証明書を入れる卒業証書のような筒までもらえたのですが
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ご立派なものを頂きました
こいつがかばんに入りきらなくて・・・。
ヽ(´Д`;)ノ ハズカシイ
…小さいザックは、これだから困りますね。
結局、汚れたお兄さんが変な筒を持って電車で帰ることになりました。恥ずかしさ爆発です。
そうそう、このゴールの広場には、お祭りのように完歩者をねぎらう様に屋台が並んでおりました。やっぱり、この充実感は乾杯で締めくくりたいですね。そうなれば、ビールを飲んで自分に乾杯!したいですね。早速、缶ビールを買ってと
車で来たんだ・・・ _| ̄|○
右手に缶ビール、左手に変な筒を持ったお馬鹿さんは、東武東上線に揺られて、車の待つ川越に急ぐのでありました。めでたしめでたし。
8・翌日ですが
この大会は、日曜開催。翌日は、そう、月曜日です。当然、こんな調子で会社に行っても生きる屍状態ですので、休みたかったのですが、会社は、そんなわがまま許しちゃくれません。
腿が!ふくらはぎが!肩が!足の裏が!足の指が!!
筋肉痛なのは、まぁ当たり前です。そして、一日では、疲れがとれないようで、油断してると身体が勝手に睡眠を欲します。視界がブラックアウトしてしまいます。しかし、一番困ったのは、足が上がらなくて
横向きでしか階段が登れなくなったこと
ですね。蟹になった気分でした。
皆様も力試しのバロメーターとして、セブンサミットに挑戦しませんか!?
<< ヘタレかいねこ参考記録 >>
小川町駅前(6:20) ~ 5.1km 官ノ倉山CP(7:16) ~ 16.7km 笠山CP(9:56)
~ 18.4km 堂平山CP(10:30) ~ 19.3km 剣ヶ峰CP(10:39) ~ 25.4km 大霧山CP(12:35) ~
31.1km 皇鈴山CP(13:46) ~ 32.3km 登谷山CP(14:04) ~ 42.195km 寄居ゴール(15:53)
約 9時間30分
ただのアドバイスとして書いていたはずなのですが・・・。
昨日は、強烈な睡魔に襲われて書き途中で寝てしまったので、続き物にしてしまった自分がいけないのですが、こんなに期待されるとは思っていませんでした。ちょっとドキドキ。でもそんな皆さんの後押しが嬉しくて、早速続きを書いています。とはいえ、皆さんの期待に答えられるような事件はありませんからね、あしからず。
==
3・集合場所にて
池袋駅から小川町駅行きの東武東上線始発電車に川越駅から乗り込みます。ホームでは、いつも使用されていると思われる方々が怪訝な顔をするほどの謎のピクニック集団がたむろしています。そして、来た電車には、それ以上のピクニック集団が乗り込んでおりました。そして車中は、乗客の8割強がピクニック軍団!登山口行きのバスに乗ってしまった気分です。
そして、川越駅から40分程立ったまま揺られまして、当初の大会の興奮が睡魔に変わり始めた頃、小川町駅に到着しました。6時前でなおかつ始発電車で来ておりますから、結構早いかと思っておりましたが、
すでに大行列・・・ Σ(゜ロ゜ノ)ノ
4人程度の横並びで列が組まれているのですが、先頭ははるか彼方。始発だというのに出遅れてしまった気分です。しかし、皆さんどうやってきたんでしょうかね(到着時間が早い寄居方面からですかね)?「並ばなきゃ」という焦りからとにかくその列に並びました。しかし、しばらくして
あっ、トイレ・・・(´д`;)
そう。一人身の悲しさです。順番でなんて出来ないんです・・・先にトイレは基本なんです!! 昔の若かりし頃の自分は、とても小心者でしたので、トイレに行くから赤の他人にお願いするなんて、考えられない行為ですから・・・じっと、いやもじもじっと我慢です。
そして、聞いていた話の通り、人が多く集まりすぎたためか、スタート予定の6:30よりも30分以上も早く受付開始となりました。自分の我慢がレッドゾーンに突入するより早く開始してくれた事にとにかく感謝です。汗だくになる前に、濡れることだけは避けられそうです。しかし、さすがにこの人数が、順番に受付を行っていくわけですから、とにかく長いんです・・・。そこから出発するまでに追加で15分経過してしまったため、レッドゾーンに突入したことは言うまでもありません。ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿
時間的には、結局 6:20 過ぎとなりましたが、いよいよ長い旅がスタートです!
