教王護国寺よりも東寺という名称が一般的ですが、こちらは、1644年(寛永12年)再建の江戸時代の五重塔です。国宝。木造五重塔では日本一の高さ (54.8メートル) を誇ります。木造建築物としても日本一の高さとなっておりますが、日本橋に木造構造ビルなるものを建設中なため、数年以内には、この表現は使えなくなりそうです。技術の進歩を喜びつつも、無粋なことをしてからに・・・とも思ってしまうのは致し方ないです。
定期的に行っている観光イベントでは、大体こちらの五重塔の初層開扉が行われています
以前は、正月三が日のみではあったかと思いますが、今は、毎年春期と秋季の特別拝観と京の冬の旅の期間には、必ず初層の特別開扉を行っているため、無理に機会を合わせなくても拝観の可能性が高いのは有り難いことです。最近は、駅でのバス待ちで大混雑になることは少ないかもしれませんが、京都駅から歩いて行けるのもいいところ。五重塔だけではなく、金堂も講堂でも素晴らしい体験ができる場所ですので、思い出が薄れて来た折に再訪しようと思います。
あいにくのミゾレ模様の天気でしたが、特別開扉が行われていたのは有難いことでした
このような形で四方の扉の外から内部を拝観できます
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