※ 受付では、参加賞のグッズと地図、チェックポイント(CP)にて押してもらう、スタンプ帳を貰えます。各山にある計7箇所のCPにてスタンプを押してもらって、ゴールを目指すわけです。
4・道の駅「おがわまち」を目指して
元気よく歩き出す人、小走りで駆け抜けていく人、ノンビリお喋りしながら歩く人、とマラソン大会ではありませんから、スタート直後もノンビリしたもんです。自分もトイレにダッシュで駆け込んだ後は、ノンビリと出発しました。ただ、後から後から人が歩いてくるため、なんとなく準備運動も出来ないまま歩き出してしまいました…流れには、逆らえません…。
最初は、小川町駅から石尊山・官ノ倉山(第1CP)を経由して道の駅を目標に進みます。しばらくは、アスファルトの通常の道路を歩きます。他の皆さんに歩調を合わせてノンビリと歩きます。ちょっと遅いように思えますが、この時期でも、梅や桜が咲きそろって沿道を彩ってます。山登りというよりは、田舎道をノンビリ散歩といった風情ですね。
はじめに目指すは、官ノ倉山(344m)。低山ですし、まだまだ体力が有り余っておりますので、比較的楽に登れます。・・・と思っていたら、車道と違い登山道に入ると一気に道幅が狭くなって窮屈な状態になってしまいました。そして、このあたりではスタートからそれほど経っていないこともあり、人がばらけていないことも手伝って、急坂の手前から渋滞が始まるのでした・・・。
血気盛んな若者、オジサン達は、道筋のルートを無視して、登れる所はどこでも登るという気持ちで道なき道をハイペース。自分が遅いと自覚の無い人達は、道いっぱいに歩いて道を譲らずノンビリペース。どちらも普通に歩いている人の神経を逆なでしまして、なんだかイライラしてきます。いけませんね。そんなこんなで、集団となりながら、官ノ倉CP(5.1Km)を1時間でクリアです。
そこから、休むことなく一気の下りを歩きまして、長いアスファルト道を歩いていくと、道の駅「おがわまち」に到着です。
5・目指せ剣ヶ峰!
疲れることもなく、自分の第一目標の道の駅「おがわまち」に到着しました。ここは、道の駅ですので、トイレや休憩場所が沢山あります。皆さんもここが最後のくつろぎ地点とわかっているようで、食べたり、飲んだり、寝たり(?)、お喋りしたり、思い思いに過ごしております。臨時露天販売も行われておりまして、食べ物や飲み物など販売されておりました。自分は、お饅頭を買って腹ごしらえ。
しばらくアスファルトの道でばらけていた集団も、道の駅でまた一緒になってしまいましたから、またまたひとかたまりとなって先に進みます。普通に来たら道が分からない裏側の道を抜けて、ついに本格的な登山の始まりです。ただ、この先もしばらくはアスファルトの道ですから、比較的楽な状態。自分の目標を完歩としていますから、抜かされるに任せて進みます。長距離山行は、ゆっくりが肝心と、ちゃんと山で学んだことは活かされております。
そうそう、今日は、ちょっと暑いくらいの陽気でして、本当に歩きやすい日で良かったです。以前は、大雨で大変だったという話を聞いておりましたから、この点は嬉しいですね。
その先は、笠山に入る道のところ(萩平分岐)でまたまた渋滞になった他は、概ね快調なペースで進んでいました。ただ、この先の笠山の急登が、試練の始まりでした・・・。そろそろ、このあたりから山ヤとそうでない人の差が出てくる所でして、この坂を着実に登れるかどうかが分岐点のように思えてきます。当然自分は、山ヤの端くれですから
_| ̄|○ ゼーゼー
・・・この頃の自分は、山ヤでは無いですから。何事も無いように登られる年配者の横で登っては休み、登っては休む、というヒットアンドアウェイ(?)登山を繰り返してなんとか登っておりました。とにかく一生分くらい道を譲った気がします。なんとか、笠山CP(16.7km)に到着したのでした。おぉ、2時間30分かかってるよ。
この先は、笠山峠を毒つきながら下って、堂平山へ毒つくことも出来ない位に疲れながら登ったようですが、記憶がありません。堂平山CP(18.4km)は、相変わらずまったいらな山頂や観測所が特徴的です。ここで食事休憩をとる人が結構いらっしゃいましたね。続いては、剣ヶ峰CP(19.3km) 距離から見てお分かりの通り、すぐそこです。しかも比較的平坦な林道ですので、楽だなぁなんて思っていたのですが、
恐怖の丸太階段
が待ち受けておりました。_| ̄|○
案の定というか、耐えられるはずも無く・・・ついに腿が悲鳴を上げ始めました。そして、足の指先が痛くなってきまして、いよいよ痛みとの闘いに入ってきたようです。皆様、足のケアはしっかりしましょうね。擦れて痛くなったら、こまめに絆創膏などでケアしましょうね。なんせ、自分は、帰ったら皮がズルムケで小指が血だらけでしたから…。
6・ラストスパートに向けて
さて、剣ヶ峰を過ぎると、白石峠、定峰峠、旧定峰峠と続き、今まで登ってきた山々が見える、なかなかいい景色となっていきます。とはいっても、下り多めのアップダウンが結構大変で、先ほどの剣ヶ峰で力を使ってしまったからか、踏ん張りが利かなくなっているためか、景色を見る余裕が無くなってきています。このあたりまで来ると、あれだけ居た人たちもなんだかまばらになってしまいまして、道に独りぼっちになることもありましたね。いよいよここからが本番です。そうそう、急な下り坂を下りた先にある定峰峠には、売店やトイレがありますので、ここで喉を潤したり、トイレに行ったり、休憩したりと丁度いい休憩地点となっておりました。
この先は、ただただ歩き続けて、やっとのことで大霧山CP(25.4km) 到着。自分としては、これだけの行程を歩いたんだから、この先はあと少しだろうと思って居た所、押された判子には、25.4kmの文字。
まだ半分・・・ Σ(゜д゜lll)ガーン
しばらく下り、粥新田峠を越えるとまたまたアスファルト道。広々とした道からは、牧場が一望できますので、なんだか開放された気分になります。ただ、この直線コース、歩いても歩いてもぜんぜん進んでない気分にもさせられるので、気持ちを大きく持たないとメゲます。ただ、辛いばかりではありませんで、途中の牧場でアイスや牛乳を買ったり(行列でしたけど)してますから、大会とはいっても、マラソンとは違った、自分のペースでノンビリと遊びながらという気持ちが持てるのが楽しいですね。
二本木峠を越えると、再び山道。皇鈴山CP(31.1km)は、ちょっと登りを頑張れば着く距離だというのに、登りがあるだけで身体が大騒ぎします。結局、最初から長距離を見越してスローペースで臨んだ今回のハイキング、しかし、結局後半は、それ以上のスローペースで、かつ、身体はすでにゾンビ状態。そんなゾンビな身体をおして、平坦な道ながらアスファルト道と山道を繰り返して歩いていき、最後のCPである登谷山CP(32.3km)に到着しました。これで七峰のCPを全部制覇したことになりました!やれば出来るもんですね・・・ちょっと最後のCPで感動してシミジミ。
でも、なぜかあと10kmあるんですよね・・・
Σ(゜д゜lll)ガーン
7・ついにゴールへ!!
ここからの10kmはアスファルト道がメインですから、疲れている足をちゃんと注意しておかないと、後で痛い目にあうので慎重に。・・・なんて考えている暇が無い位疲弊してしまっているので、ゴールに向けて一歩一歩進みます。
全く知りませんでしたが、釜伏峠の付近で名水(日本水・やまとみず)の給水所が設置されておりました。スポーツドリンクだけしか持ってきていなかった自分としては、甘ったるさが気持ち悪くなっていた所だったので、この給水は非常に嬉しかったです。確か、漬けたきゅうりも一緒に貰いました。本当に美味しかったです。有難う御座います。
峠から先は、寄居の駅を目指して、終わる気がしない道のりを、ずるずると進めます。ただ、42.195キロという未知の距離、しかも山の縦走を加えてですから、途方もない行程を想像していましたが、一歩一歩の積み重ねの結果がこれだけの距離を歩いてしまうなんて、なんとも不思議な気分です。さながら、麓から見ていた険しく高い山に登れてしまったような驚きと感動に似ている気がしますね。とはいえ、まだ終わっちゃいないんですがね…。ははぁ。
足の指が痛かったので、他の人には、抜かれるに抜かれまくってましたけど、競争ではないので、気にせず完歩を目指します。ここまで来たらもう大丈夫と信じて。そして、ようやく市街地に入って、駅そばの広場にてゴール!!となりました。大体10時間ほどでゴール出来ました。完歩の喜びと共に、やればできるという気持ちが芽生えた気がしました。うーん、よかったよかった。
さてさて、ゴールで記入すれば、完歩の記念品がもらえるということで、行ってみると・・・また行列・・・。座りたいや休みたいのを我慢して並びまして、いろんなグッズと共に、「完歩証明書」をもらえました。なんだかその証明書を入れる卒業証書のような筒までもらえたのですが

ご立派なものを頂きました
こいつがかばんに入りきらなくて・・・。
ヽ(´Д`;)ノ ハズカシイ
…小さいザックは、これだから困りますね。
結局、汚れたお兄さんが変な筒を持って電車で帰ることになりました。恥ずかしさ爆発です。
そうそう、このゴールの広場には、お祭りのように完歩者をねぎらう様に屋台が並んでおりました。やっぱり、この充実感は乾杯で締めくくりたいですね。そうなれば、ビールを飲んで自分に乾杯!したいですね。早速、缶ビールを買ってと
車で来たんだ・・・ _| ̄|○
右手に缶ビール、左手に変な筒を持ったお馬鹿さんは、東武東上線に揺られて、車の待つ川越に急ぐのでありました。めでたしめでたし。
8・翌日ですが
この大会は、日曜開催。翌日は、そう、月曜日です。当然、こんな調子で会社に行っても生きる屍状態ですので、休みたかったのですが、会社は、そんなわがまま許しちゃくれません。
腿が!ふくらはぎが!肩が!足の裏が!足の指が!!
筋肉痛なのは、まぁ当たり前です。そして、一日では、疲れがとれないようで、油断してると身体が勝手に睡眠を欲します。視界がブラックアウトしてしまいます。しかし、一番困ったのは、足が上がらなくて
横向きでしか階段が登れなくなったこと
ですね。蟹になった気分でした。
皆様も力試しのバロメーターとして、セブンサミットに挑戦しませんか!?
<< ヘタレかいねこ参考記録 >>
小川町駅前(6:20) ~ 5.1km 官ノ倉山CP(7:16) ~ 16.7km 笠山CP(9:56)
~ 18.4km 堂平山CP(10:30) ~ 19.3km 剣ヶ峰CP(10:39) ~ 25.4km 大霧山CP(12:35) ~
31.1km 皇鈴山CP(13:46) ~ 32.3km 登谷山CP(14:04) ~ 42.195km 寄居ゴール(15:53)
約 9時間30分
今回は見送って、正解でした。
いえいえ、今回もこれからもですね…(汗)。
あれだけの長距離を山を含めて歩く訳ですから、結構大変だと思います。
そりゃ、マメだって出来ますよねぇ。
何よりイヤだなぁと思ったのは人ですかね…。
かなりメジャーな大会なんですね、ビックリ!
何か私の中のイメージではもっとトレイルランみたいな競り合いがあるのかなーなんて思っていましたが、案外ノンビリムードなんですね。
それにしても42.195kmを歩くってすごいことですよ!!しかも10時間弱!!
やはり山ヤはマ○なんでしょうか(笑
最後の筒とビールでしっかり笑わせてもらいました
ところで~なんでTBうまくいかないんでしょうね~?またお時間あるときにでもよければ再チャレンジお願いします。
休憩ポイント等の詳しい説明が、とても参考になります。始発で小川町駅へ向かっても既に大勢の人がいるのですね。
自分も東松山市から始発で小川町駅へ向かう予定でおります。
参加するにあたっての装備に付いて伺いたいのですが、靴は登山靴か運動靴が迷っていまして、アスファルトが多いなら運動靴とも考えましたが、靴擦れ等の心配があるので、登山靴か?と。
かいねこさんの記事を読みまして、東松山市からハイカーの格好で始発へ乗り込んでも恥ずかしくなさそうだとは思いますが、いかがなものでしょう?
長々とすみません…。
そんな大変なものじゃないですよ。自分の予想していたとんでもないだろうなぁという過酷さからは、下回っておりましたので。最悪なイメージをしておくのも大事ですね(笑)。そらさんも一回チャレンジしてみてくださいよ。山ヤ業界では、意外にメジャー?
今日は、一日が本当に長かったです・・・眠い。
上位グループでは、想像されているようなトレイルランが行われていたようですが、自分の見える範囲では、団体ツアーといったイメージでしたよ(笑)。日がな一日歩きっぱなしですから、我ながら良く歩いたと思います。
TBはやっぱりダメですね。ココログ最近大変みたいですから、そのせいですかね?
いえいえ、こちらも思い出しながらの記載で、昔を懐かしむことが出来ました。きっかけを頂き感謝です。
ご質問いただきましたので、記載出来なかったこぼれアドバイスも含めて書いちゃいます。
休憩ポイントとしては、各CPは区切りがいいですが、和紙の里(トイレ・食べ物)、堂平山(休憩)、定峰峠(自販機・食べ物・トイレ)、粥新田峠先(食べ物・トイレ)、釜伏峠(水・休憩)といった所があります。他にもトイレはあちこちにありますので、ご安心ください。
始発で行っても、寄居方面から来る方や送迎組が多いようで、何故か人が沢山いらっしゃいます。それでも、後から来る人よりは早くなるので、早く行くに越したことはありませんね。ただ、お若いのであれば、それを全部避けて、わざと遅く7:00頃に行くのも手です(笑)。
装備ですが、靴は、運動靴やトレッキング用でも、コース的には危険な部分も無いため十分です。但し、持っていない人が無理矢理このために買うのはお勧めしませんが、すでにお持ちであれば、ちゃんとした登山靴をお勧めします。自分は、トレッキング用で足指を痛めましたから・・・。
格好ですが、年齢層が高く(8割が高め)、山経験者が多いため、普通に皆さん登山用の格好です。軽装なのは若い人ですね。ですので、山格好で乗り込んでください(着替える場所無いですし)。
こちらも長々とすみません…。頑張ってください!!
完歩、おつかれさまです。
去年、この大会に挑んだ友人たちの半分は、ハーフウォークで、ピクニックして帰ってきてました。で、完歩(走)した人々は・・・その指揮をとった人がマラソンフルで2時間台、富士登山マラソンとかやっちゃう人で、ほとんど走っていたらしく、死んでました・・・。指揮をとった人いわく、歩いてただけ、らしいですけど。そんな話をきかされたので、今年誘われたときに丁重にお断りしてしまいました。今年も彼は参加するそうですが・・・。
怖いですね・・・フルマラソン2時間台。軽く歩く早さが自分たちの本気の走りのような状態なんでしょうね。そりゃ、行きたくても行き辛いですね。ただ、一瞬も見ることすら出来なかった上位者達の世界を垣間見えるのは、ちょっと興味がありますね。
はぁ~、過酷そうだーー。でもめっちゃ面白かったです。
っていうか、ぜんぜん忘れてないじゃないですか!めっちゃよう覚えてはりますよ~!
なんか、人が多くてイライラするのは余計に疲れそうですね。。。めっちゃ早くにスタートして走るか(走るのか!?)、めっちゃ遅くスタートして・・・やっぱ早くスタートするほうがいいですね。
42.195kmってどうなってしまうんでしょう?未知の世界です。来年は出てみようかな~。
なによりまず早朝の集合がハードル高そうですね(^^;
かいねこさん
これって去年の話ですよね?それじゃあ、山を走る人も一緒でしたよ。間違えてついていってしまった人がぱたぱたと倒れていったらしいです。六甲全山縦走大会、うちのダンナがやったことあるらしいです。あれも相当きついらしいです。かいねこさん、来年は?